ユタ
はなもり
DOODLE0巻映画も見た事だし、3月に乙骨くんの誕生日があるので、それに合わせてゆたりか漫画描きてえ~って思っているんですが、本誌で乙骨くんが活躍するので、ちょっと待てーって自分でストップかけている状況ですytrk_11_0
DOODLE基本里香ちゃん生存if・3-4p...彼氏からもらったネックレス
・5-6p...磁石みたいに乙骨くんに引き寄せられる術式にかかってしまった2人(ゆたりか前提ゆたまき)
・8p...ポーズ集見ながら練習したゆたりか 8
redfox_scale
MEMOソープスクールの探索者が決まったのでその立ち絵(1枚目)と、設定生えたので比較用で同じ格好をさせた影野(2枚目)も一緒に置いておく。名前は天水谷 豊(あまみや ゆたか)。
若い数学教師。
影野は行方不明に可能等あれこれ丁度良い理由があったので、そっと弟が生えた。
現時点では探索者としてシナリオ等で互いに影響を与えさせる予定はなくて、場合によっては少し違う世界で各々事件に巻き込まれてることになる。 2
はなもり
DOODLEゆたりか乙骨が里香を呪った時、乙骨の呪力で指輪も作ったんじゃないかなー?少なくとも普通?の里香は指輪はめてなくて、呪霊のみはめているのはず…たぶん…?
里香の方の指輪の出所がわからなく…里香が持ってないのであれば、乙骨が咄嗟に作ったんじゃないかなと!怖いね!ゆたりか…というよりは憂太の好きなところです!
kawane_y
DONE⚠️じゅ0映画追加シーンのネタバレを含む作品です映画追加シーン泣いちゃう…とゆたまき教室シーンが予想以上に恋では??な仕上がりだったのを見て衝動的に書いたゆたまきです。関係ないけど直哉くんが出てきます(関西弁の正解がわからないので多少変でも許せる人だけみてね!!)
身を知る雨「皆、真希みたいになっちゃ駄目よ」
「「はぁい」」
たったひとことで散っていった子どもたちと、振り返りもしない母の背。それらを視界から追いやるように、真希は俯き押し黙った。
一瞬前まではきらきらとして見えたはずの平らなガラスは、今や美しく透き通って見えるほどに虚しい。真希はひとり、畳に並べられたおはじきの群れに向かって手駒の一粒を弾こうと指を構え、……視界が滲んでいることに気づく。
次の瞬間、何故か真希は今し方弾こうとしたおはじきを拾い上げていた。その小さな一粒を握りしめた手を胸に抱きしめると、不意に誰もいなかったはずの頭上から声が落ちてくる。
「かわいそうになぁ。俺が慰めたろうな」
びくりと肩が揺れた。聞いたことのない男の声。けれど優しげな言葉とは裏腹な愉しむような声音は、この家の男だろうと名前を聞かずともわかる。
2556「「はぁい」」
たったひとことで散っていった子どもたちと、振り返りもしない母の背。それらを視界から追いやるように、真希は俯き押し黙った。
一瞬前まではきらきらとして見えたはずの平らなガラスは、今や美しく透き通って見えるほどに虚しい。真希はひとり、畳に並べられたおはじきの群れに向かって手駒の一粒を弾こうと指を構え、……視界が滲んでいることに気づく。
次の瞬間、何故か真希は今し方弾こうとしたおはじきを拾い上げていた。その小さな一粒を握りしめた手を胸に抱きしめると、不意に誰もいなかったはずの頭上から声が落ちてくる。
「かわいそうになぁ。俺が慰めたろうな」
びくりと肩が揺れた。聞いたことのない男の声。けれど優しげな言葉とは裏腹な愉しむような声音は、この家の男だろうと名前を聞かずともわかる。
柿村こけら
DONE劇場版公開まで勝手にゆたまきカウントダウンするやつ〜未来のゆたまき編〜薄明、自信、ダブルベッド。 喉が渇く。
運動しすぎて汗をかいたときだとか、地獄の業火のような炎に晒されたときだとか、そんな遠い昔を思い出した。遠いと言っても、まだ五年も経っていない。振り返ればすぐそこにある過去の話だ。十年以上前、実家で直哉のサンドバッグにされていた頃だって喉は渇いていたはずなのに、それよりもたった一瞬の敗北を思い返す。
おかしなものだ。十年以上も足蹴にされていたことは記憶の遥か彼方に飛んでしまったのに、一分にも満たない戦いのことばかりが思い返される。最初は夏油傑、次は漏瑚と名乗る特級呪霊。そのどちらも真希に圧倒的な敗北を刻み付けた。思い返すと悔しくて悔しくて仕方ない。
水でも飲んでこようと思って起き上がろうとしたら、ぐっと手首を掴まれた。
4074運動しすぎて汗をかいたときだとか、地獄の業火のような炎に晒されたときだとか、そんな遠い昔を思い出した。遠いと言っても、まだ五年も経っていない。振り返ればすぐそこにある過去の話だ。十年以上前、実家で直哉のサンドバッグにされていた頃だって喉は渇いていたはずなのに、それよりもたった一瞬の敗北を思い返す。
おかしなものだ。十年以上も足蹴にされていたことは記憶の遥か彼方に飛んでしまったのに、一分にも満たない戦いのことばかりが思い返される。最初は夏油傑、次は漏瑚と名乗る特級呪霊。そのどちらも真希に圧倒的な敗北を刻み付けた。思い返すと悔しくて悔しくて仕方ない。
