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    不謹慎

    k_94maru

    DOODLEロナドラ
    恋人っぽくしたいロナと主導権は自分が持っていたいドちゃが、会話で事故を起こす話

    この二人は博識で、ポンポンと高レベルの会話ラリーしてるので
    たまに相手の知識を見誤って「伝わると思ったけどダメだった」みたいな気まずい思いしてるだろうなぁという妄想です

    【実際にある症状の名前が出てきますが、不謹慎な意図で用いているわけではございません】

    なんでも許せる人向け
    会話に失敗するロド「お暇?」

     彼はそう声をかけながら、隣へ腰を下ろす。コーヒーとミルクの香りがする。

    「そのワードやめろ、あの人がすっ飛んでくるぞ」
    「今は困るなぁ」

     笑いながら、肩がぶつかるほど近くへ寄ってくる。機嫌の良さそうな声だ。今はそういう気分なのか。
     ロナルド君の方へ顔を向ける。その手には二つのマグカップ。黒い方を私に差し出してきた。湯気の立つミルクが入っている。
     ゴリラとバナナの描いてるカップは彼のもの。

    「……ありがと」

     礼もそこそこに、すぐに前を向き直した。今ここに、マナーがなってないと口うるさくいう人間はいない。私たち二人だけ。運悪く、ジョンはお出かけ中だ。
     目を合わせられなかった。そうやって優しくされると困る。
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    lg_eb0

    DONE東上×越生 己が東上本線の支線であるということに強い思い入れのある越生と、根古屋と啓志と、恋バナの話

    ※鉄パーミル2日目の展示作品です
    ※大人越生のビジュアル以外の全て、秩鉄を拗らせる以前の東上の様子、そのほか廃線キャラクター等全てを捏造しています
    ※戦争や災害に触れる不謹慎なシーンが沢山あります、というか慎みのあるシーンはほぼありません
    焼け跡に芽吹く「なあ、俺が東上のことが好きで、できれば抱かれたいって思ってるって言ったら、どう思うんだ?」
    「一回くらい俺と寝てくれ、って思う」
    恋愛相談をする相手を間違えた、と俺は溜息を吐いた。日が沈んでから空襲警報が鳴り出すまでの時間にしか色恋の話など出来ないのだから、もっと親身に話を聞いてくれそうな相手を探すべきだったのだろうと分かっていた。だが、年上の男相手に抱いている気持ちを否定されるのが嫌で、男好きで有名な年上の男になんて聞いてしまった。まさか自分がこうしてからかいの対象になるとは夢にも思っていなかったが。
    「冗談、流石にお前に手を出したら東上にも伊勢崎にも殺される。全く、修身の授業を真に受けてるようなやつのお世話は面倒くせえ。誰が道徳的になんて生きてやるかよ。……あ、ビール取ってきてくれ、そこにあるだろ」
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