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    ラット

    kanda__712__

    DOODLEシュウとミスタがニケツして流星群を見に行くだけの話。さらっと学生パロ、シュウママが発言だけですが登場してます。捏造。

    ※現在ニケツは基本的に道路交通法57条2項に基づき法令違反になるはずなのでやめましょう。フィクションなので許されてるだけです。


    二次創作かつ全てが捏造になりますのでご理解の上読んで頂きますようお願い致します。
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    深夜0時、普段なら寝る支度もし始めてる最中にピコンとメッセージを受信する。……こんな時間に連絡をしてくる人は限られているし、恐らくミスタだろう。夏課題にでもわからないことがあったのだろうか。メッセージ画面を開けば


    「シュウ!今外見れる?」


    珍しい、外を見ろだなんて。いつものミスタであれば用件を最初に送ってくるのにな。少し不思議に思いつつも、がらりと手近い硝子戸を開ければそこには悪戯っ子のように無邪気に笑みを携えたミスタが立っていた。


    「ぇ、え、ミスタ!?なんで……、今何時だと……!?」


    普通なら補導されてもおかしくない時間帯なのに、傍らに存在した自転車とその笑みが時間感覚を攫っていく。僕だけが時の輪から弾き出されたみたいだ。そんな混乱もミスタには伝わっていないのか、あっけらかんと
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    ぼたもち

    DOODLE別れるルとジェの話
    冒頭から別れてるけど全然シリアスではない

    ジェがルのことを元カレって呼ぶところが見たくて書きました。
    さらっと書くつもりだったけど、やたら長くなってしまって8000文字くらいあるので注意
    絶対にヨリなんか戻さない!たった今、この瞬間、オレとルークは破局した。

    バタンと閉まる扉の音を背後に聞きながら、オレはチッと小さく舌打ちをする。
    先ほどまで大柄なムキムキ男がいたからか、1人の部屋がさっきよりも少し広く感じるのが不思議だ。

    きっかけは正直覚えていない。
    思い出せないほど些細なことから喧嘩になって、そのままヒートアップしたオレが燃え上がるような憤りにまかせて「もうテメーとは終わりだ!別れる!」と叫んだのだった。

    もう幾度も喧嘩なんて繰り返してきているオレたちだが、付き合ってから、別れるという単語を使ったのはこれが初めてだった。
    大抵喧嘩をする時はどちらかが冷静で、どちらかがヒートアップしている、とかそういうことは一切なく、オレたち2人は全力で喧嘩をするものだから、今日も同様に、相手も頭に血が上っていたのか、半ば勢いに任せて別れを告げたオレに、「ああ、そうだな。別れよーぜ!」と眉を吊り上げて返し、そのまま部屋を出て行ってしまった。
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