トーマ
ggtdwgm82843
MOURNING※本垢サークル限定からの転載※旧G社箱推しを「自覚」した時に初めてちゃんとトーマと部長を描いたもの、虫になりきって分からなくなる前に写真を残す風習とかがあったらいいなぁって幻覚。
2枚目は部長の捏造顔面出したのが恥ずかしいからサ限にした物の転載です。 3
かみすき
DONEトマ蛍が出会ってからずいぶん経った頃の話※トーマのデートイベネタバレっぽい
《トマ蛍》拝啓、数年前の君と 物の片付けとはどうしてこうも進まないのだろうか。久しく読んでいなかった本があればページを捲り、アルバムを取り出しては思い出に浸り。そのうち目的を思い出して端に寄せるけれど、次の山に移ればまた同じように手が止まる。
誘惑を振り切って手をかけた引き出しには、いっぱいに詰まっているこれまでに貰った手紙たち。トーマはその中に鍵付きの箱を見つけたところで、もう今日の片付けは諦めるべきかもしれないと思った。
大人の手で捻れば簡単に壊せそうな錠は、誰かに見られたくないとかそういうのではなくて、ただ大切にしておきたくて、なんとなくの。これを開けるための鍵はあまりにも小さかったせいでとうの昔に失くしてしまった。それきりしまい込んでいた箱は、爪で鍵穴を回せば簡単に開いた。
2111誘惑を振り切って手をかけた引き出しには、いっぱいに詰まっているこれまでに貰った手紙たち。トーマはその中に鍵付きの箱を見つけたところで、もう今日の片付けは諦めるべきかもしれないと思った。
大人の手で捻れば簡単に壊せそうな錠は、誰かに見られたくないとかそういうのではなくて、ただ大切にしておきたくて、なんとなくの。これを開けるための鍵はあまりにも小さかったせいでとうの昔に失くしてしまった。それきりしまい込んでいた箱は、爪で鍵穴を回せば簡単に開いた。
★★屋
PROGRESSトマ人ウェブオンリーるるちぎにて公開予定の読み物多分こんな感じになります花屋のとま×華道家あやtの現パロ
得意先の華道家、綾人の家でひょんなことから花器を傷つけてしまうトーマ
弁償はしなくていいという綾人だが、代わりにとんでもない要求をしてきて…
みたいな感じになると思います 多分!
みゃみゃ
MOURNING外堀埋めた若と外堀埋められたトーマの若トマ若に思いを伝えられないトーマが気付いたら外堀埋められてて若のものにされちゃった話
めちゃめちゃ甘々で少女漫画です
逃げ道はもうない! 初恋は椿の香りがした。
前方不注意、と言うべきだろうか。
あの日トーマは理由もなく上の空になっていて、目の前の景色など見えていなかった。
そのためトーマは自身の名前を呼ばれるまで、自分がふらふらと歩いていたことに気付かなかった。
「大丈夫かいトーマ」
上品な花の香りが心を擽る。
慌てた様子で背後から自分を抱き留めた綾人に、トーマは「若?」と言って不思議そうに目を丸くさせた。
話を聞けばどうやら危うく柱に向かって頭をぶつけるところだったらしく、綾人はトーマに傷が無いのを確認すると安心した様子で微笑み、トーマを優しく抱き締めた。
その温もりや、優しい声や、眼差し。そして微笑みが、トーマの心に甘い雫を垂らした。
8880前方不注意、と言うべきだろうか。
あの日トーマは理由もなく上の空になっていて、目の前の景色など見えていなかった。
そのためトーマは自身の名前を呼ばれるまで、自分がふらふらと歩いていたことに気付かなかった。
「大丈夫かいトーマ」
上品な花の香りが心を擽る。
慌てた様子で背後から自分を抱き留めた綾人に、トーマは「若?」と言って不思議そうに目を丸くさせた。
話を聞けばどうやら危うく柱に向かって頭をぶつけるところだったらしく、綾人はトーマに傷が無いのを確認すると安心した様子で微笑み、トーマを優しく抱き締めた。
その温もりや、優しい声や、眼差し。そして微笑みが、トーマの心に甘い雫を垂らした。
Lexical
DOODLEI love you, Thomas, and I'm not going to throw this away.Not again.
