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    スタッフ

    ytd524

    DONE※現代パロ
    ※俳優(28)×舞台の臨時アルバイトスタッフ(15)
    ※前座が長いです

    またもや九年間の存在しない現代パロなので、苦手な方はご注意ください。
    恵視点でほぼほぼ前座ですのでそっと読み流していただけるとありがたいです。
    書くのはめちゃくちゃ楽しかったです!
     一目惚れというものを信じるだろうか。
     テレビで見た俳優とか道端ですれ違った人など、対象は誰だっていい。条件は一つ。『その人の人となりを知らない状態で、一瞬で恋愛感情を持つこと』。その条件を第一前提とした場合に、果たしてこの質問に『信じる』と答えられる人がこの世に何人いるだろうか。答えられるなんて、よほど惚れっぽいか、運命的な繋がりを心から信じているかのどちらかだだろう。
     もちろん俺は一目惚れなど信じていない。そもそも元から恋愛ごとに興味がないということも大きいが、どちらにせよ、たった一目、その人から得るたった一つの情報だけで恋愛感情を抱くなんて、あまりにも馬鹿げた話だ。

     まぁ、特別容姿が優れているわけでもない、普通の学生生活を送っている俺にとっては全くもって関係のない話だ。だからこんな言葉について、今まで考えたことすらなかったというのに。
    9117

    uzu1115

    DOODLEお題ネタ(あなたは5分以内に801RTされなかったら、パティシエと喫茶店スタッフの設定でプレゼントを送りあう烏頭の斑千の、漫画または小説を書きます。)のまだちあを書きました。某方の熱意に負けた。楽しかったです。
    三毛縞誕が完成しなかったのが悔しかったので無理やり誕生日ネタを混ぜてしまいました。三毛縞、誕生日おめでとう……。幸せになれ
    .
    「勤続一年おめでとう千秋さん! さあさあどうぞ召し上がれ、季節のフルーツタルト三毛縞スペシャル、チョコワッフルと二色の特製アイス添え…☆」
    「ありがとう三毛縞さん! 凄い、とっても豪華だな…!!」
     閉店後の明かりを絞った店内で、パティシエが手ずからサーブしてくれたプレートを前に千秋はキラキラと目を輝かせた。マンゴーや柑橘を主体としたビタミンカラーのタルトの脇には、繊細なレースのようなチョコレート細工と、見た目からサクサクと香ばしい触感が伝わってきそうなリェージュワッフルが添えられている。バニラビーンズの散ったアイスがこっくり濃厚で美味しいのは、すでに味見をさせてもらったこともあって千秋もお墨付きのものである。
    「すごい、バイトの俺なんかのためにこんな、本当にいいのか?」
    「全然気にしないでいいぞお! 一年前に緊急でヘルプに入ってくれたときからずっとこの店を支えてくれて、千秋さんには本当に感謝しているんだ。ずっと饗そうと思ってたんだがタイミングがなくてなあ。それに、これのお礼も兼ねていることだし」
     これ、と言って指差された斑の髪を見て、照れくささから「いや、そんな、」と千秋はもご 1442

    mochichiti

    DOODLE千ゲ 
    ライブハウススタッフのゲと高校生千のパロ

    出会ってお互いに名前を知るところまでらくがきしました 楽しかったのでゆるゆる続くかも
    別に嫌いではないが、熱狂を持っているわけではない。自ら好んで聴くような対象はいないけれど、百夜がよくかけているから知っている曲もある。その程度。


    高校からの帰り道、少し遠回りをして更に細い道を曲がった。1ヶ月準備をしてきた実験の結果が芳しくなかったので、気分転換にでもなればと思っての寄り道だ。
    休みの日だから制服でないことだけが救いだろうか、パーカーにジーンズは街に溶け込みやすい。
    通学路から数本ずれた道は、人の少ない道だった。ちょうどこの時間から開く店が多いのか、シャッターをあげたり看板を出したりと数名が店頭に出ている程度だ。
    居酒屋や個人経営の飲食店だろうか、中年の男性がぱらぱらといる中でひとり若い男が目についた。黒と白の髪の毛に、体格に合わないサイズの黒いTシャツ。赤字で書かれた英語は遠目からでは何がかいてあるの読めないが、日付の記載もあるところを見ると何かの記念のものだろうか。
    看板なのか、黒い板を出してその場で何かを書いている。
    あまり見ることのない光景に、ついふらりと近づいてしまった。
    文字が視認できる距離まで来て、書かれているアルファベットを脳内で読む。聞いたことのな 2897