巽
feelslikeafate
MEMO“ 突然あるかにょいど活休になってファン騒然となってたらみんなおめでただったという。そしてそれぞれの相手はもちろんくれび。”という妄想のクレビ側の主張。
❗️燐一♀、ニキマヨ♀、ひめ巽♀、こは藍♀
みんな成人してることにしてください。
楽しいのは私だけです。セリフのみ。
かおる
DONE朝日奈の胃袋から、巽色に染めていく話を思いついてサッと書きました。けれど、すでに公式がキャラストで似たエピソードを書いていたことを思い出しましたwでもせっかく書いたのでここに置いておきます。ex_manzyuu88
MENU9月22日発行 画像欄にあるワンドロと、十条要の病室に色んな人が来る話まとめ本(CP色の薄め書下ろし部分あり)□ 題名:そうして開いた瞳は綺麗な金糸雀色をしていた
□ 表紙込み200頁(本文193頁)
□ 書下ろし部分もありますが紙で欲しい人用
□ 会場頒布価格:1500円(予定) 11639
nlak_kk
TRAINING巽→←マヨ無人駅で海を眺める話。
(恋をしている) 「海を見に行きませんか」
巽の唐突な誘いにマヨイは一言目を失った。首をかじける姿に慌てて承諾の言葉を返せば、巽は安堵の色を浮かべてマヨイの手のひらに体温を重ねる。
何故あなたはすぐに私に触れるのでしょうか。視線を揺らしながらも、問いかけるために唇を震わせようともしなかった。視線を落とせば、巽の手のひらは未だに両手を温かく包み込んでいる。それじっと見つめていれば、どことなく額がむず痒い心地になる。
「あのぉ、逃げませんので……ですから、そろそろ手を離していただけませんか? 」
もはや口癖のような謝罪の言葉ののち、一度力を込められた手のひらはようやくその体温を離す。指先までもじんわりと温めたそれは、己が離されることを望んだはずなのに、自らの意思であの感触を忘れまいと掴み返しているようだ。そんなはずはない。頭を振る。わずかな振動で三つ編みから後れ毛が逃げ出せば、その毛先すらも彼はとらえた。指先ですっと撫でつけ、元いた毛束へと戻してやる。一瞬うなじに指の腹が触れると、マヨイは思わず顔を上げた。
5435巽の唐突な誘いにマヨイは一言目を失った。首をかじける姿に慌てて承諾の言葉を返せば、巽は安堵の色を浮かべてマヨイの手のひらに体温を重ねる。
何故あなたはすぐに私に触れるのでしょうか。視線を揺らしながらも、問いかけるために唇を震わせようともしなかった。視線を落とせば、巽の手のひらは未だに両手を温かく包み込んでいる。それじっと見つめていれば、どことなく額がむず痒い心地になる。
「あのぉ、逃げませんので……ですから、そろそろ手を離していただけませんか? 」
もはや口癖のような謝罪の言葉ののち、一度力を込められた手のひらはようやくその体温を離す。指先までもじんわりと温めたそれは、己が離されることを望んだはずなのに、自らの意思であの感触を忘れまいと掴み返しているようだ。そんなはずはない。頭を振る。わずかな振動で三つ編みから後れ毛が逃げ出せば、その毛先すらも彼はとらえた。指先ですっと撫でつけ、元いた毛束へと戻してやる。一瞬うなじに指の腹が触れると、マヨイは思わず顔を上げた。
Caged_00
DOODLE落書き心友の新規イラ描いてもろたのが嬉しすぎて描いた巽谷(庭師HO4)
花の線画はpixiv(https://www.pixiv.net/artworks/22184495)からお借りしました(ありがとうございます)
hnsimi7