トーマス、あなたを愛しています。これを捨てるつもりはありません。
二度とない。
나는 당신을 사랑합니다, 토마스. 그리고 나는 이것을 버리지 않을 것입니다.
다시는.
かみすき
DONEトマ蛍あの時の悪夢を見るトーマ
《トマ蛍》獏にあげます 神の目の押収は、これでちょうど百人目。ざわつく民衆の中、トーマはその神像の前に投げ出されていた。
大丈夫、ここで大人しく神の目を渡しておけば、綾人や綾華にまで手が伸びることはしばらく防げる。これが最善なのだ。これしか、ないのだ。
社奉行に喧嘩を売るようなものだが、圧倒的な権力にしてみれば、トーマなど外から来たただの余所者に過ぎないのだ。異国の特徴を持つその金髪は、この辺りではよく目立った。
トーマが築いてきた繋がりが生む、そこそこの顔の広さも含め。見せしめとして、牽制として、ちょうどいい人材は他にいないだろう。
いやに冷静な頭が弾き出したその考えは、まるで他人事のようだった。
違う、他人事のように考えたかっただけか。
2177大丈夫、ここで大人しく神の目を渡しておけば、綾人や綾華にまで手が伸びることはしばらく防げる。これが最善なのだ。これしか、ないのだ。
社奉行に喧嘩を売るようなものだが、圧倒的な権力にしてみれば、トーマなど外から来たただの余所者に過ぎないのだ。異国の特徴を持つその金髪は、この辺りではよく目立った。
トーマが築いてきた繋がりが生む、そこそこの顔の広さも含め。見せしめとして、牽制として、ちょうどいい人材は他にいないだろう。
いやに冷静な頭が弾き出したその考えは、まるで他人事のようだった。
違う、他人事のように考えたかっただけか。
HankenyouRoutou
MOURNING一応ワンクッション。どこ探してもなくてとうとう書いてしまったレギュラーshowのトーマス夢。ヒロインの年齢は特に決まっていないのでざっくりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
🌸は日本人。現在公園で事務員として働いている。
リグビートモーデカイは先輩。トーマスは後輩にあたる。 4626
かみすき
PASTトマ蛍 / トーマ不在デートの服を選びたい
≪トマ蛍≫デートの準備これが男の子の理想のデート服!
八重堂の前を通ったときにちらりと見えたその文字に、思わず足を止めてしまった。
デートの服装に、理想なんてあるのか。
どこに行くにも何をするにも、この一張羅とずっと一緒だ。もちろん、デートだってこれ。
でも、目の前の雑誌は何と。素敵な服でデートを成功させよう♪ なんて言っている。ちら、と開いてみれば、華やかなファッションをまとった女の子たち。見下ろした自分の服装は、それと比べればなんだか地味に見える。
今までのデートが失敗だったとは思わないけれど、もしかしてトーマもかわいい服を着ている方がいい、とかあるんだろうか。
ショックを受けた蛍は鍛冶屋への用もすっかり忘れて、買ったばかりの雑誌を握りしめて友人の元に転がり込んだのだ。
2246八重堂の前を通ったときにちらりと見えたその文字に、思わず足を止めてしまった。
デートの服装に、理想なんてあるのか。
どこに行くにも何をするにも、この一張羅とずっと一緒だ。もちろん、デートだってこれ。
でも、目の前の雑誌は何と。素敵な服でデートを成功させよう♪ なんて言っている。ちら、と開いてみれば、華やかなファッションをまとった女の子たち。見下ろした自分の服装は、それと比べればなんだか地味に見える。
