ブラッド
早寝(あこ)
DOODLE女体化ネロ別に太ってないし胸もすごい大きいわけじゃないのに、服に無頓着すぎて数年サイズ測らずずっと同じ服を着て(買ってもサイズも色も同じ服を通販で安売り時に買う)、自分の骨格スタイルガン無視の服を着るせいで着太りするネ
たぶんブラッドリー︎︎ ♀には呆れられてる
このくらいの髪の長さもかわいいんじゃ……?と思って描いたけど、この長さならファウスト︎︎ ♀はショートボブがいいなぁ 3
ろな(はると)
DONEうちよそのブラアス、ブラッド視点③ソレはまた訪ねてきた。
自分の幸福を手に入れた者の押し付けがましい行為なのか、苛立ちしか感じない。
それならば、その幸せに顔向けできないように作り変えてやろう。 5
ろな(はると)
DONEうちよそのブラアス、ブラッド視点②そしてユールモアは落ちた。
自分には到底関わらぬ名も知らぬ英雄だかによってすべてが変わった。
無様に生き残った己はどこかでこの世界と共に終わりを待つつもりだったのだ。
この男が、再び訪れるまでは。 4
ろな(はると)
DONEうちよそのブラアス、ブラッド視点その①10年ほど前、栄華を誇るユールモアから逃げ出そうとした青年とユールモアに仕えた軍人。
―何故なのか。
そのような愚問も時間の無駄になる問答も要らなかった。
ただ、己が育てた部下が裏切った事、他人を信頼しようとした己への怒りがあった。 3
miki_tea
DONEブラネロwebオンリー10「Bright Next Stage」の展示作品。冬春ブラネロ。
ある日、双子によって氷の中に閉じ込められたブラッドリーの下に現れたのは、どこか懐かしい気配がする空色の持ち主で………。
雪解けの蜂蜜酒 凍てついた氷の中、指一つ動かせないまま閉じ込められている。こんな胸糞悪い氷の檻はとっとと抜け出したいのに、いくら魔力を込めても到底破れそうにない。
(……クソッ、あのジジイ共覚えてろよ)
いくら悪態を付いたところで、あの双子が満足するまでブラッドリーはこの氷に閉じ込められたままなのだろう。
(今度は何年間だ?面倒臭えことになったな)
分厚い氷越しにぼんやりと見える外に視線を向けると、明るい日の光が降り注いでいた。
(放置されてるのは冬の国のど真ん中じゃねえな。春の国に近い場所か?)
それなら尚更、面倒臭いことになった。春の国の民は滅多に冬の国に近付かない。外部からの干渉は期待できそうにない。
ブラッドリーが不貞腐れて昼寝でもしようかと思っていると、こちらに近付いて来る魔力の気配を感じた。
18356(……クソッ、あのジジイ共覚えてろよ)
いくら悪態を付いたところで、あの双子が満足するまでブラッドリーはこの氷に閉じ込められたままなのだろう。
(今度は何年間だ?面倒臭えことになったな)
分厚い氷越しにぼんやりと見える外に視線を向けると、明るい日の光が降り注いでいた。
(放置されてるのは冬の国のど真ん中じゃねえな。春の国に近い場所か?)
