中庭
tono_bd
DOODLE明け方まで起きていたためミチルに起こされて寝不足の朝、中庭で昼寝をするフィガロ先生の話。※体の関係を分かりやすく匂わせています。ファウストも角が取れているので雰囲気甘め。
ワードパレット『36kinds of time』から「10時」で書かせて頂きました。
昼寝するフィガロ先生の話『10時』
死ぬなら、こんな天気の良い日がいいと思った。
昼まで眠るつもりでいたのだが、予定より些か早い起床はいつも通りミチルの所業だ。授業は午後からだと前日に伝えているのにどうして起こしたのか訊いたところ、「一緒に朝ご飯を食べましょう。今朝はフィガロ先生の好きな焼き鮭なんですよ」と返答された。それはフィガロをその気にさせるには十分な誘い文句で、可愛い教え子の願いを叶えてやるのもやぶさかでは無い気持ちにさせられる。
そうしてルチルやレノックスらと顔を合わせて朝食を摂ったは良いけれど、明け方まで起きていたのがたたっていた。だが、再びベッドに戻るのも違うような気がして、ふらふらと中庭に出て来たら予想外に誰の存在も無かった。いつもだったらシノやカインが自主的に鍛錬に励んでいたり、ミチルやリケがお菓子を摘まみながら語らっていたりするというのに。
2521死ぬなら、こんな天気の良い日がいいと思った。
昼まで眠るつもりでいたのだが、予定より些か早い起床はいつも通りミチルの所業だ。授業は午後からだと前日に伝えているのにどうして起こしたのか訊いたところ、「一緒に朝ご飯を食べましょう。今朝はフィガロ先生の好きな焼き鮭なんですよ」と返答された。それはフィガロをその気にさせるには十分な誘い文句で、可愛い教え子の願いを叶えてやるのもやぶさかでは無い気持ちにさせられる。
そうしてルチルやレノックスらと顔を合わせて朝食を摂ったは良いけれど、明け方まで起きていたのがたたっていた。だが、再びベッドに戻るのも違うような気がして、ふらふらと中庭に出て来たら予想外に誰の存在も無かった。いつもだったらシノやカインが自主的に鍛錬に励んでいたり、ミチルやリケがお菓子を摘まみながら語らっていたりするというのに。
kusa4to4
SPOILER世界線の中庭 現行未通過だめ マジでこんなのでポイピクを使うなという感じだけどほかにどうすることもできないのでとりあえずポイピクに上げるクソ図(こうはなりませんでした!!よかった!!)tamako0105
DONECoC6版『世界線の中庭』(ハッカ雨様)に可愛い女の子が来てくれるので、こちらも明るめの男の子で相手役します!🌸のんびりゆったり置き卓で自分の好きな庭を作っていってね~!!って感じです。
アシュガちゃんなので、こっちはミセバヤくんにしました!
どんな話になるのか、これから楽しみ!! 3
自由電子
MOURNINGpixivに載せるか迷ったのでこちらに供養。BのL初めて書きました。
明治時空ですが壮年です。お気を付けください。
某国宝の屏風があるお寺の庭で考えたお話ですので、お庭のイメージはそこのお寺の中庭です。 12
chacco
INFO7/23 中庭で待ち合わせ ネロファウ本サンプルです短編集 全年齢 42P 400円
※ネファのつもりで描いていますが、先生が仕掛けるシーンもありますので、何でも大丈夫な方向けです。
おまけの漫画も2本入ってます。 14
tamako0105
DONECoC6版『世界線の中庭』(ハッカ雨様)に連れて行く神園ゆえくんです。最初は短髪で作ってたけど自分の性癖に正直になって描きました。
始まる前からどうぶつの森みたいに色々セッティングできて楽しい……!