PAST2023年8月~2024年8月に描いたスタオケCP絵まとめ(順不同)。まとめ忘れもあったのでその前のもちらほら。肌色絵は下の方にまとまってます。銀唯多め。他・疾唯・堂唯・巽唯・七唯・唯怜・成唯 59かおる
DONEキスする巽と朝日奈のSSです。とても短いのでpixivに掲載するのが憚れて……こちらに掲載します。
【巽唯】キスする二人 それは、あまりに突然だった。
ドンッと大きな音がしたと思えば、巽の手が朝日奈の背後の壁についていた。さながら壁ドンの形だ。
朝日奈は巽から溢れ出る甘い陰の気配に、身体を強張らせた。
「えっ!? なに!?」
見下ろしてくる巽は、驚く朝日奈と打って変わり、余裕を含んだ笑みを返してくる。
「ねぇ。……したいのでしょう?」
「なっ、何が……」
巽への思慕の視線を外して焦る朝日奈を、じっと見下ろしてくる巽の瞳。
何も言っていないのに「あなたが言い出したことだ」とじりじりと焼いて責めてくるよう。
耐えきれず朝日奈が視線を彷徨わせる様子に、巽が含み笑いをした。
「わかっていらっしゃるくせに」
そう言いながら巽が急に顔を傾けて近づいてくる。気づけば頬に息が触れるぐらい巽が近い。
923ドンッと大きな音がしたと思えば、巽の手が朝日奈の背後の壁についていた。さながら壁ドンの形だ。
朝日奈は巽から溢れ出る甘い陰の気配に、身体を強張らせた。
「えっ!? なに!?」
見下ろしてくる巽は、驚く朝日奈と打って変わり、余裕を含んだ笑みを返してくる。
「ねぇ。……したいのでしょう?」
「なっ、何が……」
巽への思慕の視線を外して焦る朝日奈を、じっと見下ろしてくる巽の瞳。
何も言っていないのに「あなたが言い出したことだ」とじりじりと焼いて責めてくるよう。
耐えきれず朝日奈が視線を彷徨わせる様子に、巽が含み笑いをした。
「わかっていらっしゃるくせに」
そう言いながら巽が急に顔を傾けて近づいてくる。気づけば頬に息が触れるぐらい巽が近い。
mobukuso
DONE最終的に巽マヨに帰結する俺マヨ鬱SSです。俺くんがDVモラハラ男でマヨイがひたすらかわいそう。誰も幸せになりません。鬱勃起できる人しか読まないでください。あいつのせい晩夏の夕日を背にして、茜色に染まるアパートの一室を俺は眺めていた。正面に見える狭い台所には、夕日の明かりに照らされてぬっと伸びる、黒い、1人分の人型。視線を落とすとダイニングテーブルの上には、俺のために用意された食事と、あいつの汚い字で書かれた1枚の紙切れが置いてあった。
「今までありがとうございました。さようなら。」
━
追想
ゾッとするほど真っ直ぐな目で見つめられたあの日から、俺はあいつから妙な距離感を覚えるようになっていた。明らかに返事が素っ気ない。「風呂」と言えば、これまでなら遠慮がちに笑って「準備できてますよぉ」と言っていたのに、最近はこちらを見もせず「いつでも入れますよ」などと生意気な返事をしてくる。叱りつけても、あの目だ。あの目でこちらをじっと見つめてくる。そんなことが、何日か続いていた。
1924「今までありがとうございました。さようなら。」
━
追想
ゾッとするほど真っ直ぐな目で見つめられたあの日から、俺はあいつから妙な距離感を覚えるようになっていた。明らかに返事が素っ気ない。「風呂」と言えば、これまでなら遠慮がちに笑って「準備できてますよぉ」と言っていたのに、最近はこちらを見もせず「いつでも入れますよ」などと生意気な返事をしてくる。叱りつけても、あの目だ。あの目でこちらをじっと見つめてくる。そんなことが、何日か続いていた。
Kani_ssa
DOODLE巽君の作画よくなったねぇ…📚(画像は適当に切り抜いてきたものなので話は繋がってない)
まあクリスタの3D素材のおかげですが!!??!
