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    ダグ

    ONENIGHTFEELING

    DONE頂いたマシュマロネタを参考にしたものです。
    元ネタは脱走したけど青雨で真っ赤になって泣くコンビクトのうちレビは舌打ちしながら屋内へ入る、です
    れびーがぐだぐだ虚無るだけの無意味内容なので注意、あと若干メタい部分を含ませました、全部捏造です
    アイツの訃報を受けてから暫く経った日の夕方。長期派遣でニューシティにいた俺たちに、MBCCから「今夜、青い雨が降るから派遣を中止して今から帰還するように」と知らせが届いた。その青い雨というのはコンビクトの能力を弱めたり、負の感情を強めたり……と嫌な影響があるらしく、そんなもの浴びたらたまったもんじゃねえなぁと一緒に派遣に来ていた菫ちゃんに話しかけた。菫ちゃんは任務中ずっと死にそうな顔をしていたが、急に何か決意を固めたような表情になって外へ飛び出し、そのまま戻ってこなかった。優等生のおっかない殺し屋がいなくなって丁度いいから俺も便乗して、サポートで任務に来ていた隊員の目を盗み逃亡してやった。まあMBCCは再逮捕しにやって来るだろうが、今はアイツの枷もないからすぐに見つかることもないんじゃないか?アイツがいないことでこんなにも逃げ出すのが簡単になるとは。死んだなんて本当に馬鹿な奴だなぁと何度も思う。
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    chinohen

    DOODLEグランツーリスモの映画のやつです。ドバイのレースの夜にジャックとダニーがお話してる、こんな夜があったのならなifなやつで。二人がヤンについて話してるだけで、特に何も起きません。あと、無駄に長くなり終わらせられなかったので最後の方はグダグダしてるのと、ちゃんと読み直してないので適当なところは見逃してください。
    用意された豪華なホテルの一室でジャックはミニバーの中にビールがあるのを見つけると、それとグラスを手に取り窓のそばに据え置かれたテーブルへ並べた。窓からは異世界のように見えるドバイの夜景が見下ろせる。椅子に腰掛けて外を眺めながら冷えたビールのプルタブを引き、ジャックは中身をグラスへと注いだ。いつもなら缶に直接口をつけて飲んでしまうが、今夜はめでたい夜だ。先ほどまでヤンが見事に日産からの要求に応えライセンス獲得を達成できた祝いにと、ホテルのバーでパーティが催されていた。
    レース主催者が手筈を整えていたようで、ヤンやジャックのチームだけでなくどこから現れたのかドバイのカーレース好きの金持ちやその取り巻き達、明らかにこの国の人間ではないインフルエンサー、モデルかなにかだろう露出の多い着飾った女達、その他もろもろの得体の知れない人間達がその場で音楽と酒とヤンが引き寄せる「勝者の空気」を求めて薄暗い部屋の中で蠢いていた。
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