今までのデートが失敗だったとは思わないけれど、もしかしてトーマもかわいい服を着ている方がいい、とかあるんだろうか。
ショックを受けた蛍は鍛冶屋への用もすっかり忘れて、買ったばかりの雑誌を握りしめて友人の元に転がり込んだのだ。
genshin_ponu
MOURNING大遅刻も良いとこのホワイトデーネタです。ボンボンショコラ(酒入り)を口移しでトーマに食べさせる若と、それで酔っちゃうトーマか見たかっただけのそれです。思ったより長くなってしまったうえに如何わしさが満載になりました。※一応付き合ってる設定の若トマです
甘味に酔わされて陽気に鼻歌を歌いながら、当主は屋敷の廊下を歩む。
その片手には、稲妻の地ではあまり見かけない柄の包装紙に包まれた、小さな箱が収まっている。時折ちらりと箱に目線をやっては、楽しげに口に弧を描く。
その様子を見て、一介の使用人達は思うのだ。
あぁ、ご愁傷さまです、トーマさん、と。
「トーマ」
耳馴染みの良い、中低音の声音がトーマの背に響く。
振り返れば、ふわりと笑みを湛える自らの主が立っている。呼び声に応えるように、若、と言葉を返すと、声の主は満足気に目を細めた。
「何か御用ですか?」
「うん、君に食べて欲しい物があってね」
食べて欲しい。
その言葉を聞いた瞬間、嫌な予感がトーマに走る。何故ならトーマは綾人から食べて欲しい、と言われて今までろくな目にあったことがない。
4183その片手には、稲妻の地ではあまり見かけない柄の包装紙に包まれた、小さな箱が収まっている。時折ちらりと箱に目線をやっては、楽しげに口に弧を描く。
その様子を見て、一介の使用人達は思うのだ。
あぁ、ご愁傷さまです、トーマさん、と。
「トーマ」
耳馴染みの良い、中低音の声音がトーマの背に響く。
振り返れば、ふわりと笑みを湛える自らの主が立っている。呼び声に応えるように、若、と言葉を返すと、声の主は満足気に目を細めた。
「何か御用ですか?」
「うん、君に食べて欲しい物があってね」
食べて欲しい。
その言葉を聞いた瞬間、嫌な予感がトーマに走る。何故ならトーマは綾人から食べて欲しい、と言われて今までろくな目にあったことがない。
みゃみゃ
DONEオメガバースの若トマα綾人×Ωトーマでトーマが巣作りして甘やかされてるだけの話
椿の巣にて愛希う 清涼感を漂わせる上品な甘い香りに鼻先を擽られ、トーマは軽い酩酊感を覚えながらも澄んだ若葉色の瞳を潤ませた。
熱い吐息を零しながら高鳴る胸を落ち着かせるようにそっと腕を擦ると、その様子を見つめていた綾人が小さく笑って、トーマの跳ねた髪に向けて靭やかな指先を伸ばした。
「私は部屋の外で待っているから、巣を作れたら声を掛けて呼んでおくれ」
優しく頭を撫でられて心地の良い擽ったさを感じながら、艷やかに潤んだ瞳で上目遣いに綾人の顔を見つめる。
そうすると目尻を垂らした柔い笑みと目が合い、優しい淡藤色の眼が愛おしい温度を帯びているのを見てトーマは擽ったくて堪らなくなり、ほんのりと淡く色付いた薄い唇を微かに震わせた。
3815熱い吐息を零しながら高鳴る胸を落ち着かせるようにそっと腕を擦ると、その様子を見つめていた綾人が小さく笑って、トーマの跳ねた髪に向けて靭やかな指先を伸ばした。
「私は部屋の外で待っているから、巣を作れたら声を掛けて呼んでおくれ」
優しく頭を撫でられて心地の良い擽ったさを感じながら、艷やかに潤んだ瞳で上目遣いに綾人の顔を見つめる。
そうすると目尻を垂らした柔い笑みと目が合い、優しい淡藤色の眼が愛おしい温度を帯びているのを見てトーマは擽ったくて堪らなくなり、ほんのりと淡く色付いた薄い唇を微かに震わせた。