もうポーズ取らせないと絵が描けねえ。クリスタありがとう。お前がいないと私は何も書けん… 3
アクアマリン
DONEESkeyのワンドロお題「雨の日の風早巽」をワンライで参加させて頂きました!巽夢 ネームレスです。全年齢です。
巽くん呼び固定です。
小説版もアップしてますのでお好きな方でどうぞ。 3
アクアマリン
DONEESkeyのワンドロお題「雨の日の風早巽」をワンライで参加させて頂きました!巽夢 ネームレスです。全年齢です。
いつも通り付き合ってるし一緒に住んでますね(?)
巽くん呼び固定です。
画像版もアップしますのでお好きな方でどうぞ。
忘れ物 今日は休日だから朝からドラマの録画を消化していた。ちょうど一本見終わったタイミングでふと、窓の方を見ると遠くが暗い雲に覆われ始めているのが見えた。梅雨の天気は不安定だ。
天気予報で久々に晴れだと言っていたから洗濯物を干したのに台無しになってしまう。努力が水の泡になってしまう前に急いで取り込む。引き続き部屋干しするものと、乾いて収納するものとに仕分けて作業をする。空に浮かぶ雲に心まで覆われないように鼻唄を歌っていると、巽くんのことを思い出した。
「あれ……そういえば今日は一日晴れって言ってたから傘持っていってないよね」
ただの通り雨で済んでくれればいいが、また明日以降は天気が崩れると言っていたから難しいだろう。彼のお仕事が終わる頃に駅前までお迎えに行こう。そのギリギリまでは少しゆっくりしようかな。
1455天気予報で久々に晴れだと言っていたから洗濯物を干したのに台無しになってしまう。努力が水の泡になってしまう前に急いで取り込む。引き続き部屋干しするものと、乾いて収納するものとに仕分けて作業をする。空に浮かぶ雲に心まで覆われないように鼻唄を歌っていると、巽くんのことを思い出した。
「あれ……そういえば今日は一日晴れって言ってたから傘持っていってないよね」
ただの通り雨で済んでくれればいいが、また明日以降は天気が崩れると言っていたから難しいだろう。彼のお仕事が終わる頃に駅前までお迎えに行こう。そのギリギリまでは少しゆっくりしようかな。
nlak_kk
TRAINING新婚の巽マヨ。穏やかでやさしい未来の話。ほんの少し🍋イベント要素あり
焼きたての味はあなたとの特別 風がカーテンを揺らし、かさりとアルバムを捲る。何度も開かれたであろうページは幾分か日に焼け、青春が遠く過ぎたものだと語るようだった。部屋に一人分の足音が響くと、厚い表紙がぱたりと閉じられる。ターコイズのレザークロスにあしらわれた四つのスートを細い指先がするりと踊る。
「マヨイさん……っと、すみません。窓を閉め忘れたようで」
エプロン姿の男は、甘い匂いを纏わせてマヨイの細腰を一度抱くと、悪戯げにカーテンを揺らす風を遮る。「巽さん」と名前を呼んだきり静まる部屋で、なおも慈愛に満ちた表情でアルバムに目を落とす彼の指をそっと絡めた。
「懐かしいですな。フランスへ行った時のものですね」
巽が優しく目を細めるとマヨイはこくりと頷く。せっかくですから復習しておこうかと思って、と控えめな言葉が返された。
998「マヨイさん……っと、すみません。窓を閉め忘れたようで」
エプロン姿の男は、甘い匂いを纏わせてマヨイの細腰を一度抱くと、悪戯げにカーテンを揺らす風を遮る。「巽さん」と名前を呼んだきり静まる部屋で、なおも慈愛に満ちた表情でアルバムに目を落とす彼の指をそっと絡めた。
「懐かしいですな。フランスへ行った時のものですね」
巽が優しく目を細めるとマヨイはこくりと頷く。せっかくですから復習しておこうかと思って、と控えめな言葉が返された。