怪談
こみん🐾
DONE母の日おめでとうございます🌹全国のお母さまに幸あれ💝クルーウェル先生が見た夢のお話再掲、クル監未満です。オリジナルママが出ます。ちょいホラー。
⚠️注意⚠️ 怖い顔を描こうと、気合いを入れすぎたコマがあるので、苦手な人は見ないでください。怖いよ!
#仔犬の101怪談🐾 参加作品 8
s_toukouyou
DOODLE水銀黄金/怪談/現パロ/友情出演モブ「乾杯!」
かん、とガラス同士がぶつかり合う音がする。グラスになみなみと注がれたビールを飲み干して、空になったグラスをテーブルにたたきつけた。
「もう一杯!」
グラスをかかげて店員にむかって言う。
「もう酔っているのか?」
「論文から解放されたばっかりなんだし、はめをはずしてもいいだろ?」
金の髪がまばゆい友人の苦笑に唇をとがらせる。解放感から多少酒を飲むペースが速いのは否定しない。
「別に咎めたわけではないよ」
「おまえももっと飲むといい」
料理が入った小皿を友人のほうに押しやる。
同じ大学に通っている友人だった。人と思えないほどに美しく、正直自分とは違う世界にいるようような男だ。ちょっとしたきっかけがあり、こうしてふたりで出かけるくらいの付き合いになったが、本来ならばふたりで話すこともなかっただろう。
1410かん、とガラス同士がぶつかり合う音がする。グラスになみなみと注がれたビールを飲み干して、空になったグラスをテーブルにたたきつけた。
「もう一杯!」
グラスをかかげて店員にむかって言う。
「もう酔っているのか?」
「論文から解放されたばっかりなんだし、はめをはずしてもいいだろ?」
金の髪がまばゆい友人の苦笑に唇をとがらせる。解放感から多少酒を飲むペースが速いのは否定しない。
「別に咎めたわけではないよ」
「おまえももっと飲むといい」
料理が入った小皿を友人のほうに押しやる。
同じ大学に通っている友人だった。人と思えないほどに美しく、正直自分とは違う世界にいるようような男だ。ちょっとしたきっかけがあり、こうしてふたりで出かけるくらいの付き合いになったが、本来ならばふたりで話すこともなかっただろう。
なるもち
SPOILER邪説・学校の怪談 ネタバレ無し 自陣〇めめがいつか水着を着たら、とふと考えて
ぽやーとかいてました。2枚目のロングスカートワンピース(中に水着着てる)ですかね
見せづらいところもあるでしょう
意外と傷はすくないの?
…残っ"てる"のは少ない"ですよ。 2
satouankou0383
DOODLE昭和怪談地獄巡りネタバレパスはHO2は〇〇〇〇〇〇製(カタカナ6文字)
よく考えたら深い溝があるけど両者の気質(割り切りの良さ)でなんともなくなってる2人。割り切りの悪い一柱。
␣わ␣
DOODLEせんか呪サーのやりとり結構豊富なことを知ったのでまた遊ぶか もう操作すべてわすれたからチュートリアルからやらんとだがハンパレもログインだけは再開したんだけどもソシャゲしばらくなにもかも触ってなかったんで久々思い出したねスマホがホットプレートになるってこと
YouTubeでラジオ的になんとなく聞き流せる動画を探してて最近は投稿怪談で寝落ちするのが好き
tukitatemochi
TRAINING怪談のカピオロです。 そういえば、と天幕の中、ランプの灯りで本を読んでいた隊長が呟いた。
「ナタに来て暫く……お前と出会った頃に始まったことだと記憶しているのだが。夜、横になっていると見知らぬ女性が現れることがある。」
曰く、隊長が横になっていると急に意識ははっきりしているのに身体が動かなくなるときがあり、そんな時にはいつの間にか見知らぬ女性が、仰向けで寝ている隊長の身体の上に座っているのだそうだ。
