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    まこつ

    DONEジュンくんおたおめでジュン要でお祝いデートする話。要くん元気時空。
    あらすじ
    水族館の招待券をもらったジュンは要と水族館に行くことに。いつもと違いやけに甲斐甲斐しい要に戸惑うジュンだがそれには理由があるらしく…。

    要→←←→→←←←←ジュンみたいな感じで好きが溢れている甘々です。
    付き合ってしばらく経っていて一通り経験済み。
    追憶オブリガートのネタバレ有り。おまけにクレビメンツ出ます
    【ジュン誕】要くんは祝いたい/ジュン要今日はオフの日のお出かけ。という名のデートの日。
    日和は個人の仕事だし、寮を出る時に色々言われる心配もない。
    いつもより服装に悩んでいたらこはくに冷やかされて思わず赤面したが、結局どっちの服がいいかと女子みたいな相談をしてしまった。

    寮を出て街路樹の蝉が忙しなく鳴く中、病院近くのマンションへ向かう。つい足が逸って、暑いというのに気づいたら小走りにしまっていた。
    マンションのエントランスに着き、空調が効いていて涼しい空気で呼吸を整える。馴染みの部屋番号を呼び出すと、聞きたかった声がスピーカーから聞こえてきた。

    『さざなみ!早かったですね。もう少ししたら行くので待っていてください』
    「いや、いいよ。しばらくかかるんだったら部屋まで行く」
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    も ぶ

    DONEワンドロライ夏の企画よりお題「猫被り」お借りしました。
    七海就職1年目初夏で付き合っていない五七と家さんで飲みの待ち合わせ中に起きた出来事の話。
    ※当て馬モブ顧客ががっつり出てきます。苦手な方ご注意ください。
     証券マンよくわかってない人間が書いてるのでその辺もご了承ください。
    猫被り 場所は銀座、某デパート前。2人の男女が人待ちをしていた。

    「今向かっているそうです」
    「置いてくか?」
    「それはそれで後が面倒になるのでは」
    「確かに」

     男女、家入と七海は揃ってため息をついた。今日は社会人となった七海の息抜きと称して飲みに行こうと五条が集合をかけたのだ。当の本人が遅刻であるがいつもの事と二人は諦めていた。遅刻常習犯である五条だが、それはいつも数分のこと。そうかからずに来るだろう。七海が家入に今日行く店について確認しようとした時、後ろから声がかけられた。もちろん五条ではない。

    「あれぇ? もしかして七海くんじゃないかい?」
    「! 三井様、ご無沙汰しております」

     声をかけてきたのはいかにも成金と言った風貌の男だった。家入はその風貌と口元にのみぎこちなくうっすらと笑みをのせた七海の反応に顧客だろうと察する。
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