プロポーズ
kirche_is_dcst
DONEフライミートゥザムーン月ロケット千ゲプロポーズネタ。
あれこれ捏造あり
フライミートゥザムーン
「 ……ここはさ、星が近いね」
天文台の窓から空を見上げて、夜空の色の瞳をした男はそう呟いた。視線だけをそちらに向けて、続きを促す。
「 現代ではさ、地上が光に溢れてたから。逆に、空の星が遠い気がしてた」
「 距離は変わらねぇぞ」
「 うん、そうなんだけど。……ここは、空が近くて。星に手が届きそうだなって。
落ちてきそうな星空って、きっとこういうのね」
いつになく饒舌に、夜空の色の瞳にきらきら星を映したみたいに言うものだから。
「 ……いつか」
「 え?」
「 ……いつか、テメーにひとつ、取ってやるよ」
ぼそりと。言うつもりもなかった言葉が、口をついて出た。
ゲンは、キョトンとこちらをふりかえったあと。しろい花が開くように、ふんわりとわらった。
2706「 ……ここはさ、星が近いね」
天文台の窓から空を見上げて、夜空の色の瞳をした男はそう呟いた。視線だけをそちらに向けて、続きを促す。
「 現代ではさ、地上が光に溢れてたから。逆に、空の星が遠い気がしてた」
「 距離は変わらねぇぞ」
「 うん、そうなんだけど。……ここは、空が近くて。星に手が届きそうだなって。
落ちてきそうな星空って、きっとこういうのね」
いつになく饒舌に、夜空の色の瞳にきらきら星を映したみたいに言うものだから。
「 ……いつか」
「 え?」
「 ……いつか、テメーにひとつ、取ってやるよ」
ぼそりと。言うつもりもなかった言葉が、口をついて出た。
ゲンは、キョトンとこちらをふりかえったあと。しろい花が開くように、ふんわりとわらった。
帰郷
DONE無配/11p/全年齢帝幻プロポーズ漫画
幻太郎が帝統にプロポーズされるも不安になって保留してしまうお話。
ハッピーエンドです。
乱数もガッツリ出てきます!
※全年齢ですが最初に上裸のみのセックス描写があ「ます。
※幻太郎の一人称が僕 11
irie_q
DONE #土銀ジューンブライド企画様、今年もありがとうございます!相変わらずうちの新婚なアレのひとたちのプロポーズの日なアレですが、宜しければお納めください6/6はプロポーズの日
ちょっと相談乗ってくれ、と土方が言い出したのは、よく晴れた日曜日の昼下がりのこと。その日はふたり揃って休みだったので、昼飯は素麺にした。
ゆで卵にツナ、庭からとってきた小ネギとミョウガをたっぷり刻む。白胡麻、糸唐辛子、花山椒。ごっそり茹でた素麺をそれぞれ丼に入れ、好きなように具と薬味を乗せてつゆをかければ出来上がり。これマヨネーズ入れるとうめえから、と教えると、土方の目が少年のように煌めいた。
腹いっぱい好きなアレンジで素麺を食べて、熱い番茶をいっぱいずつ。湯呑み片手に、片付けの前に何か甘味でも食おうかな、と銀時が思案しているところに、土方から相談を持ちかけられた。
なに、とどうでもない返事をすると、
「そのな、プロポーズの言葉って、どんなもんなんだ」
とそんなことを言い出した。
藪から棒だ。
「はあ? プロポーズ?」
「おう」
「なに、お前、どこかにしに行くの?」
「違う」
ンなわけあるか、とちょっとご立腹になりながら土方が語ったのは、こうだ。
世の中が少し落ち着いて、真選組にも春が来た。若い男連中が人生の春を謳歌しはじめ、お付き合いからゴ 2787
スリーピー
SPOILERアロルクワンドロ、「プロポーズ」で描かせていただきました。ネタかぶりしてそうでひやひやしてますが、折角思いついたので完成させました。
一応ED後の時間軸なのでこちらに。
主催さん、楽しい土曜日をありがとうございました!
NEIA_AINE
DONE #アロルク版深夜の創作60分一本勝負遅刻失礼します!まず運営様、最後まで素敵なお題、ありがとうございました!楽しかったです!最終回は「プロポーズ」とサブで「運命」お借りしてます! 10
おたぬ
DOODLEプロポーズしたら逆にプロポーズされた🍁(🍁❄)その感情が生まれたのは中学。彼に出会ったその時で、それに名前を付けたのは高校に上がってすぐ。それから相棒の肩書きに恋人という文字が加わったのは、2人の音が4人の音へと変わった頃だった。そして今、またそこに2人を表す新たなる関係を彰人は築こうとしている。
迷いはあった。
まだまだ背伸びをするばかりの子供だった時から2人で育ててきた愛は、応援してくれるファンにも、世間にもあまり受け入れてもらえるものではない。だからもしかしたら自分の行動は、なんでも考え込んでしまう彼にとって精神的負担になるかもしれない、と。
けれど、彰人はどうしてもそれを彼に、愛する冬弥に渡したかった。
これからもずっと、共に生きていくという誓い。
2429迷いはあった。
まだまだ背伸びをするばかりの子供だった時から2人で育ててきた愛は、応援してくれるファンにも、世間にもあまり受け入れてもらえるものではない。だからもしかしたら自分の行動は、なんでも考え込んでしまう彼にとって精神的負担になるかもしれない、と。
けれど、彰人はどうしてもそれを彼に、愛する冬弥に渡したかった。
これからもずっと、共に生きていくという誓い。