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    ユイ

    EqgCh0

    MOURNINGミオさんとジルオ君の話。
    キユイちゃんがお熱出ちゃったけど治った〜あたりの話です。

    なんだかよく分からなくなってボツ供養にします。
    もっかいメイアビ見直してきます〜アビス信仰難しい〜
    最も恐ろしいことについて「アビスが恐ろしくはないのですか?」
    キャラバンの薬師、ミオはずっと聞きたかったことをつい口にした。その質問を向けられたのはベルチェロ孤児院の職員であるジルオ。キユイの面倒を見ていた彼は、質問をした彼女をそっと見据えた。ここはキャラバンの船内。謎の熱の病に侵されていたキユイを救うため、アビスから一旦離れた訳だったのが、まるで呪いかのようにアビスから離れるとキユイの体調は頗る良くなったのだ。
    「あっ、すみません。ずっと不思議に思っていたのでつい聞いてしまいました。不躾な質問をしてしまいましたね。」
    何も言わないジルオに我に返ったミオは自分の行為を謝罪する。いくら危険な職業とはいえ、彼の職業である探窟家を侮辱するに値する質問をしたと自覚した。いや、本当に聞きたかったことではあるが。果たしてこれは聞いて良いものなのかと気を揉んでいたのだ。しかし、キユイのこの体調不良がアビスによるものでは無いかという可能性が捨てきれない上、上昇負荷という恐ろしいアビスの呪いのことも多少なりとは知っていたので聞かない訳にはいかなかった。
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    TRAININGCPでは(多分)初のにゃんちょぎ。唯一GWを何に使っているのかと小一時間(自戒)団地妻ちょぎちゃんと、運送屋にゃんせんくん。運送屋にこだわったのは、ユイさんちのにゃんぢょぎちゃんのお話の刷り込みが強い…げふげふ。玄関で、来客を知らせるチャイムが鳴る。古い団地だから、チャイムの音もどこか歪んで玄関の天井に響いていた。在宅ワークのおかげで、家から出ることは本当に僅か。出かけても近所の商店街までしかいかない。だって欲しいものは何でも通販で手に入る。どこにもいかないで、ずっとこの家にいて欲しい、というあの人の言葉に頷いたのは自分だった。だけれど、そのあの人も単身赴任でもう二か月も顔を見ていない。ネットカメラで話すのも考えたけれど、多忙な彼の負担になりたくないと言いかけた言葉は飲み込んだ。カメラの代わりに、一日一度だけでもメッセージが届くから、それで満足だ。
    「お届け物です」
    低めの、若い男の声に慌ててキッチンテーブルに出していたハンコを手にする。チェーンをつないだままの細く開けた玄関の隙間から見えたのは、もうすっかり見慣れた宅配業者だった。前の担当者はずいぶんと年齢が上の男性で、ちらちらとこちらを詮索するような視線が嫌で一時期通販を控えていた。腰を痛めて辞めてしまった代わりに来たのが彼だった。
    回ってくるのはたいてい夕方。遅番の配達員と入れ替わる前。『美人に届けて一日の仕事が終わるのが最高だと思う』と 3275

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    MOURNINGユイさんに妄想を(勝手に)送っていたランジェリーモデルのんばちゃんとカメラマンの大倶利伽羅くんの話。BGMはポルノの『元素L』大きなスタジオのセットには、ふんだんにオーガンジーの布が閃いている。その中心にあるアンティークな腕置きの付いたソファーには、一人の女性が下着だけの姿で身を横たえている。絶え間なく焚かれるフラッシュと、天井から下げられている布を靡かせるために大きなサーキュレーター、撮影の気分を盛り上げるためだろうゆったりとした音楽だけが空間を埋め尽くしている。
    ランジェリーモデルと言えば昔であれば眉をしかめられそうなものだが、海外のランジェリーモデルの影響もあるのか今では彫刻とも呼べそうな女性の理想を凝縮したプロポーションを維持しているからか憧れの職業になりつつある。彼女たちの生活の一挙手一投足が常に話題の中心になる。
    過去有名アイドルだった山姥切も有名ランジェリーショップの専属モデルの一人だ。アイドル当時からすらりと伸びた陶器肌の手足は話題に上がっていたのだから、アイドル卒業後の進路としては誰もが納得していたのだろう。
    これで6着目の撮影だというのに、疲れた様子を見せないのはさすがというべきか。頭の先からつま先まで、商品をよりよく見せるポーズというのは体幹を鍛えていなければすぐに崩れる。今のポーズの維 4627