水でも飲んでこようと思って起き上がろうとしたら、ぐっと手首を掴まれた。
柿村こけら
DONE劇場版公開まで勝手にゆたまきカウントダウンするやつ〜事変直後のゆたまき編〜丑三つ時、割れたガラス、空腹。 終わらない夜はないけれど、朝が必ずしも希望を運んでくれるとは限らない。
憂太たちの搭乗した飛行機が成田に着いたのは日付が変わるギリギリだった。その頃には東京の都市機能はすっかり失われていて、あと一日でもいいから早く帰ってこなかったことをひどく悔やんだものだ。五条の命令とは言え半年近くもの時間を共に過ごしたミゲルはすっかり相棒同然の存在になっていて、彼は渋谷に向かうという憂太をひどく心配した。今から行ったところでどうにもならないだろうと言われたが、それでも憂太は焼け野原となった渋谷へ目指すことを決めた。
一つは呪霊の大量発生。渋谷で放たれた大量の呪霊は既に23区をあらかた崩壊させ、放っておけば人の多い都市へと移動して行くに違いない。道中で少しでもそれを削っておきたかった。
5508憂太たちの搭乗した飛行機が成田に着いたのは日付が変わるギリギリだった。その頃には東京の都市機能はすっかり失われていて、あと一日でもいいから早く帰ってこなかったことをひどく悔やんだものだ。五条の命令とは言え半年近くもの時間を共に過ごしたミゲルはすっかり相棒同然の存在になっていて、彼は渋谷に向かうという憂太をひどく心配した。今から行ったところでどうにもならないだろうと言われたが、それでも憂太は焼け野原となった渋谷へ目指すことを決めた。
一つは呪霊の大量発生。渋谷で放たれた大量の呪霊は既に23区をあらかた崩壊させ、放っておけば人の多い都市へと移動して行くに違いない。道中で少しでもそれを削っておきたかった。
柿村こけら
DONE劇場版公開まで勝手にゆたまきカウントダウンするやつ〜事変前のゆたまき編〜夜明け前、通話、布団の中。 夕食を終えて軽く体を動かし、それから風呂に入ったところで時刻は日付を越える二時間ほど前だった。あくびを噛み殺しながらベッドに横たわった真希は、生乾きの髪のまま布団の中に身体を滑り込ませる。
「んん……」
日中に悠仁と組み手をしていたせいもあってか、かなり疲労が溜まっていた。交流会を終えてからこちら、真希の日課と言えば一年生たちとの訓練だ。昨年末の百鬼夜行で手痛い敗北を喫して以来トレーニングを続けてきた真希は、禪院家の邪魔さえなければ一級術師に名を連ねることができるほどの実力を手に入れている。その力を衰えさせないようにするために、同じく一級まで上り詰めることができそうな一年生たちとのトレーニングはこれ以上ない訓練になっていた。
4398「んん……」
日中に悠仁と組み手をしていたせいもあってか、かなり疲労が溜まっていた。交流会を終えてからこちら、真希の日課と言えば一年生たちとの訓練だ。昨年末の百鬼夜行で手痛い敗北を喫して以来トレーニングを続けてきた真希は、禪院家の邪魔さえなければ一級術師に名を連ねることができるほどの実力を手に入れている。その力を衰えさせないようにするために、同じく一級まで上り詰めることができそうな一年生たちとのトレーニングはこれ以上ない訓練になっていた。
柿村こけら
DONE劇場版公開まで勝手にゆたまきカウントダウンするやつ〜0直後のゆたまき編〜明け方、ココア、弱い私。 自分は決して弱くはないと、あの瞬間まではそう思っていた。
天与呪縛のフィジカルギフテッド。本家にいた頃は「躯倶留隊」程度の男となら一対一どころか多対一でも圧勝していたし、術式を有してさえいれば「灯」に所属する事だって余裕だっただろう。高専に入学してからも同期との組手ではいつだって真希が勝利をおさめていたし、二級相当の呪霊だって呪具さえあれば祓える力は間違いなくあった。
だからこそ驕っていたのだろうと、今ならひどく解る。
「クソッ……!」
月はとっくに傾き始めているが、真希は呪具を握る手を緩めることはしなかった。布団に入っても脳裏に蘇るのはあの日――夏油と対峙したときのこと。四人しかいない特級の一角、五条悟と並んで最強と謳われたその男は、たった一瞬で真希を敗北に追い込んだ。腹部を抉られ、足を砕かれ――痛みを実感するよりも先に意識を失ったことは記憶に新しい。何せたった一か月前の話なのだ。
4187天与呪縛のフィジカルギフテッド。本家にいた頃は「躯倶留隊」程度の男となら一対一どころか多対一でも圧勝していたし、術式を有してさえいれば「灯」に所属する事だって余裕だっただろう。高専に入学してからも同期との組手ではいつだって真希が勝利をおさめていたし、二級相当の呪霊だって呪具さえあれば祓える力は間違いなくあった。
だからこそ驕っていたのだろうと、今ならひどく解る。
「クソッ……!」
月はとっくに傾き始めているが、真希は呪具を握る手を緩めることはしなかった。布団に入っても脳裏に蘇るのはあの日――夏油と対峙したときのこと。四人しかいない特級の一角、五条悟と並んで最強と謳われたその男は、たった一瞬で真希を敗北に追い込んだ。腹部を抉られ、足を砕かれ――痛みを実感するよりも先に意識を失ったことは記憶に新しい。何せたった一か月前の話なのだ。