現代AU「≠」扶揺の初めての話　№1　寒くなったり暑くなったり、春らしく温かい日々になれば良いのにと思わずはいられない三月のある日。扶揺はぼんやりとカフェオレを作っていた。
　春休みである。
　時間に余裕のある朝は色々と油断しがちだ。
「扶揺」
「え、何」
「何、じゃない、牛乳が溢れている」
　兄、慕情に言われて視線を手元に戻すと大きめのマグカップから滔々とコーヒーを押しのけて牛乳がこぼれていた。
　急いで牛乳パックを横に置いて、扶揺はキッチンペーパーで濡れた床とワークトップを拭いた。
　後始末が終わってから、焼いたトーストを乗せた皿とかろうじてコーヒーの色が残っている牛乳入りのマグカップをダイニングテープルに運んで座った。
　テーブルの上にはすでにペーコンエッグとサラダが置いてある。

理性追V，請勿直上本人造成困擾
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時間過得很快，轉眼間已經過了十年之久。
雖然如此，兩人的感情還是非常穩定祥和，身體外觀倒也沒有太明顯的改變，至於聲音也改變不多，聽不出有什麼差異來，一切都和往常一樣的美好。
『但是，光是只有這樣還不夠。』
夜晚中，在熟睡的戀人身旁，Ren正躺著滑手機，眼神專注的看著螢幕上的資訊，他要把那些知識深深地刻在自己的腦海裡。

「哈啊？教堂？」
Kyo停下了手邊打掃窗戶的動作，轉過頭去看笑得燦爛的Ren。
「嗯！ 我在網路上看到一間很棒很漂亮的教堂！裡面竟然是用很多玻璃蓋成的，據說天氣好的時候太陽還會透光進去，晚上的時候也會有月光照進去的樣子！」