Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    合コン

    kirayuya_hs

    PASTずっと前に本にした漫画の原型SS。
    文化祭の合コン喫茶で女子側に座った主人公と、陽介のなんやかんや。
    某所に置いてたのをここにも持ってきました。
    自宅主。


    [名前]
    高階 遥(たかしな はるか)

    [性格]
    のんびりまったりめ。
    理性的かつそこそこ慎重派。ところによりそこはかとなく豪胆。
    微天然。見守り型おかん寄り。
    合コン喫茶で女子を演じた結果親友と軽くケンカする事になった話。 合コン喫茶で女子側に座る事になった。「この中で彼氏にするなら誰?」と訊かれ、気心知れているし実際にいい男だと分かっている陽介の名前を挙げた。ひどく驚かれ嫌がられ、でもまあ俺が頼り甲斐のあるいい男だってのは分かるけどな! みたいなドヤ顔の反応をされ、何だか釈然としない気分になった。

     合コン喫茶のサクラは完全に失敗だった。今振り返れば、女子の数が足りないからって、男がそこに座らなくたって良かったのだ。余った男は、「残念フラれてしまいました」で構わなかった筈だ。だって、この企画自体がお遊びだ。真剣に交際相手を探すお見合い企画じゃない。100%カップルを成立させなければいけない企画じゃない。男女がちょっと突っ込んだ話をしてドキドキして楽しんであわよくば新カップル誕生! 程度の企画だった筈だ。ギャグで構わなかった筈なのだ。
    6680

    hjm_shiro

    DOODLE凪玲/恋愛下手とは名ばかりの
    ⚠プロになってからの二人

    年齢=彼女いない歴の凪を憐れんだ玲王が、凪のために合コンを開いてあげる話。
    ngが恋愛下手なのではなく、ただただ本命が鈍すぎて届いてないだけに一票。
     甘い香りが鼻の奥を突いた。ちょっと香水がきつすぎだ。合コンだからって気合いが入りすぎだろう。みんな分かりやすく目の色を変えて、今夜、誰にお持ち帰りされるのかを見定めている。
     玲王は、まったく周りと絡もうとしない凪の足をテーブルの下で小突いた。雰囲気が堅いぞーと合図を送ったつもりだったが、当の本人はぼんやりしている。右には今をときめく美人アナウンサー、左には若手実力派女優がいるというのに。どこかでは見たことがあるような、そういう美人や可愛い子を見繕ってきた。今日に至るまで、一切彼女がいたことがないという凪のために。


     話は二週間前に遡る。日本代表選手として再び招集された玲王たちは、決起会とは名ばかりの飲み会を開いていた。久々に会った元ブルーロックのメンバーたちも、それぞれの国内外チームで切磋琢磨しており、その活躍っぷりは互いの耳に届いている。初めこそ互いのチームの話で盛り上がっていたが、徐々にプライベートな話になってきた。潔に恋人ができた、千切はこの前喧嘩して停戦中、とか、そういった話をしていたとき、凪がぽつりと言ったのだ。「なんだかみんな楽しそうだね。俺はそういうの、経験したことがないけど」と。
    3793

    mya_kon

    DONE合コン的な何かで出会う夏尾です。また……尾ちゃんの顔がだぁいすき♡な夏ちゃんを……好きだから……わたしがそういうの好きだから仕方ない……恋は盲目……一目惚れ……わたしが……好きだから………………
    合コン的な何かで出会う夏尾「第一印象から決めてました!」
     居酒屋のトイレの前。
     男女それぞれ個室が一つずつしかないのは、前に来たことがある店だから知っていた。尾形さんがトイレに立ったのを見て、俺もついてきた。トイレに用事はないけれど、どうしても尾形さんに話しかけたくて後を追った。
     飲み会が始まってから一時間半が経ち、店員にラストオーダーを聞かれた。それぞれ最後の一杯を注文して、ぼちぼち終わりか〜なんて話もして、全体の雰囲気的に二次会も行きそうな感じがしているんだけど、俺はみんなで二次会に行きたいんじゃなくて、尾形さんと二人だけで二次会に行きたかった。
     最初から「人数合わせのために呼ばれました」って顔をしていた尾形さんが気になっていた。なんでかって? そんなの顔が好みのドストライクど真ん中だからだよ! 自己紹介で「尾形だ」とだけ名乗ったときの低い声もどどどど好みで、友だちから「ハズレ席でごめんな」って目を向けられたけど、俺は「大当たり席ありがとう!」と目で答えた。
    1995