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    家族

    Ichi_marumaru

    DONE轟くんお誕生日おめでとう!大戦後、轟くんと燈矢が最初で最後の誕生日を過ごす轟兄弟の話書きました。ホークスに頼んで、焦凍のヒーロー活動を燈矢に見てもらう話です。焦凍誕生日→二人の真ん中バースデー→燈矢の誕生日と話が続きます。轟くん!これからも素敵なヒーローでいてください!家族を救ってくれてありがとう!カプなしですが焦燈の人が書いてます。ご注意下さい。
    最初で最後の誕生日「なんで…、焦凍の誕生日に…、お前がうえっ、げほっ…俺んとこ来てんだよ。ホークス…」
    「焦凍くんに頼まれてね。誕生日一緒にご飯食べよって誘ったら、それよりして欲しいことがあるって言われてね」
    「はっ…、うえっ、げほっげほっ、ふっ、振られてやんの」

     「本日は1月11日。轟燈矢、面会だ。起きれるか」と刑務官に声をかけられ、今日は焦凍の誕生日だからお父さんかなと生命維持装置に繋がれ、ほぼ炭化した体で無理に生かされている燈矢はお目を開けると、そこには思わぬ人物がいた。ホークス。鷹見啓悟。ヒーロー側のヴィラン連合への内偵で、荼毘だった頃の燈矢が一時的に深い関わりを持った人物だった。大戦後、オールフォーワンに個性を奪われたものの、生き残り、公安委員長になった。そんな忙しい男がなぜ自分の前にと生命維持装置に繋がれた燈矢はホークスを睨んだ。その燈矢の瞳にホークスは懐かしさを感じつつ、燈矢の弟の焦凍に頼まれたからとへらへら笑いながら話し、刑務官がいつの間にか準備していた大型テレビの電源を付けた。
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    ひいらぎ

    DOODLE閲覧ありがとうございます
    現パロクリスマスライカブです
    以下のツイネタのその後のようなイメージです
    「ドラゴンセーター先輩にクリスマスにお家に誘われてドキドキして行ったら、ファリとマルが遊びに来てて、マルは「信じらんないっ」って怒ってるけど、家族みたいなパーティに迎え入れて貰えて「こういうのもいいな」って思うカブの現パロライカブも好きです」
    そういうとこだよ、この野郎ッ「戻りました。片付けありがとうございます」
    「おかえり」
     おかえり。パーティーの後片付けは役に立てないからとマルシルさんとファリンさんを駅まで送って帰ってきた俺に、台所で洗い物をしながら、先輩が振り返らずに返した言葉。たった一言で、妙にそわつく。
     先輩にクリスマスに家に来ないかと誘われて、お家デートだと張り切って来てみれば、そこには妹さんとその友人がいる、という事態に当初はショックを受けたものの、過ごしてみれば穏やかで優しい温かな時間に満たされた。父を知らず、7つで母を亡くし養母に育てられた俺は、一般的な家族というものがよくわからない。ドラマや小説の一般的な家族像というのは想像できたけれど、それはあくまで想像にすぎなくて……。けれど、今日、先輩たちのクリスマス会に呼ばれて、マルシルさんやファリンさんと過ごす中で、母と過ごした時間のあの安心感を、思い出せたような気がする。
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    roconnnnn

    DOODLEメと◓が一緒の雲に乗ってふわふわしてるのを書きたかったのですがそこにたどり着くまで時間がいるのでひとまずはワンライで書いた明るくないモノローグ編のみの投稿でご容赦ください( ; ; )
    ※メの子供時代、家族を捏造しています
    ※👮🏻🏫組について完全に勘違いして書いてしまったところがあり、書き直せないところまで来てしまったので気づいた方は目をつぶっていただけると助かります。大変申し訳ありません。
    ふわふわ 夢を見ている。
     小さなころからずっと見ている夢だ。その夢の中で俺は、ふわふわな雲の上に乗ってぼうっとしている。
     ふわふわ、雲の中でその感触を楽しみながら、周囲を見てみると今回も隣の雲に赤井が乗っている。それ以外には何も無い。上も下も、右も左も、ただ青空が広がっているのみでそこにあるのは自分たち二人だけいる虚無だった。
     小さい頃は、俺の乗っている雲の中に両親がいた。近くの雲には友達もいた。ちなみに雲は基本一人乗りらしく、友達が俺の雲に乗ってきたり、俺が友達の雲に乗るようなことはなかった。雲に乗っているときの体勢については、仰向けとかうつ伏せとか、あぐら座りとか……楽な姿勢をすることが多い。立っていることはあまりない。それはさておき、初めて見た夢で俺は両親がいる雲を指してあそこに行きたいと願ったのだ。だから両親の元で俺は生まれ育てられたのだと思う。両親が亡くなると、夢の中でも両親が消え、一人乗りの雲になってしまった。友達も離れると、夢の中でもどこかに行ってしまった。
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