それなら尚更、面倒臭いことになった。春の国の民は滅多に冬の国に近付かない。外部からの干渉は期待できそうにない。
ブラッドリーが不貞腐れて昼寝でもしようかと思っていると、こちらに近付いて来る魔力の気配を感じた。
* * *
DONE7月1日〜2日Webオンリー展示晶くんから見たブラッドリーとネロの話。
おいしい時間 今日も魔法舎の厨房からはおいしそうな香りが漂う。
晶は入口から厨房を覗き込んだ。結われた空色の髪がトントンという音と共にリズムよく揺れている。
まだ朝食には少し早い。手伝いたい気持ちと、今はこの魔法舎の厨房の主と言っても過言ではないネロの、せっかくのひとりの時間を邪魔することになるだろうかと悩んでいると、がばっと後ろから肩に腕を回される。
「おっ、賢者! いいところで会ったな」
目の前に気を取られていたこともあるが、そうでなくても彼の気配には気づけなかったかもしれないとその人物を見上げながら思う。
「おはようございます、ブラッドリー」
「今日も朝からのんきな顔してるな」
ブラッドリーは朝が遅いわけでもないが、早朝に鍛錬をしているカインやシノなどと違い、まだ朝食の準備をしているような早い時間に現れることもない。肩に回された腕はひんやりしていて、厄災の傷でどこかに飛ばされていて、戻ってきたところなのかもしれないなと晶は察する。
1819晶は入口から厨房を覗き込んだ。結われた空色の髪がトントンという音と共にリズムよく揺れている。
まだ朝食には少し早い。手伝いたい気持ちと、今はこの魔法舎の厨房の主と言っても過言ではないネロの、せっかくのひとりの時間を邪魔することになるだろうかと悩んでいると、がばっと後ろから肩に腕を回される。
「おっ、賢者! いいところで会ったな」
目の前に気を取られていたこともあるが、そうでなくても彼の気配には気づけなかったかもしれないとその人物を見上げながら思う。
「おはようございます、ブラッドリー」
「今日も朝からのんきな顔してるな」
ブラッドリーは朝が遅いわけでもないが、早朝に鍛錬をしているカインやシノなどと違い、まだ朝食の準備をしているような早い時間に現れることもない。肩に回された腕はひんやりしていて、厄災の傷でどこかに飛ばされていて、戻ってきたところなのかもしれないなと晶は察する。
cross_bluesky
DONE開催おめでとうございます!カジノで西の国の商人と取引するブラッドリーの話。
パスワードはお品書きにあります。
THE GAME IS OVER ──ああもう、一体何が起こっているんだ!
男はそう叫び出したいのを必死に堪え、なんとか笑みを貼り付けつづけた。
西の国の北部、北の国との境の街の片隅にあるカジノ。取引の場所として選んだこの店とは、男は深い関係にあった。男は西の国の資本家で商売人だ。このカジノの経営にも裏で一枚噛んでおり、本来ならば今頃男の前には多少のイカサマを駆使して積み上がったチップが並んでいるはずだった。
「……おっと、また俺の勝ちだな。旦那は客人のもてなしが大層上手いらしい」
テーブルの向こう側の男は長い脚を組みかえて不敵に笑う。バイカラーの髪に鼻筋を横断する大きな傷痕。仕立ての良いスーツを纏う男は、今宵の取引相手──北の国、死の盗賊団の頭領であるブラッドリーだ。
3533男はそう叫び出したいのを必死に堪え、なんとか笑みを貼り付けつづけた。
西の国の北部、北の国との境の街の片隅にあるカジノ。取引の場所として選んだこの店とは、男は深い関係にあった。男は西の国の資本家で商売人だ。このカジノの経営にも裏で一枚噛んでおり、本来ならば今頃男の前には多少のイカサマを駆使して積み上がったチップが並んでいるはずだった。
「……おっと、また俺の勝ちだな。旦那は客人のもてなしが大層上手いらしい」
テーブルの向こう側の男は長い脚を組みかえて不敵に笑う。バイカラーの髪に鼻筋を横断する大きな傷痕。仕立ての良いスーツを纏う男は、今宵の取引相手──北の国、死の盗賊団の頭領であるブラッドリーだ。
notyokkk
MOURNING難しかったですルイディナ・ハスラー
満田冷慈
ブラッド・ベロニカ