素敵な中庭作るために頑張るぞ!(多分そういうシナリオではない(?)) 9
ねむのき
DOODLE中庭で死にかけの猫を見つける話 今夜は天気がいいから外で飲もう、という提案を受けてファウストが訪れた中庭には、ネロの他にも先客がいた。花壇の影で小さく苦しそうに震えている痩せた黒猫を、しゃがんだネロが見つめている。おそらくは時折ここで見かけるうちの一匹だろう。
ファウストが静かに近づくと、ネロは視線を上げないままに、先生、と声を掛けた。
「……こいつ、病気かな」
「だろうな。……《サティルクナート・ムルクリード》」
ファウストがわずかに躊躇ったのち魔法を使うと、猫は途端に大人しくなり、やがて穏やかな寝息を立て始めた。
「何したの、先生」
「……一時的に苦痛を和らげた。気休めでしかないが」
わざとぶっきらぼうな口調で答えて、ファウストは猫を抱き上げた。目を閉じて、悪いところを探るように触れながら再び呪文を唱える。
2056ファウストが静かに近づくと、ネロは視線を上げないままに、先生、と声を掛けた。
「……こいつ、病気かな」
「だろうな。……《サティルクナート・ムルクリード》」
ファウストがわずかに躊躇ったのち魔法を使うと、猫は途端に大人しくなり、やがて穏やかな寝息を立て始めた。
「何したの、先生」
「……一時的に苦痛を和らげた。気休めでしかないが」
わざとぶっきらぼうな口調で答えて、ファウストは猫を抱き上げた。目を閉じて、悪いところを探るように触れながら再び呪文を唱える。
星空市
DONEフィガファウ『ゆめみるあした』ステの中庭が美しすぎてすごく解像度が上がったので書きました。
ファウストの厄災の傷を知った夜の話。
この厄災の傷、誰よりもあの場にいなかったフィガロを抉る傷だなと改めて思いました。。 5
きうみ
DOODLEフィガロと賢者と中庭の猫中庭の猫 木漏れ日とベンチ、膝で丸くなる猫。ぴちちと鳴く鳥の声が聞こえる魔法舎の中庭で、漂ってくる甘い香りは誰かのアフターヌーンティーのものだろうか。
平和そのものといったその情景の中、何故か賢者は険しい表情で不自然な位置に腕を構えていた。
「…何しているの?」
「わっフィ」
フィガロが声をかけると、賢者は呼びかけた名前を押しとどめて、首だけで振り向いた。唇に人差し指を当てて、少し申し訳なさそうに、あるいは甘えるように囁く。
「ちょっとだけ、しーー…で」
おねだりに頷いて、ゆっくり近づいていく。賢者に拒否する気配はない。ちょっとだけ静かにしていれば近づいても良さそうだと判断して、隣に腰掛ける。
賢者の膝には、短毛種の猫が乗っていた。年老いており毛並みがパサついているが、健康ではあるようだ。しなやかな筋肉をもって、いつでも動ける程度には緊張している様子だった。静かにと釘を刺された理由はこれかと目星を付ける。賢者の耳に口を寄せて、抑えた音量で「かわいいね」と言えば機嫌良さそうに微笑んだ。小さな声の返事が返ってくる。
1497平和そのものといったその情景の中、何故か賢者は険しい表情で不自然な位置に腕を構えていた。
「…何しているの?」
「わっフィ」
フィガロが声をかけると、賢者は呼びかけた名前を押しとどめて、首だけで振り向いた。唇に人差し指を当てて、少し申し訳なさそうに、あるいは甘えるように囁く。
「ちょっとだけ、しーー…で」
おねだりに頷いて、ゆっくり近づいていく。賢者に拒否する気配はない。ちょっとだけ静かにしていれば近づいても良さそうだと判断して、隣に腰掛ける。
賢者の膝には、短毛種の猫が乗っていた。年老いており毛並みがパサついているが、健康ではあるようだ。しなやかな筋肉をもって、いつでも動ける程度には緊張している様子だった。静かにと釘を刺された理由はこれかと目星を付ける。賢者の耳に口を寄せて、抑えた音量で「かわいいね」と言えば機嫌良さそうに微笑んだ。小さな声の返事が返ってくる。
竜炎のテトラ|・`ω・)
