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    シングル

    藤革 駆

    DOODLEエイプリルフールに書いてたやつ!
    めがニコほいちほにの快晴と桐継くんが組んでた&やってたのがテニスでダブルスだったらIF
    快晴が前衛、桐継くんが後衛です。
    桐継くん、めちゃめちゃいい後衛ぽいなと思って……。でも攻撃的なプレイスタイルなコンビもいいなーと思ったのでダブル前衛でも楽しいです!
    ほさんほよんはシングルスかな……。でもここ組んだらダブル後衛になりそうだな……。
    エイプリルフールでした!ネタバレはないです!「40-30!」
    審判の声が響いた。マッチポイントだ。ここを取られるとデュースにもつれ込むことになる。7ゲームマッチ。4ゲーム先取すれば勝ち。ゲームカウントは3-2。ここを取れば、次はいよいよ決勝だった。
    快晴はネット近くに詰め、相手の動向に目を凝らす。背後から、何度もボールをつく音が聞こえた。
    「入るぞ!」
    後ろを振り返ることなく、しかし、すべてを預けるように声を飛ばす。
    応えるように、桐継が細く息を吐く。シュル、とボールが高く上げられた音がする。
    スパァン!
    小気味良い音がして、サーブが入る。安定性と回転を両立した、美しささえあるサーブ。
    相手がなんとか返したレシーブに飛びつく。弾くようにボレーを打ったが、フレームに引っかかる感覚に嫌な汗が伝う。
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    kago_me__gu

    MOURNINGenstついんくちゃんのシングルのタグから思いついたフェイジュニのお話再掲です。
    タグ↓
    # 君へ送るLoveletterはショコラ色
     鼻歌交じりにフェイスがライトに当てる一通の手紙。この後持ち主の元を離れることとなるこの手紙は、果たしてどんな結末へと自分たちを導いてくれるのか。フェイスは高鳴る胸をそっと抑えた。


     事の発端は、とあるアイドルのCD広告だった。
     二日前、ジュニアとフェイスのオフがたまたま重なり、二人はイエローウエストアイランドにある、ニューミリオン一のCDショップ、DISCNEWMILLIONに足を運んでいた。元々好む音楽の方向性が異なる二人は、足を運ぶ先は同じでも、足を運ぶコーナーは全く異なる。着いた矢先に単独行動をとる二人が再開したのは、別れてから2時間以上も経った時だった。
     今日は帰りにダイナーでもよろうか、という話でまとまりそうな時、ジュニアはふと、足を止める。熱心に見つめるその先が気になったフェイスは、ジュニアの視線の先へと目を向ける。そこには、恐らく新しいシングルを出すのであろうアイドルの、可愛らしいMVが流れていた。しかし、その音楽の方向性は、ジュニアが好むものとは違う。はて、何がジュニアの足を止めたのか。
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