未完成
おおもりのもち
DONEツイの企画「夏だ海だ刀さにだぁぁぁぁぁ」様参加のお話今回も懲りずにいつもの千代さにです!本当はskbありの予定でしたが羞恥に耐えられずやめました…激弱クソザコ豆腐メンタルでごめんね!!!
…ところで彼らいつの間に付き合ったのって疑問はですね…6月の偽装夫婦企画のお話でくっついてるはずなのですがね…そのお話が未完成でして
来年の6月までにはあがるよ、たぶん
夏だ海だ千代さにだぁぁぁぁぁ夏である。なので海に来た。なのに…
(暑い)
そう暑いのである。海水浴と言えば海水に浸かり涼しくなるものだが、火の前にいる審神者はただただ汗を流していた。
山育ちで泳ぎが不得意な彼女は料理好きな男士達のバーベキューの手伝いをしていたのだが、浜でのバーベキューは予想以上に暑かった。しかも運悪くこの夏最高気温の猛暑日であったことも原因だろう。涼しい所で休みたいものだが”主の焼いた物を食べたい”と男士達に彼女のコンロ前に並ばれてしまうと中途半端に抜けることも出来ず、黙々と焼き続けるしかなかった。
「暑いですね。少し休まれてはいかがですか?」
顔を真っ赤にして汗を流す審神者を心配た平野に飲み物を渡される。
「ありがとう、いただきます」
4089(暑い)
そう暑いのである。海水浴と言えば海水に浸かり涼しくなるものだが、火の前にいる審神者はただただ汗を流していた。
山育ちで泳ぎが不得意な彼女は料理好きな男士達のバーベキューの手伝いをしていたのだが、浜でのバーベキューは予想以上に暑かった。しかも運悪くこの夏最高気温の猛暑日であったことも原因だろう。涼しい所で休みたいものだが”主の焼いた物を食べたい”と男士達に彼女のコンロ前に並ばれてしまうと中途半端に抜けることも出来ず、黙々と焼き続けるしかなかった。
「暑いですね。少し休まれてはいかがですか?」
顔を真っ赤にして汗を流す審神者を心配た平野に飲み物を渡される。
「ありがとう、いただきます」
min_sio
DONE期間限定公開終了またいつか公開します
※捏造子供
※男体妊娠表現あり
以前発行した本の全文(完成版)です。
未完成版は常時公開します。
通販完売しています。
インテでも購入ありがとうございました。
※会場頒布分にはさんだポストカードの絵を
ラストに公開しています。 30
とうか
INFO📢 2022/12/25 10時更新はーふえでゅ3開催おめでとうございます!
私事でなかなか制作時間が取れず既存絵のネップリのみとなっておりますが、少しでもお楽しみいただければ幸いです。
12/25追記:ウィンターホリデーイラスト間に合わないので未完成ですが追加しておきます!後日手直ししたものをなんらかの形で公開する予定です。
遅筆で本当にごめんなさい😭 3
サク@jj_sakusaku
DONE12/21-22 宿伏webオンリー展示品前回分
ポイピク https://poipiku.com/2445927/6695326.html
pixiv https://www.pixiv.net/artworks/103798207(↑の加筆修正版)
続きものです、未完成です
前回から読まないと意味不明です
【追加】12/26 2ページ追加
中途半端なとこまで 12
yubeshi_hondake
SPOILER新クトゥルフ神話TRPGシナリオ『エミリーにバラを』KP:ゆべし
PL:Repchipさん(@chip_rep)
サテモヤさん(@satemoya)
オリジナルシナリオのテストプレイです。RP強者のPLにRP弱者のKPが挑んで惨敗したセッションともいう。
色々未完成で反省点がぽこぽこ出てきましたが、それも含めてめちゃめちゃ楽しいセッションでした!感謝永遠に!
