ルーム
minamidori71
DONE現パロビョルアシェ。現代のロンドンに暮らす大学教授ルカ・アルトゥール・ホプキンス(かつてのアシェラッド)と、ティールームの元店員ビョルンの物語。今回はふたりの出逢いまで。Unknown Legend (1) その髪は朝日のごとく輝き
そのまなこは高き空のごとく澄み渡りけり
白き衣に身を包み
剣を振るうはただひたすら、母と故郷の名誉のため
失業してしまった。まったく、青天の霹靂だった。
人生にはおうおうにして、予測不可能なことが起きる。そんなことくらい、母親に棄てられた十一のとき、とうに判っているはずだった。けれどもまさか、ここが自分の居場所だと思っていた仕事場が、ある日突然なくなるとは。あまりに急すぎて、不運を嘆くいとまもなかった。
――いい加減、そろそろ次の仕事を探すべきだろう。
失業してから、そろそろ三週間になる。いつ振り込まれるかわからない失業手当はあてにならないし、ただでさえ残り少ない貯金を、これ以上食い潰す訳にはゆかない。なのに気がつけば地下鉄を乗り継いで、今日もノッティング・ヒルの駅まで来てしまった。ビョルンのかつての職場は、この駅から歩いて十分ほどの路地裏にあった。
4865そのまなこは高き空のごとく澄み渡りけり
白き衣に身を包み
剣を振るうはただひたすら、母と故郷の名誉のため
失業してしまった。まったく、青天の霹靂だった。
人生にはおうおうにして、予測不可能なことが起きる。そんなことくらい、母親に棄てられた十一のとき、とうに判っているはずだった。けれどもまさか、ここが自分の居場所だと思っていた仕事場が、ある日突然なくなるとは。あまりに急すぎて、不運を嘆くいとまもなかった。
――いい加減、そろそろ次の仕事を探すべきだろう。
失業してから、そろそろ三週間になる。いつ振り込まれるかわからない失業手当はあてにならないし、ただでさえ残り少ない貯金を、これ以上食い潰す訳にはゆかない。なのに気がつけば地下鉄を乗り継いで、今日もノッティング・ヒルの駅まで来てしまった。ビョルンのかつての職場は、この駅から歩いて十分ほどの路地裏にあった。
kawa
DOODLE益村と千石さん描いた順番入れ替えて繋がってる風にしました。
前はせんこざを同室設定で描いたのに話によってルームメイト変えてすみません、これも公式で部屋割りが明らかになってないからできること…わからないって自由だ! 3
minamidori71
DOODLE現パロビョルアシェ小説のUnknown Legend、ロンドンに住むルカ教授と彼のハウスキーパー兼秘書のビョルン君のネタ帳らくがきです。2022年夏~10月中旬まで、twitterで公開してきたもののまとめ。ルカ教授の本名は、ルキウス(ルカ)・アルトゥール・ホプキンス。ウェールズに伝わる中世の口承文芸「アシェラッドのバラッド」を専門とする、研究者です。近所のティールームの従業員だったビョルン君をスカウトし、住み込みで雇います。「アシェラッドのバラッド」がきっかけになり、ふたりはやがて恋仲に。そのうちトルフィンも出てくる予定。 12
kydrkntzm00
DONEちょっとネジが外れてるタイプの大学生ルームシェア主花3。陽介に無自覚好意を寄せてるモブ視点。この作品は全年齢描写ですが、シリーズの他作品にR-18相当の描写があります。 6905nemui_kido
DONEMU捏造設定↓で、描きたいところだけ少し卑屈なマイクが見たい〜
・MUでランが断らなかった世界線
・優勝はできなかったけど活躍が評価されて退学は免れた
・でも怖がらせ学部には戻れなかった
・2人はルームメイト継続中
sccdelta
MOURNING2022/09/18のきみ選6及び通販で「苺デコレーションのスイー卜ルーム」をお手に取ってくださった方のみご覧になれる後日談となります!(パスワードはあとがきに載っています)ご購入いただき、ありがとうございました(*´꒳`*)(1枚目はサムネです) 3
こまざわ
DOODLEあまりにもブルーム衣装が好きすぎて、その服を着ている森の奥で暮らす魔導士⚔️に一目惚れする⚡のパロディ(?)的な何かを産み出してしまった。何もかもが幻覚。反省はしている。
魔導士のくせに脳筋ゴリラな⚔️に引きつつもどんどん惹かれてしまう⚡と、その⚡に絆されていく⚔️…という続きは気が向いたら書きたい。 4
おもち
TRAININGlucashu。たぶんらくしルームシェア的な感じです。「皆に隠れて」がお題でした。ソファーについていた手に何かが触れて、僕は何も警戒せずにそこへ目を向けた。僕の手に重なっている誰かの手、もちろんそれは隣に座っているルカのもので、ジッと横顔を見つめれば視線に気がついたルカは僕のことを横目で見てふっと目尻を下げた。
名前を呼ぼうと口を開けた瞬間に反対隣に座っているアイクが「シュウ、お酒のお代わりは?」と僕の空のグラスを見て声をかけてくれて、僕はそれに何も考えず「あ、お願い」と返してしまう。もうだいぶ飲んだからそろそろソフトドリンクに変えようと思っていたことを新しく注がれたアルコールに口をつけてから気がついた。
ルカは数杯飲んだ後はソフトドリンクに切り替えているから酔っている様子はないのに、どうして僕の手を掴んでいるんだろう。片手を使わなくてもお酒を飲むだけなら問題なくて、僕はさっきよりふわふわした感覚の中でグラスの中を減らしていく。いつもより頭が回らないのはアルコールのせいか、それ以外のせいか。きっと赤くなっている顔はアルコールのせいだと思いたい。
3239名前を呼ぼうと口を開けた瞬間に反対隣に座っているアイクが「シュウ、お酒のお代わりは?」と僕の空のグラスを見て声をかけてくれて、僕はそれに何も考えず「あ、お願い」と返してしまう。もうだいぶ飲んだからそろそろソフトドリンクに変えようと思っていたことを新しく注がれたアルコールに口をつけてから気がついた。
ルカは数杯飲んだ後はソフトドリンクに切り替えているから酔っている様子はないのに、どうして僕の手を掴んでいるんだろう。片手を使わなくてもお酒を飲むだけなら問題なくて、僕はさっきよりふわふわした感覚の中でグラスの中を減らしていく。いつもより頭が回らないのはアルコールのせいか、それ以外のせいか。きっと赤くなっている顔はアルコールのせいだと思いたい。