「いつも深々と頭を下げて、『どうぞ宜しくお願い致します』と言う。何度も。」
どうぞ宜しくお願い致します。どうぞ宜しくお願い致します。どうぞ宜しくお願い致します。
傷のついたレコードが同じ箇所を繰り返すように、全く同じ調子で同じ言葉が繰り返される。隊長の腹に額を擦り付けるような深い深い礼とは裏腹に、その声には感情というものが感じられない。そして、朝方になってふっと隊長が意識を逸らした瞬間に跡形も無く消えるのだそうだ。延々と続く懇願に、最初こそ不気味に思った隊長であったが、ふとオロルンが近くにいる夜にそれは現れないことに気がついたのだそうだ。そして思い返してみれば、顔こそ見えないものの病的なまでに白い肌や青みがかった暗い色の髪はオロルンによく似ているのではないか?と思い至った。もしやあれは、オロルンの母親なのではないか、と。
1710「ナタに来て暫く……お前と出会った頃に始まったことだと記憶しているのだが。夜、横になっていると見知らぬ女性が現れることがある。」
曰く、隊長が横になっていると急に意識ははっきりしているのに身体が動かなくなるときがあり、そんな時にはいつの間にか見知らぬ女性が、仰向けで寝ている隊長の身体の上に座っているのだそうだ。
「いつも深々と頭を下げて、『どうぞ宜しくお願い致します』と言う。何度も。」
どうぞ宜しくお願い致します。どうぞ宜しくお願い致します。どうぞ宜しくお願い致します。
傷のついたレコードが同じ箇所を繰り返すように、全く同じ調子で同じ言葉が繰り返される。隊長の腹に額を擦り付けるような深い深い礼とは裏腹に、その声には感情というものが感じられない。そして、朝方になってふっと隊長が意識を逸らした瞬間に跡形も無く消えるのだそうだ。延々と続く懇願に、最初こそ不気味に思った隊長であったが、ふとオロルンが近くにいる夜にそれは現れないことに気がついたのだそうだ。そして思い返してみれば、顔こそ見えないものの病的なまでに白い肌や青みがかった暗い色の髪はオロルンによく似ているのではないか?と思い至った。もしやあれは、オロルンの母親なのではないか、と。
goban8mnnk
PAST火鼠公開記念!槐宮記…中国の古典怪談と、その派生である小泉八雲の「怪談」から「安藝之助の夢」を範に取り、小田島様を添えて。別天槐宮記「大した用事ではなかったが、妻の実家もあることだし、任を果たしたあとは別に数日の暇を乞うて訪なうつもりで、土産の用意などして発った。
ほれ…お前の前に仕えていた所だよ、小田島。」
考えの深いときに小手先を遊ばせずにいない癖もかつてのまま、千切った楊枝紙を紙縒りに捻じり捻じり、よれよれと白い先細った端を向けてくる、旧知の友は立身を叶えて、藩主の名で他国へ使者に行き、戻った身である。
小田島が彼の暮らすこの土地に流れたのは偶然であった。放浪の瀬にあるうちは会うまじと思っていたが、彼のほうから小田島を見つけて、しかし折悪しくもこれから長らく旅枕という、戻ったら必ず会おう、それまで屋敷に留まって良いから逃げてくれるな。家人にも良く見張らせておく、と一方的に言い置いて、馬上の人となった。
3918ほれ…お前の前に仕えていた所だよ、小田島。」
考えの深いときに小手先を遊ばせずにいない癖もかつてのまま、千切った楊枝紙を紙縒りに捻じり捻じり、よれよれと白い先細った端を向けてくる、旧知の友は立身を叶えて、藩主の名で他国へ使者に行き、戻った身である。
小田島が彼の暮らすこの土地に流れたのは偶然であった。放浪の瀬にあるうちは会うまじと思っていたが、彼のほうから小田島を見つけて、しかし折悪しくもこれから長らく旅枕という、戻ったら必ず会おう、それまで屋敷に留まって良いから逃げてくれるな。家人にも良く見張らせておく、と一方的に言い置いて、馬上の人となった。