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    日向

    nekyocho

    MENUエアコレ2025Spring展示作品(再録用に手直ししています)
    金色のコルダ3・4の東金千秋×小日向かなで
    恋人同士、成人設定
    ホテルでいちゃこらしています。

    2025年5月4日スパコミ新刊のサンプルです。
    ↓ 新刊の予約はBOOTHにて
    https://nekyocho.booth.pm/items/6769827
    曲折インテルメッツォ珍しく高校時代の千秋さんと出会った頃の夢を見た。

    当時の私から見た千秋さんはひとつ年上で大人びているように見えていたけど、今の彼と比べると言動含め、今の私から見ると可愛いなと思えるくらい幼く思えた。そんな彼が奏でるバイオリンの音色に当時の私は惹かれ、恋をしたんだなと懐かしく思った。

    また、ちょっぴり強引で尊大なところや、時折見せる照れた顔や拗ねた時の顔は今も変わらないなんて当の本人に伝えたらどんな顔をするのだろうかと想像してみると、夢の中なのになんだか愉快な気分になった。

    「…おう、昨日はよく眠れたか?」
    「うわ!」

    おもむろに目蓋をあけると目の前に千秋さんの顔があり、私は驚いて一気に目が覚めた。千秋さんはホテルのものらしき寝巻きを着て私の隣に横たわっていた。私はというと、ワンピース姿のままシーツにくるまっている状態だった。昨晩、着替えもせずに眠ってしまったようだ。
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    aozorasky31

    DONE初めて書いた東リべのお話になりますので、色々薄目で読んでいただけたら幸いです。
    最終回軸で、日向とは恋人にならなかった世界線のイザ武。
    色んなことを色々捏造してます。書いてて楽しくなってしまって思った以上に長くなりました。
    Blue-violet 何度も何度も繰り返したタイムリープの果てに掴んだ、誰一人欠けることのない日常。万次郎から黒い衝動は消え、共に過ごした東京卍會が解散するまでの日々は、ひと言で言うならば楽しかった。武道は本来なら孤独にフリーターとして生きる未来しかなかったのに。たくさんの仲間に囲まれている未来なんて、なかったはずなのに。
     この手に多くのものを掴んだけれど、失ったものもあった。とてつもなく大きなもの。大切にして、己の命を賭してでも守りたかった橘日向は、恋人という甘い関係にはならず、仲の良い友人の一人となった。恋心がなかったわけじゃない。でも、万次郎と共に生きることを選ぶならば、きっとそれが最良だった。
     兄真一郎も、妹エマも龍宮寺も場地も、過去に失った人間を誰も損なわなかった世界で、万次郎は以前ほど武道に執着することがなくなった。共にタイムリープした共犯者であることから、決して繋がりを消すことはない。互いに、まだ経験したことのない未来を生きるのに必死だった。
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