DONETVアニメ ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン🦋第10話 『サヴェジ・ガーデン作戦(中庭へ向かえ!) その① 』より
ウェザー・リポート☁️ & 空条徐倫🦋 を初めて 模写 しました☺️
着色は色鉛筆です 一生懸命頑張りました! 2
ゆうゆ
MEMO>>突然の写真<<先日薔薇園の方に行って来ました🌹生誕祭の空中庭園もこんな雰囲気だったのかな…と想像したらとても楽しくて…白とピンクの薔薇ばかり撮ってしまった📷(最後のだけ薔薇では無かったみたいなんですがとても可愛かった)(お名前がわからなかった……) 8
pap1koo
DONE【ミスオエ】オエが中庭でミに捕まり、逃げようと色仕掛けをするも失敗して、そして成功もするミスオエです。(ビズ…グ5月号NIGHTネタあり)待ちわびた朝に 夜明け前の空気は冷たくて、頬にちくりと痛みが走る。誰もが眠りに更ける時間だ。しんと静かに音をなくした世界は、いきものの寝息すら聞こえてこない。静かで、心細くなるような暗闇はオーエンにどこか落ち着きをもたらすが、余りにも静かすぎるとここにひとりぼっちにされたような気分になる。
箒に腰かけて、冷たい風を浴びながら魔法舎を目指し飛び続けていると、ようやくその姿が目に入る。
オーエンは時折、魔法舎で夜を明かさない。なんたって隣にはあの忌々しいオズや厄介な双子が自室を構えているのだ。〈大いなる厄災〉の傷により、夜間は魔力が制限されるとはいえ、彼らも同じ北の魔法使いだ。おちおちと、安心して眠れるはずがない。
6919箒に腰かけて、冷たい風を浴びながら魔法舎を目指し飛び続けていると、ようやくその姿が目に入る。
オーエンは時折、魔法舎で夜を明かさない。なんたって隣にはあの忌々しいオズや厄介な双子が自室を構えているのだ。〈大いなる厄災〉の傷により、夜間は魔力が制限されるとはいえ、彼らも同じ北の魔法使いだ。おちおちと、安心して眠れるはずがない。
suz_under
PAST文庫メーカーのツイートが沈んでるので供養です。ルシフェル語が難しすぎて、ルシフェル語の研究と練習だけで終わってしまった何か。中庭時代は鬼門です。
ルシサンワンライお題「お揃い」より「はい、召し上がれ」
言葉と同時に、ルシフェルがテーブルに置いたトレーからサンダルフォンの前に金縁の、チューリップの花を模したような曲線的で優雅なカップが置かれた。
「有難うございます。……いただきます」
ふわりと空気に溶ける湯気を立ち上らせたその中身を口にすると、芳醇に広がるその豊かな風味に、サンダルフォンは感嘆の息を漏らす。
「美味しい……。やっぱりルシフェル様の淹れて下さる珈琲は格別ですね。遠征の間、俺も何度も自分で淹れてみたんですが…やっぱり全然違う」
「サンダルフォンが珈琲を?」
「はい、以前教えていただいたのを思い出して、ここにある道具で言われた通りにやってみたつもりだったのですが……なんというか、もっとバランスが悪くて……何度か淹れなおしてみましたが、それでも駄目で、それで──」
2798言葉と同時に、ルシフェルがテーブルに置いたトレーからサンダルフォンの前に金縁の、チューリップの花を模したような曲線的で優雅なカップが置かれた。
「有難うございます。……いただきます」
ふわりと空気に溶ける湯気を立ち上らせたその中身を口にすると、芳醇に広がるその豊かな風味に、サンダルフォンは感嘆の息を漏らす。
「美味しい……。やっぱりルシフェル様の淹れて下さる珈琲は格別ですね。遠征の間、俺も何度も自分で淹れてみたんですが…やっぱり全然違う」
「サンダルフォンが珈琲を?」
「はい、以前教えていただいたのを思い出して、ここにある道具で言われた通りにやってみたつもりだったのですが……なんというか、もっとバランスが悪くて……何度か淹れなおしてみましたが、それでも駄目で、それで──」