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    ソチ

    kjefrat

    SPUR ME二つ前?の続きです。注意書きはそちらからどうぞ。終わったら全部まとめて支部に上げますので本当に読まなくて、いいもの、です……
    三章が進まないので、できている二章を尻叩きとして上げてみています……支部に上がるころには再編集して変わってるところ多いと思いますのであくまで進捗として……
    Heaven's falling down(二章)Heaven's falling down(二章)

    二.二人だけの騒ぎ

     あれからまた数日が経ち、オビトはついに瞼を開くようになった。
     オビトが眠っている間に、わかったことがある。それは、いくつかの傷はこの一年間に付けられたものだということだ。無論、カカシがその身体を見たのは、オビトが溺死しかけていたときのみで、全体的に広がる残酷な傷と見分けることはできていなかった。だが、ずっとオビトを担当していた医者の弁を信じないほどカカシは疑り深くなかった。
     ミナトや上司たちは、オビトがあの洞穴で生き延びて、他里で取引をされていたのではないか、と議論していた。
     オビトはうちは一族の忍で、辛うじて残っている様子の右目には写輪眼という血継限界がある。加えて、右半身に取り憑いている細胞も謎に包まれている。それも含めてあらゆる里で研究されており、その内容の中には非人道的な実験もあったのだろうと結論づけられた。
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    setsuen98

    DONE🌊🔮♀。大学生×社会人。
    過去あげた大学生×社会人のシリーズですが、これだけでも読めます。ですが良ければそちらも読んでみてください。
     先週のデートの際スハがそわそわとしながら手渡してくれた箱の中に収まっていたのは、うっかり指を引っ掛けでもしたら千切れてしまいそうなほど華奢なシルバーチョーカー。
    チャームも何も無いシンプルなデザインながら、フリルのような繊細な動きのあるチェーンはそれだけで上品に存在感を放ち、どんな服装にもマッチするセンスの良い品だが、箱を開けて真っ先に浮かんだ言葉は「誰と選んだの?」だった。ファッションやアクセサリーにそれほど興味がないスハが選ぶとしたら、シンプルなものだとしても何かしらの石やモチーフがついた無難とも言えるネックレスを選ぶはず。彼が一人で選ぶには、デザインが洗練されすぎていた。
     流石にスハのセンスじゃないでしょ、なんてそのまま問うなんてことはせず、オブラートに包んで包んで、それはもう遠回しに訊けば大学の友人達と出かけた際ショップについて来てもらいアドバイスをもらったのだと言うが、「その時に教えてもらったんだけど、チョーカーって“傍にいてほしい”って意味があるんだって」と伏し目がちに照れながら口にしたスハに、そのメンバーの中に女がいたことを確信して問おうとした矢先に続けられた「あと、彼氏がいますって印になるって聞いて……着けてくれる…?」と、私よりも背が高いにも関わらず器用に上目遣いで見つめてくる年下彼氏の可愛さにやられて、もういいか、という気になってしまいイチャイチャタイムに突入した、というのがその時のハイライト。
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