警察コンビかっこよすぎ 25533
kouki_nzd
PROGRESSIWGP夢 未完成池 袋にあったタンポポ。そんな言葉だけ聞くと、野に咲く可愛らしい花の姿を思い浮かべるのが大半だろう。でも、池袋に住んでるやつの中にはその言葉で「懐かしいな」と思う連中もいる。
俺もそのうちの1人。
タンポポってのはそのまま花の名前じゃなくて、西池袋にあった喫茶店の名前だ。
レトロ調の店内に、いつもカウンターの中でグラスを磨く初老のマスター。訪れていた客の殆どが、この店にある2つの名物のどちらかを目当てにやって来ていたと思う。
一つ目は、マスターの作る美味いたまごサンド。
もう一つはマスターの孫娘である姉妹達である。
明るく快活でスタイルのいい姉と姉と違いツンとすましたような表情が似合う妹。
正反対ながらも非常に仲の良い姉妹は、同年代の間ではちょっとしたアイドルのような存在。
714俺もそのうちの1人。
タンポポってのはそのまま花の名前じゃなくて、西池袋にあった喫茶店の名前だ。
レトロ調の店内に、いつもカウンターの中でグラスを磨く初老のマスター。訪れていた客の殆どが、この店にある2つの名物のどちらかを目当てにやって来ていたと思う。
一つ目は、マスターの作る美味いたまごサンド。
もう一つはマスターの孫娘である姉妹達である。
明るく快活でスタイルのいい姉と姉と違いツンとすましたような表情が似合う妹。
正反対ながらも非常に仲の良い姉妹は、同年代の間ではちょっとしたアイドルのような存在。
marekenken_m
MAIKING含光君と夷陵老祖の話。含光君の後悔と天子笑を描きたいなと描き始めましたが未完成です。
最初の4ページだけ公開します(背景まだ入れてません…)。
後日、完成したものと差し替えます。 4
はな乃
DONE2022.10.30 五夏webオンリーイベント『今夜帳の中で』展示作品②(完成版)ピアスホールの話。何が来ても大丈夫なかた向け。
イベント当日未完成の状態で見てくださったかた、ありがとうございました!
パス:ごなつラブを数字4文字で
◇2025.01.13 画像差し替えました 12
e___nani
DOODLE12/4 ミスオエwebオンリー「悪食と甘党」web展示ミスラの寝かしつけに来たらミスオエに巻き込まれる男賢者まんが(9p)
※12/18の新刊に載る予定の話ですがまだ未完成なので一部線画です
→12/11更新 10
ゲルです
SPUR ME※画像は未完成です来年夏の大阪ブレショに向けて尻叩き投稿👑🐹
ソニ眼ブック出すぞ……!!画像右下通りのプレイです(もちろんらーぶらーぶ💛💜)ソニアさんにはバリタチでいさせたいのでペ○バン双頭挿入などといった挿入は全く無いです。
出せるように頑張ろうね私✌️
腐った倉庫(かもすけ)
DOODLE本で出そうとしたハロウィンmtkb漫画のネームです。時期的にオーバーしてたのとモチベの問題で断念したのでせっかくなので公開します。4ページから5ページの間に2ページ衣装紹介を挟む予定でした。ちなみにこれの漫画の派生がハロウィン絵(未完成)でした。 7
mine_novel
MAIKING山放のようなキャラ崩壊ものキスしかしてないのと未完成
人と関わるのは煩わしい。話すことも億劫だし出来ることなら部屋からも出たくない。
ただ一つ、一人だけ。山頭火だけは俺の手を離さないだろうということだけは分かりきっていて。
感謝している。俺の詩を理解してくれた彼に何かしてやりたくて、でも何も思いつかなくて。それでつい、彼の押しに負けたりもしてしまうのだけれど。
きっとこれは、その結果。その結末。この感情を、衝動を、今すぐ詩にしたいぐらいだ。両手も口も塞がれているからそんなこと、出来るわけもないのだが。
「……っ、さん、とう……っ」
口を離されたと思ったらまた角度を変えて塞がれる。0距離で触れる他人の体温が気持ち悪くて心地良い。唇に山頭火の舌が触れるたび身体がびくりと震えるが嗅ぎ慣れた山頭火の匂いに気を許しそうになる。
