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    ポワ

    yudukikki47

    DONEサンポワンドロワンライ企画
    お題【悪あがき、お得意様、いつでもそばに、期間限定、期待、サプライズボックス】で書いたものです。ほんのりサン星。
    最後ということで詰められるだけワードを詰め込んだらと過去最高量になりました。普通に4時間オーバーです。おまけに期限もオーバーしましたすみません。もりもり捏造してます。
    羅浮でのサンポの手紙イベントのネタバレが入っていますので未クリアの方は注意願います。
    【約束】しんしんと雪が降る裂界の雪原に悲鳴が響く。その中心で星とサンポの2人が裂界のモンスターたちと戦っていた。

    「ごめん、皆の都合がつかなくて。サンポが来てくれて助かった。」

    「いえいえ!!お得意様の頼みとあれば、このサンポ!いつでも馳せ参じますよ!!その代わり報酬はよろしくお願いしますね!」

    人手が足りていないと、星に裂界生物討伐の協力依頼が来たのだが、ここ最近裂界に出るモンスターが変わっているらしい。特別強くもないのだが、数が多いのと妙にしぶとい。そのせいで討伐にシルバーメインが手を妬いているとか。何が起こるか分からないので、討伐には複数人で向かうよういわれたのだが、タイミング悪く丹恒達は他の用事で出かけてしまっていた。星1人で向かう訳にもいかず、他の協力者を探していた時にサンポを見かけて同行をお願いしたのだ。
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    くろん

    DONEサンポワンライ参加作品
    サン星でお題「ひと夏の…」

    常夏の星のリゾート地で星ちゃんとサンポが邂逅する話。舞台の星は完全に捏造です。
    エンドレスサマー「そこの美しいお姉さん、僕とひと夏のアバンチュールなどいかがでしょう?」
     何とも陳腐なセリフのナンパだった。普通なら黙殺するそれに足を止めたのは、その声に嫌というほど聞き覚えがあったからだ。
     振り向いた先は案の定、こちらも見覚えがありすぎるほどある顔だった。だが格好の方はいつものよく分からない構造の服を脱ぎ、水着姿に薄手のシャツを一枚羽織っているだけの見慣れぬ姿だ。確かにこのいかにも青い海! 白い雲! といった風情の海水浴場にはふさわしい服装だろうが――そして顔が無駄にいい分とても様になってはいるのだが――、思わず何か苦いものを飲み込んだような顔になった自分は悪くない、と思う。
     氷の星たるヤリーロ-Ⅵに夏の象徴的存在である海水浴場などあるはずもなく、ここは当然かの星とは別の惑星である。しかし私は、どうしてここに、と問うつもりはなかった。この男が神出鬼没なのは今に始まったことではなく、どうせ期待したような返事はもらえないのだからいちいち聞くだけ時間の無駄だ。代わりに、今このシチュエーションに最もふさわしい言葉を口に出す。
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