太刀川慶
エルナ
REHABILIWT夢小説です。太刀川と出水の話。出水がネイバー。何故か二人とも同じ夢見てる。出水が太刀川さんに振り回されてるかもしれない。
リハビリなんであんま切なくないかも。あと書いている人子供だし。(9歳だぞ〜)なんでも美味しくいただける人はどうぞ。見てくれなくてもいいよ〜。(読者にそんなこと言うんじゃない!アホか俺!)できればこそフォロしてほしいかな!(しなくてもいいけど!)
pass→正夢 よろしく! 1515
wtiaiiaio
DONE2022.9.7完成佐伯くんが太刀川さんをかっけえ!っていう漫画。出水、緑川も出てくる。
【オールキャラ。CPとして描いてないですが、太刀川さん関係でHL勘違いネタがあります。】 8
チカ岡県
DOODLEワートリ夢太刀川慶とその姉弟子のとある夜の話
※Twitterにも同じ作品を載せております
星の夜、君とふたりきり 二人分の足音だけが響く夜。
二時間前に終わる筈だった防衛任務は交代直前のトリオン兵襲撃によって思った以上に長引いてしまった。
最後のトリオン兵を切り倒して、オペレーターに報告を終えた私は息を吐く。
元々今日は完全休日だったけど、急遽欠員が出たという事で私に白羽の矢が立った。友達と遊ぶ予定も、出掛ける予定も特に何も無かったから簡単に頷いたのだけど、流石に此処まで長引くとは思わなかった。突然の襲撃故に仕方が無い所もあるが、見たかったドラマの第一話が見れなかった事が残念だった。
そんな落ち込んでいる私の所に姐さん。と自分を呼ぶ声が聞こえた。掛け声に振り向けば私の弟弟子でもある太刀川慶が立っていた。
1494二時間前に終わる筈だった防衛任務は交代直前のトリオン兵襲撃によって思った以上に長引いてしまった。
最後のトリオン兵を切り倒して、オペレーターに報告を終えた私は息を吐く。
元々今日は完全休日だったけど、急遽欠員が出たという事で私に白羽の矢が立った。友達と遊ぶ予定も、出掛ける予定も特に何も無かったから簡単に頷いたのだけど、流石に此処まで長引くとは思わなかった。突然の襲撃故に仕方が無い所もあるが、見たかったドラマの第一話が見れなかった事が残念だった。
そんな落ち込んでいる私の所に姐さん。と自分を呼ぶ声が聞こえた。掛け声に振り向けば私の弟弟子でもある太刀川慶が立っていた。
hn314
DONE付き合っている太刀川慶と二宮匡貴がボーダーに就職して幹部になったもののいまだに5歳児みたいな喧嘩をしているせいで隊員からはまったく恋人同士だとは思われていない話※加古望視点※左右なしです。未来捏造ネタ「あなたたち、また噂になってるわよ」
ひさしぶりに三人で集まったランチだった。私がつけ合わせのサラダを食べ終えてから口にすると、向かいの席に座る太刀川くんと二宮くんが揃って顔をあげた。「また?」と聞き返すタイミングと言葉までまったくおなじだ。けれど声のトーンと浮かべている表情は真逆で、太刀川くんは面白がっているけど二宮くんは不満げに眉を寄せている。その二宮くんから「嘘じゃないだろうな」と疑われて、今度は私がくちびるを尖らせた。
「先月入隊したばかりのC級隊員の子たちが噂してたのよ。“ほんとに太刀川さんと二宮さんは仲が悪いんですか?”って、私まで聞かれたんだから」
「またか〜。これで三回目か?」
「五回目だろ。おまえは足し算もできないのかよ」
3067ひさしぶりに三人で集まったランチだった。私がつけ合わせのサラダを食べ終えてから口にすると、向かいの席に座る太刀川くんと二宮くんが揃って顔をあげた。「また?」と聞き返すタイミングと言葉までまったくおなじだ。けれど声のトーンと浮かべている表情は真逆で、太刀川くんは面白がっているけど二宮くんは不満げに眉を寄せている。その二宮くんから「嘘じゃないだろうな」と疑われて、今度は私がくちびるを尖らせた。
「先月入隊したばかりのC級隊員の子たちが噂してたのよ。“ほんとに太刀川さんと二宮さんは仲が悪いんですか?”って、私まで聞かれたんだから」
「またか〜。これで三回目か?」
「五回目だろ。おまえは足し算もできないのかよ」
hn314
DONE付き合っているし関係は良好だし恋人同士なのを隠していないので周りはみんな自分たちの関係を知っていると思い込んでいるものの、周りからは付き合っているとはまったく思われていない太刀川慶と二宮匡貴の(ラブ)コメディです。付き合っているのに周りからは気づかれていない太刀川と二宮の話「――太刀川さん、さすがにそろそろ二宮さんに嫌われるんじゃないですか?」
いつか言おうとタイミングを見計らっていた言葉だった。おれのまじめな声とは反対に、太刀川さんが「ん?」とのんきに答える。意識は会話よりもノートパソコンに向いているんだろう。顔もおれじゃなくて液晶画面を覗き込んだまま。こどもがピアノで遊ぶような拙いキーボード音も途切れる気配がなくて、続いた返事にいたっては「そうなのか出水?」と完全に他人事だ。話に集中していないのが伝わってきたものの、いま太刀川さんが書いている報告書の重要性がわかっているから文句を言うつもりはなかった。というか隊長が真面目に働いているときに話しかけるおれの方が非常識だろう。太刀川さんが自分から書類仕事に手をつけるなんてめったにないのに。
7007いつか言おうとタイミングを見計らっていた言葉だった。おれのまじめな声とは反対に、太刀川さんが「ん?」とのんきに答える。意識は会話よりもノートパソコンに向いているんだろう。顔もおれじゃなくて液晶画面を覗き込んだまま。こどもがピアノで遊ぶような拙いキーボード音も途切れる気配がなくて、続いた返事にいたっては「そうなのか出水?」と完全に他人事だ。話に集中していないのが伝わってきたものの、いま太刀川さんが書いている報告書の重要性がわかっているから文句を言うつもりはなかった。というか隊長が真面目に働いているときに話しかけるおれの方が非常識だろう。太刀川さんが自分から書類仕事に手をつけるなんてめったにないのに。