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    ラブ

    れいりん

    MOURNING過去の未完のものを供養させてくださいこれ以上進む気がしなかった
    未完なので本当に中途半端なところで終わってます
    頭空っぽにして読むらぶこめ
    伊と仲良し(セコム)な仙が留に灸を据える話留伊 伊作と仲良し(セコム)な仙が留に灸を据える


    仮タイトル:正しい手順で告白しましょう

    「聞いたぞ留三郎。随分良い趣味をしているじゃないか。しかしそれを伊作に押し付けるのは些か道理が違うのではないか?」
    「は……!? いや待て、別に押し付けるなんてことは」
    「証拠だってあるんだぞ。言い逃れはさせん」
    「分かった分かった、逃げねぇからまずこの拘束を解いてくれ」
     手足を拘束された留三郎の前に仁王立ちするは、燃える戦国作法との通り名を持つ立花仙蔵。その後ろには、善法寺伊作が留三郎を警戒しながら仙蔵の背に隠れていた。



     某月某日、事件は発生した。夜空に浮かぶ星々が、細やかに煌めきを放っている時間帯。
     自室に仕掛けた罠に文次郎がかかるのを心待ちにしていた仙蔵は、エサが罠にかかるのを諦め、一人部屋で焙烙火矢の製造に取り掛かっていた。ターゲットである文次郎は言わずもがな、会計委員会の仕事に追われている真っ只中だ。もしかしなくても今日中に帰って来ないのだ。悟りを開いた仙蔵は、もう一つ焙烙火矢を作ったら就寝しようと決めた。事態が動いたのはその時だ。
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    まよ🦭

    DONEワードパレットよりあずきちさんにリクエストいただいたもの
    ・「慌てて止めて」「うっかり」「笑い話」
    ・ズーマとラブルの友情話

    遊ぶのも食べるのも大好きなノリノリ末っ子組好きです🥰
    ズマ、ラブル加入当初にちょっと複雑な思いを抱いてると美味しいなあ…と思っていました。
    でもラブル良い子だし気も合うからすぐに仲良くなっていてほしい…🙏
    「慌てて止めて」「うっかり」「笑い話」

    僕は最近、少し複雑な思いを抱えている。
     怒っているとか機嫌が悪いとかではない。任務も楽しくこなしているし、海で遊ぶのも前と同じように好きだ。だけど遊んでいる時も、ご飯を食べている時も、なんだか急にモヤモヤとした気持ちに襲われて少し落ち込んでしまうことがある。原因は分かっていた。チェイスとスカイと遊びながら、芯から楽しそうに笑う同い年の彼――ラブルの姿を見ながらそっとため息をつく。
     ラブルは同い年だから僕と気が合うし、明るくて優しいいい子だと思う。彼と遊ぶのはとても楽しい。だけど彼が来てから「末っ子」のポジションは僕一人のものではなくなってしまった。末っ子で甘え上手なラブルは一番年上のチェイスとスカイには特に沢山甘えているように見えた。今もチェイスとスカイにスケートボードをしている姿を見せているが、ころころとはしゃぐ姿は同い年の自分から見ても可愛らしい。年上でしっかり者の二人からすればより可愛く思っているのだろう。現にラブルのことを見守る二人の視線は優しくて、ラブルを取り囲む空気は柔らかくて幸せに満ちていた。
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    ひまつぶしエンジェル

    DONE2025/3月 大聖堂イベ オリジナル小説依頼枠
    まちちゃん(500pt)
    「悲しい大人っぽいラブストーリー」

    大人ってことは将来を見据えてるってことだと思うので、そうゆう感じで書きました!ラブかなぁ??
    まちちゃん「夢見」 「ねえそれまだあるってー。買わなくていいってば。」
     「お前ストックって考え方はない訳??あった方が安心だろー。」
     
     スーパーの調味料売り場で、ぶーっと不満気な顔をする私を無視して、彼は笑いながらマヨネーズをカゴの中に入れた。
     
      「私の家のストック増やしてどうすんのよ、もー。」

     カゴの中のマヨネーズを持って、棚に戻す。

     ――――
     
     パチリと目を開いた。
    自分の部屋の天井が見えて、あぁさっきのは夢だったんだ、と理解する。
     夢の中でまで、軽くとは言え喧嘩するなんて。でももう彼に合わせてマヨネーズをストックすることもないし、彼のいたずらっぽい笑顔を見られることもない。
     別れて半年、酒を飲む度に泣くから、最初は慰めてくれていた友人たちも、またはじまった、と呆れるようになっていた。元に戻れるよ、が、諦めも大事かもね、と言われ始めたのはいつからだろう。季節の移ろいと共に変わった慰めの言葉に、二度と恋人へ戻ることはないのだと思い知らされる。
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