1416ただ一つ、一人だけ。山頭火だけは俺の手を離さないだろうということだけは分かりきっていて。
感謝している。俺の詩を理解してくれた彼に何かしてやりたくて、でも何も思いつかなくて。それでつい、彼の押しに負けたりもしてしまうのだけれど。
きっとこれは、その結果。その結末。この感情を、衝動を、今すぐ詩にしたいぐらいだ。両手も口も塞がれているからそんなこと、出来るわけもないのだが。
「……っ、さん、とう……っ」
口を離されたと思ったらまた角度を変えて塞がれる。0距離で触れる他人の体温が気持ち悪くて心地良い。唇に山頭火の舌が触れるたび身体がびくりと震えるが嗅ぎ慣れた山頭火の匂いに気を許しそうになる。
ImmortalWindil
PROGRESSKZN48展示作品未完成のラフの一部を展示します。
スケジューリングの甘さゆえ、全体をお見せすることさえ叶いませんでした。
⬛︎今後のスケジュール
一身上の都合で、11月末まで全ての活動をお休みします。
12月から自身のイベント(@LHAoroj)の準備を本格的に始めます。
この作品は準備の合間に進めて、このイベントで展示できたら良いなと、ぼんやり考えています。 11
真朱@鬼さんこちら
MAIKING11月26日炭鬼舞Webオンリー展示漫画「留守番」※未完成※開催おめでとうございます&ありがとうございます!
しあさん(@tkxxx_ShiA)原作のSSを漫画にさせていただきました。
全8ページ予定です。完成まで今しばらくお待ちください。。
★Pass外しました★ 5
MonoCloTone
MAIKING羞恥心を知ったフミの付き合ってるカイフミ(未完成)恥ずかしいの初心者幼い頃から舞台に立ってきて、無縁だったものがある。
緊張やプレッシャー、それと羞恥心。
本番で新しいことをやろうとしたときも、そして失敗したときも、楽しさや達成感はあれどそれらの感情はなかった。
だから、この感情に名前をつけることができない。
〈恥ずかしいの初心者〉
──やらかした。
自室のソファに倒れ込むようにしてうつ伏せになったフミは、クッションに顔を沈めながら自責の念に駆られる。
あんな失敗をするのは、今日日初めてだ。
目を閉じて思い返されるのは、玉坂座での今日の稽古の様子。稽古は立ち稽古の段階に入り、フミともう一人、カイとのペアダンスの合わせがあった。
***
左手を差し出され、自分の右手がそれに応える。腰に手を回され、曲が始まると同時に導かれるように引き寄せられた。軽いステップを繰り返し、最後に顔を上げ見つめ合う──。
3855緊張やプレッシャー、それと羞恥心。
本番で新しいことをやろうとしたときも、そして失敗したときも、楽しさや達成感はあれどそれらの感情はなかった。
だから、この感情に名前をつけることができない。
〈恥ずかしいの初心者〉
──やらかした。
自室のソファに倒れ込むようにしてうつ伏せになったフミは、クッションに顔を沈めながら自責の念に駆られる。
あんな失敗をするのは、今日日初めてだ。
目を閉じて思い返されるのは、玉坂座での今日の稽古の様子。稽古は立ち稽古の段階に入り、フミともう一人、カイとのペアダンスの合わせがあった。
***
左手を差し出され、自分の右手がそれに応える。腰に手を回され、曲が始まると同時に導かれるように引き寄せられた。軽いステップを繰り返し、最後に顔を上げ見つめ合う──。
MonoCloTone
MAIKINGクォーツ三年がイチャつく話(未完成)(腐ではない)無題「クロ、いるか……って何だコレ」
根地の作業部屋に顔を出したフミは、開口一番そんなことを呟いた。壁際には高く積まれた段ボール、床には何枚もの紙に小道具が。
彼の部屋が散らかっているのはユニヴェールにいた頃からそうだが、今日は特にひどい。足元には無数の台本やらメモやらが転がっていて、入っただけで転びそうだ。
その台本の海を超えた部屋の奥に、根地は座っている。
「やあ、高科氏。僕に何か用かい?」