ニヒツ・G・リーベルノ
A-G-E-N-T
煉覇極炎
空虚氷柱
リノ・マッケーシ
他四人
光と狂 目の前に圧倒的脅威が立っている。成長盛りの彼ら、将来を担う戦闘狂たちは今にも食ってかかろうとしたというのに、何故だろうか。普段なら効くものが何一つ通じない。目の前にいる悪党は、息一つ乱すことなく、自分達の眼前に立ち塞がり、無情にも銀狼の腕をへし折る。絶叫が聞こえる。自分達の司令塔の絶叫が。
「あぁああああああ“!!!!!!!!!!」
それを合図にブラッド・ベロニカとニヒツ・G・リーベルノはその場から瞬時に距離を取った。これがおそらく現状一番冷静に頭を回す自分達に偉そうに指示を飛ばすことが出来る満田冷慈を殺さない為の手段である。
「へぇ、物分かりのいいガキだ。嫌いじゃないな、お前のお友達は随分賢い猿らしい」
5435「あぁああああああ“!!!!!!!!!!」
それを合図にブラッド・ベロニカとニヒツ・G・リーベルノはその場から瞬時に距離を取った。これがおそらく現状一番冷静に頭を回す自分達に偉そうに指示を飛ばすことが出来る満田冷慈を殺さない為の手段である。
「へぇ、物分かりのいいガキだ。嫌いじゃないな、お前のお友達は随分賢い猿らしい」
mori_yuen
DONE「ブラッドリーがあどけなくて困ってるんだ」(byマ)から始まるハンルス無自覚話。マさんが出て来るのは少しだけです。
君を評して「ブラッドリーがあどけなくて困ってるんだ」
軍人にしては少々小柄ながらも数々の伝説を持つアヴィエイターが放った言葉に、オレは耳を疑った。思わず彼を凝視するが、丸太のような腕を胸の前で組み思い悩む姿は真剣そのものだ。基地内で珍しく見かけたマーヴェリックに駆け寄ったのはつい先ほどのこと。いつもの眩い笑顔で挨拶を交わしたはずが、突然雲行きが怪しくなった。様子のおかしい上官の対応に迷っていると、少し下の位置から再度つぶやきが聞こえる。「あんなに無防備であどけなくて大丈夫だろうか?」
……よし、聞かなかったことにしよう――上官に対する態度としては決して誉められたものではないが、独り言かもしれないし、口を挟まれては逆に迷惑かも知れない。大分苦しい言い訳を胸に、用事を思い出した体でその場を去ろうとしたが、
6429軍人にしては少々小柄ながらも数々の伝説を持つアヴィエイターが放った言葉に、オレは耳を疑った。思わず彼を凝視するが、丸太のような腕を胸の前で組み思い悩む姿は真剣そのものだ。基地内で珍しく見かけたマーヴェリックに駆け寄ったのはつい先ほどのこと。いつもの眩い笑顔で挨拶を交わしたはずが、突然雲行きが怪しくなった。様子のおかしい上官の対応に迷っていると、少し下の位置から再度つぶやきが聞こえる。「あんなに無防備であどけなくて大丈夫だろうか?」
……よし、聞かなかったことにしよう――上官に対する態度としては決して誉められたものではないが、独り言かもしれないし、口を挟まれては逆に迷惑かも知れない。大分苦しい言い訳を胸に、用事を思い出した体でその場を去ろうとしたが、
ioo_ichinoe
INFO6/25 お前に酔う夜 ホ04bぱりぱりいおせんべいキスブラ新刊 500円
トキメキスイートラブランジェリー
漫画 ぱりこ
小説 いお
ブラッドがセクシーランジェリーを着ている性癖ブックです✌️
小説部分を担当しました。
エキスパートアグレッシブランジェリー きっかけというものは、往々にして些細なものであることが多い。今回も例外ではない。ブラッドが唐突にそのいかがわしいモノを買ったのは、【マンネリ解消】という目的にほかならなかった。
恋人との関係をブラッドは最近いささか、生暖かくなったと感じている。キースとの確執めいたものが解消されてから、ようやく正しいかたちでの“恋人”になった彼との関係は至って良好である。
それはもう、恐ろしいくらいに。
それにブラッドは、多少の不満があった。ありていに言えば、欲求不満なのである。その原因は、キースに、ある。いかんせん、彼はこの頃、ブラッドに対して優しすぎるのだ。
