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    リーガ

    すすき

    DOODLE【ネロブラ/フォ学】
    ブラッドリー誕前日の話。
    ネロは誕生日ど真ん中じゃなくて前日か翌日よなと思って書いた。
    日付変わる瞬間に自分の部屋にブラッドリーがいるかもしれないことにめちゃくちゃ動揺するネロがいる。

    ネロブラか……???みたいな出来になったけど私の中ではネロブラなのでネロブラです。
    誕生日の翌日にはちゃんとネロブラ夜のプロレスしてくれると思う
    ずっと同じところをぐるぐるとしているような気がしている。いや、気がしてるんじゃなく、実際そうなんだろう。ずっと同じことばかりを考えて先に進めない。ネロの持つシャーペンの先はずっと、問題文の傍線のとなりを彷徨っていた。
    〝問二 傍線部が示すものは何か、簡潔に答えなさい。〟
    答えは大体、近くにある。まずはそこから探してみること。真面目な声が脳裏に浮かんで消える。解法はわかっているのにどうしても探せなかった。滑らかに進んでいくはずの長針の音が聞こえたような気がして、ちらりと壁掛け時計を見上げた。もうあと一時間もしないうちに日付が変わる。秒針が進んでいくのを見守っていられずに、再び問題集に目を落とした。
    傍線をなぞりきる前に、シャー芯がぽきりと折れた。
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    roomromrm

    DONEテの運命を自称するショタデと初恋と悲観さが合わさってめちゃくちゃになるテの話


    webオンリーが終了したため、パスを消しました。
    お読みいただきありがとうございました。
    運命がハニートラップ テスカトリポカはデイビットを寝とることにした。必ず、かの無口無表情無感情が板につき始めた少年をテスカトリポカのものにしなければならぬと決意した。しかしテスカトリポカにはデイビットに後ろにある組織がわからぬ。 テスカトリポカは武器を売りさばき、闘争の芽を育てながら過ごしてきた。けれども[[rb:恋をし > バグっ]] た男は人一倍に人間関係に敏感であった。

    デイビットが大切に思う存在の目の前でぐちゃぐちゃに抱いて縁を切らせ、自分を選ばせる。テスカトリポカこの日かたくかたく心に決めたのだ。







    「こんにちは。はじめまして、おまえの運命だ」




    催涙ガスに閃光弾、小規模とはいえ爆破を駆使して煙幕をまといながら社長室に現れた子供はテスカトリポカに銃を向けられても動じなかった。当てられないだろうと断定した態度を見るに、どうやらこちらを相当詳しく調べての襲撃らしい。子供の歳は10歳ほどで、おそらく特攻を命じられた少年兵だろう。テスカトリポカも売り飛ばしたことのある連射性がウリの銃は、まだ骨の出来上がっていない少年が持つとやけに重々しく見えた。
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    utai_pxm

    MAIKING謎の現パロブラネロ(ブラッドリーが作詞作曲した曲のボーカルをネロにやってほしいみたいな呟きをなぜか形にしようとした産物)
    聖歌隊の足音1 ブラッドリー・ベインが人生で一番はじめに触れた音楽は聖歌だ。年の離れた姉が敬虔な信徒で、子供のころに家の近くの古い教会の聖歌隊に入れられたのがきっかけだった。同い年くらいの奴らと同じ格好をして行儀よく並び、声をそろえて神を賛美する。その一連の行為自体は大層つまらなかったが、歌い方は覚えた。覚えるだけ覚えたら声変わりを待たずにさっさと抜けて、住んでいた通りの近くにあったライブハウスに通うようになった。そのライブハウスはかつて路上で喧嘩をする代わりに音楽を使い始めた奴らの闘技場を前身とした、今ではこの辺りで活動する名も無きミュージシャンたちの集う混沌としたたまり場でもあった。
     ベインの家はとにかく兄弟が多く、いつもろくに金がなかった。幼い頃は小遣いなんて一文たりとも貰えなかったから、正規の方法で会場には入れなくて、バイトをしていた年の近い兄にくっついてライブを見た。はじめは相当に煙たがれていたけれど、諦めずに通いつめれば顔見知りは増えていき、よくそこでライブをしていたロックバンドのメンバーの一人にギターの弾き方を教わった。バンドのアンサンブルを耳で学んだ。ライブの熱気や高揚感を客席から得て、自分も壇上へ上がることを選んだ。
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