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    双子

    anri_maho

    PROGRESS7/13『長銃を置いて食事でも 星願2025』で発行予定の旦那様に溺愛される系ブラネロ♀です。
    ボスは北の将軍様。ネロ♀ちゃんは厨房令嬢です。
    友情出演は晶ちゃん(侍女)、クックロビン(執事)、カナリア(メイド)、双子先生(軍人)ファウスト先生(貴族)です。
    アンケートご協力いただけると嬉しいです!よろしくお願いします🙇‍♀️
    厨房令嬢と強面旦那様(仮) 鈴虫が夜の演奏会を開いている。そして、己の腹の虫も大演奏会を開いている。ベッドに寝ころんだ幼いネロは、グルーグレーのくまのぬいぐるみを抱き込み、小さな身体を丸めた。
    「おなか、すいた……」
     窓掃除ができなければご飯は抜き。洗濯物を落としたらご飯は抜き。野良猫に触ったらご飯は抜き。
     これまでは厨房のスタッフたちがこっそりまかない飯を振舞ってくれていたのだが、それもついに見つかり大多数の使用人がクビになった。
     そしてネロはついに丸一日、なにも口にしていない。眠れば空腹も気にならないと思ったのに、空腹すぎて眠れない。
    「……おなか、すいた」
     このまま死んじゃうのかな。ネロは泣きたくなるのをぐっと我慢した。もうこの子に頼るしかないと、手の中のくまを見つめる。
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    DONEパン屋だった竈門炭治郎は異世界転生して気づいたら剣と魔法の世界にやって来ていた。ある日森で炎みたいな髪の色をした三つ子に出会う。お世話をしながら一緒に冒険するある夜、杏寿郎君から湖に映った大人の姿を見せられある場所に行ってほしいと頼まれ旅に出る事にー。

    最近完成した異世界ゆるり双子というお話を下敷きにしたダブルパロです。こちらについては健全全年齢OKなオールキャラ傾向のあるさわやか炭煉です。
    異世界ゆるり三つ子 改訂版 俺の名前は竈門炭治郎。異世界転生者だ。
     元は平凡な日本人のパン屋だったが気がついたら神殿のような所にいた。そして目の前に神様みたいな服装の黒髪の男性がいた。
    「あのう……ここはどこであなたは誰ですか?」
    「俺は神じゃない」
    「はあ」
     神様ですかとは訊いてないんだけど。目の前にいる人は顔がきれいだけど無表情でなんだか怖い。
    「だが水魔法を司る立場にいる。竈門炭治郎、お前は事故で死んでこの世界に転生した」
     いきなりそんな衝撃的な事を告げられた。
    「ええっ?」
    「先に言うが元の世界には帰れない。お前に水魔法の加護を与える」
    「そんな! 帰れないってどういう事ですか!」
    「修行をしてレベルを上げておけ」
    「ちょっと待ってください!」
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