二人の関係が今のように平和なものになったからこそ、キースはブラッドに対して甘いところが押し出されている。もちろんブラッドだって、距離を取りたいわけではない。
3320恋人との関係をブラッドは最近いささか、生暖かくなったと感じている。キースとの確執めいたものが解消されてから、ようやく正しいかたちでの“恋人”になった彼との関係は至って良好である。
それはもう、恐ろしいくらいに。
それにブラッドは、多少の不満があった。ありていに言えば、欲求不満なのである。その原因は、キースに、ある。いかんせん、彼はこの頃、ブラッドに対して優しすぎるのだ。
二人の関係が今のように平和なものになったからこそ、キースはブラッドに対して甘いところが押し出されている。もちろんブラッドだって、距離を取りたいわけではない。
Ppeco0
DOODLEヴィーナス&ブレイブス落書き⚠️攻略本のブラッド初期設定画ネタバレあり
若かりし頃のブラッド(服は捏造)
攻略本の初期設定画、あんなの見たらもう描くしかなかったんです……。
まごうことなき賊!っていう物騒な悪人面で、ものすごいテンションが上がりました。
これが300年後には誰にでもウインク決めるくらい性格が丸くなるとか、時の流れは偉大だなぁ〜。
bon_bon_777
DOODLEぶらじぇい学パロ文化祭でメイド喫茶やってるじぇいく君を攫っていくぶらっどり君の超絶らくがき
※じぇいく君女装
※日本式文化祭(?)の妄想
苦手な方自衛をお願い致します
パス5文字
Ppeco0
DONEブラボの人形ちゃん。昔はこれぐらいのデフォルメばっかり描いていたので、当時を思い出しつつ描いてみました。
◆2023/6/28更新
ようやく完成しました。人形ちゃんはやっぱりかわいい。
涙石のイベントが一番好きなので、描けて満足。
hanamio3
PROGRESS2023.6.25発行予定新刊サンプル。出したい〜!何でも屋のブラッドリーと飯屋のネロがトラブル解決したり巻き込まれて痛い目見たりする系現パロブラネロ「リケ、5000万円拾ったってよ編」
ヒューマニティ[ブラネロ] 気温が一気に上昇した五月の連休明け、街にはどこかまだ締まりきらない緩んだ空気が滞留している。本調子に戻り切らない雰囲気。ネロの店の客足も似たようなもので、連休前に比べて穏やかな入りが続いているし、客単価もやや落ち込んでいる。とはいえ食い詰めるほどでもなし、なんなら一人一人の好みを汲んで料理ができる分充実度は高い。元来精力的に店を切り盛りしたいわけでもないネロは、比較的穏やかな今の状況を楽しんでいる。
試作品を作ったり。ドルチェの種類を増やしてみたり。店の前に生えていた雑草を抜いたり。バジルやローズマリー、ミントなんかのハーブを育ててみたり。昨夏から調子の悪いエアコンを掃除してみたり。デザイナーやイラストレーターといった若い知人が開催する、新しい個展のフライヤーをトイレに貼ったり。テーブルコーディネーターが新たに届けてくれた花瓶を飾ったり、その礼にコーディネーター夫妻を揃って食事に招いたり。友人みたいな先生にランチをデリバリーして、配達料としてワインをご馳走になったり。
11236試作品を作ったり。ドルチェの種類を増やしてみたり。店の前に生えていた雑草を抜いたり。バジルやローズマリー、ミントなんかのハーブを育ててみたり。昨夏から調子の悪いエアコンを掃除してみたり。デザイナーやイラストレーターといった若い知人が開催する、新しい個展のフライヤーをトイレに貼ったり。テーブルコーディネーターが新たに届けてくれた花瓶を飾ったり、その礼にコーディネーター夫妻を揃って食事に招いたり。友人みたいな先生にランチをデリバリーして、配達料としてワインをご馳走になったり。
yohane
DONE元気のない弟を心配する兄の話ブラッドがアカデミーに行ってしまってしばらく経ってから…くらいの頃の話になります
フェイスがピアノを演奏できるという設定で書いています
ドラマCDの『お兄ちゃんオーディション』のネタバレが少し含まれますので注意 3926
yohane
