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    書いてみた

    トーナ

    MOURNING一度は書いてみたかった門梶♀信号が赤から青に切り替わったのを機に、止めていたハンドルを動かす。時刻はすでに終電を迎える頃だった。遅くまでかかった残業を思うとはらわたが煮え繰り返る。同僚の立会人のせいで事後処理が遅れたのだ。必ず、この恨みは後日に晴らすとして。
    『門倉さん?』
    「聞こえていますよ。大丈夫です」
    『なんだか、機嫌悪くないですか?』
    「そりゃあ、どっかのバカのせいで仕事する羽目になりましたからね。せっかくの半休が台無しです」
    スピーカーホンにしたスマホから漏れる彼女のの乾いた笑い声がした。おそらく梶の脳裏には急務の報せを受けて凶相になった私を思い浮かべたかもしれない。
    『本当に、お疲れ様です…。門倉さんにしか出来ないことだから、仕方ないですよ』
    梶の宥めるような声がささくれ立った私を落ち着かせてくれる。
    「梶、眠くないん?」
    『んん…、もう少しだけ』
    「また薄着のままでいたら、あかんよ」
    『でも、かどくらさんとはなして、いたい…』
    どこか力が入らなくなってきてる彼女の声に眉をひそめる。共に過ごせなかった半日を名残惜しむのはいいが、前科があることを忘れてはいまいか。
    「明日、無理やり休みもぎ取ったから、い 1173

    moonlight_32111

    DONEパピコ レオマレ 
    ベッタ再録
    TLでみたパピコネタが素敵すぎて自分でも書いてみた。
    マ様無自覚片思いで、お近づきになろうと努力してるんだと思う。
    全部裏目になるけど。
    マレウスは今日こそはと意気込んでいた。
    その手には紙袋が。
    サムのところで買ったパピコが溶けないように、持ち歩いている紙袋に氷魔法をかけて、
    植物園に向かった。

    植物園につくと、探していた人物はすぐに見つかった。
    起こさないようにし、足音は小さく相手の近くまで向かう。
    自分の気配には気づかない程寝入っているのか起きる気配がなさそうだ。
    マレウスは顎に右手をつき、少し悩んだ。
    魔法をかけているとはいえ、午後からの授業があるのだ。
    相手が起きてくるのを待っていたら、日が暮れるだろう。
    胸にあるマジカルペンを手にすると、相手に当たるか当たらないかの位置に
    雷を落とした。
    寝ていた相手は不穏の気配を感じたのか、ぱっと目を覚まし上半身を起こした。
    そして気配の感じる方を向くと、ガルルっと唸りながら睨みつけてきた。
    「何しやがる!!!トカゲ野郎!!!!!」
    起きたことに満足そうに頬を軽く緩め、怒っている相手に気づかず、
    マレウスは隣に腰を下ろした。
    目的を果たすことしか頭に無いマレウスは手に持っていた袋から、パピコを取り出す。
    いそいそと2つに分けながら、レオナの方に片方のパピコを差し出す。
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    moonlight_32111

    DONE診断 ■レオマレ■
    ベッター再録 支部にも上げたかも???
    診断やってレオマレを書いてみた。
    初レオマレ。久々に書いたので支離滅裂感やばい。(´・ω・`)
    ↓診断結果
    【レオマレの場合】

    愛してると突然言われた。泣きだしそうな声だった。聞きたくなかったよね、という言葉に緩く首を振る。ばかだなあ、ずっと聞きたかった言葉だよ、と言いながら。
    いつも顔を合わせるだけで喧嘩になってしまうが、本当は普通に話をしたい。
    キングスカラーの顔を見るとどうにも素直になれない。
    ただこの思いを心に秘めたままではいられない。
    自分は学園生活が終われば、茨の谷を治めなければならないのだから。
    この思いに区切りをつけなければ・・・。


    決意を胸にマレウスはサバナクロー寮へ向かうため、転移魔法を使った。
    寮長である自分が真正面から向かうといつもと同じく言い争いになるかもしれないと思い、
    直接レオナの部屋まで移動した。
    マレウスがレオナの部屋に向かったときには、月が空高くなっていた。


    自室のベットでくつろいでいると、萌黄色の光がひらひらと花びらのように舞い始め、
    突然バルコニーにマレウスが現れた。
    いつも急に現れてくることには慣れていたが、レオナが訝しげに声をかけた。
    「・・・・こんな夜中に何のようだ。トカゲ野郎。」
    普段ならすぐに、否定してくるのに何の反応もない。
    様子がおかしい。
    マレウスはレオナに訝しげにされているのも気づいていないようだった。
    ずっと部屋に来てからレオナの方を見ずに、床を見つめている。
    そのせいで表情をしてるのかさえわ 1370