DONEリトルフェイス(2~3歳くらい)とブラッド(11~12歳くらい)のちょっとした日常の話です。ビームス母が登場しますので ご注意願います。(話の都合上、親が学校まで送り迎えをしている…といった設定で書いています) 2112
炉妻さとり
DONEブラッドとアッシュ姉がお見合いする話。アッシュ姉の理想の男性像は某グッドルッキングガイの条件を参考にしました(重要)前半はオスカーとアッシュのみ登場です。
後半はブラッド視点。読みにくかったらすみません。
シンデレラストーリーは一度だけでいい「オスカー!」
オスカーがジムで日課のトレーニングに励んでいると、血相を変えたアッシュが飛び込んできた。
「どうした、アッシュ。今日はもうスパーリングは――」
「ちげぇよ! 親父から、俺の姉貴とブラッドが見合いした、このまま順調に進みそうだって連絡が来たんだ。お前は知ってんのか!?」
オスカーの表情に驚きは見られなかった。だからどうした、とでも言いたげな表情に苛立ちが募っていく。彼女の性格からして、見合いをした時点で大事件なのだ。彼女はオルブライト家の人間らしく、自分にも他人にも求める基準が恐ろしく高かった。
彼女の理想の男性像。まず身長185cm以上、年齢は18歳から28歳。容姿端麗であることは前提として、全身のバランス――彼女曰く『デザイン』が良いこと。彼女に尽くしてくれること、等々。
4738オスカーがジムで日課のトレーニングに励んでいると、血相を変えたアッシュが飛び込んできた。
「どうした、アッシュ。今日はもうスパーリングは――」
「ちげぇよ! 親父から、俺の姉貴とブラッドが見合いした、このまま順調に進みそうだって連絡が来たんだ。お前は知ってんのか!?」
オスカーの表情に驚きは見られなかった。だからどうした、とでも言いたげな表情に苛立ちが募っていく。彼女の性格からして、見合いをした時点で大事件なのだ。彼女はオルブライト家の人間らしく、自分にも他人にも求める基準が恐ろしく高かった。
彼女の理想の男性像。まず身長185cm以上、年齢は18歳から28歳。容姿端麗であることは前提として、全身のバランス――彼女曰く『デザイン』が良いこと。彼女に尽くしてくれること、等々。
すすき
DONEブラカイWebオンリー連動企画参加作品。連動お題「先輩」「後輩」
通常お題「手紙」
大学生ブラッドリーと社会人(ぽくないけどそのつもりで書いた)カインの話です
あれはどこだと聞かれて、そういえば今日ブラッドリーが来た目的はそれだったなと思い出した。来年の必修で使う教科書代わりの本。必ず購入するようにと言われるものの大学生にとってはかなり痛い出費だ。担当教授の著書なので買わないで済ますという選択肢も取れず、それ故、先輩から後輩へと資料が引き継がれるのが慣例だった。
カインが在籍していたころから変わらぬ習慣にうれしくなって、ブラッドリーに譲る約束をした。家に取りに来ると言うから、それなら連休を取るから二人で過ごそうとも言った。まさかベッドから起き上がれなくなるとは思わなかったけど。
ぐずぐずに蕩けたままの頭と体では本を取り出すことさえ難しくてクローゼットを指さすことしかできなかった。いつも通りの足取りでベッドから降りる背中に何か言いたいのに、当たり前みたいに差し出されたペットボトルに言葉が詰まって黙り込むしかできなかった。冷蔵庫から取り出されたばかりの水が汗だくの体に染み込んでいく。シャワーを浴びたいなと思ったが、さすがにまだ無理そうだとため息を吐いた。
1252カインが在籍していたころから変わらぬ習慣にうれしくなって、ブラッドリーに譲る約束をした。家に取りに来ると言うから、それなら連休を取るから二人で過ごそうとも言った。まさかベッドから起き上がれなくなるとは思わなかったけど。
ぐずぐずに蕩けたままの頭と体では本を取り出すことさえ難しくてクローゼットを指さすことしかできなかった。いつも通りの足取りでベッドから降りる背中に何か言いたいのに、当たり前みたいに差し出されたペットボトルに言葉が詰まって黙り込むしかできなかった。冷蔵庫から取り出されたばかりの水が汗だくの体に染み込んでいく。シャワーを浴びたいなと思ったが、さすがにまだ無理そうだとため息を吐いた。