「よくこんな部屋で作業できるな……入るぞ」
フミは持ち前の体幹を駆使して僅かな足場を踏み中へ入っていく。根地はどうやらこの散らかった部屋で次の台本を書いていたらしく、パソコンには苦悩の跡が見られるメモが大量に貼られていた。
1591根地の作業部屋に顔を出したフミは、開口一番そんなことを呟いた。壁際には高く積まれた段ボール、床には何枚もの紙に小道具が。
彼の部屋が散らかっているのはユニヴェールにいた頃からそうだが、今日は特にひどい。足元には無数の台本やらメモやらが転がっていて、入っただけで転びそうだ。
その台本の海を超えた部屋の奥に、根地は座っている。
「やあ、高科氏。僕に何か用かい?」
「よくこんな部屋で作業できるな……入るぞ」
フミは持ち前の体幹を駆使して僅かな足場を踏み中へ入っていく。根地はどうやらこの散らかった部屋で次の台本を書いていたらしく、パソコンには苦悩の跡が見られるメモが大量に貼られていた。
MonoCloTone
MAIKING井と王がくだらないことで揉めて後輩が巻き込まれる話(未完成)井王井と言い張る
先輩たちの喧嘩は誰も食わない「慶のバカ! あんぽんたん!」
突如として旧体育館に響いた声に、能京高校カバディ部の一年たちは一斉に顔を見合わせる。微妙に古くささが残る悪口を紡ぐ声は、いつも自分たちを優しく指導してくれるそれと完全に一致していて。
「もう! 慶の分からずや!」
一年達の知る限り『慶』と名のつく人物は一人しかいない。そして、彼を『慶』と呼ぶ人物もまた、一人しか知らなかった。
「慶のアホ! おたんこなすー!」
ガラガラッ、と、彼にしては珍しく荒々しい音を立て、旧体育館のドアを開けたのは、我らが部長・王城正人であった。その後ろには、耳を抑えながらうるせぇと呟く井浦の姿もある。
「な、なんだぁ?」
「部長のあんな声、初めて聞いたべ……」
573突如として旧体育館に響いた声に、能京高校カバディ部の一年たちは一斉に顔を見合わせる。微妙に古くささが残る悪口を紡ぐ声は、いつも自分たちを優しく指導してくれるそれと完全に一致していて。
「もう! 慶の分からずや!」
一年達の知る限り『慶』と名のつく人物は一人しかいない。そして、彼を『慶』と呼ぶ人物もまた、一人しか知らなかった。
「慶のアホ! おたんこなすー!」
ガラガラッ、と、彼にしては珍しく荒々しい音を立て、旧体育館のドアを開けたのは、我らが部長・王城正人であった。その後ろには、耳を抑えながらうるせぇと呟く井浦の姿もある。
「な、なんだぁ?」
「部長のあんな声、初めて聞いたべ……」
MonoCloTone
MAIKING海でキャッキャウフフするシルメル(未完成)ヒーローズで水着実装された時に書き始めた気がするんですけどね
ナンパを装って助けるシルヴァンn億回見たい
海と日差しとキミの水着と照りつける日差しに肌に撫でつける熱風。
眼前にはエメラルドグリーンが広がっており、辺りには楽しそうな笑い声が散らばっていた。
紛うことなき真夏の海である。
観光地特有の和気あいあいとした雰囲気の中、日光を照り返して熱くなった砂の上で、一人パラソルに隠れる影があった。
「……どうしようかしら〜」
亜麻色の髪を靡かせ、敷き布の上に座っているのは、メルセデスだった。先程まではアネットやイングリットの姿が見えていたものの、今はその影もない。
遠くから何人かの笑い声が聞こえてきて、メルセデスはもう一度肩を落とした。折角の海を前にしているのに、一人では楽しめることも少ない。
(……それに)
先程から、妙な視線を感じる。
女性客が一人で退屈そうにしている姿は、観光地の真ん中では目立つのだろう。背後から、横から、肩をすくめても逃れられない威圧感があった。
1222眼前にはエメラルドグリーンが広がっており、辺りには楽しそうな笑い声が散らばっていた。
紛うことなき真夏の海である。
観光地特有の和気あいあいとした雰囲気の中、日光を照り返して熱くなった砂の上で、一人パラソルに隠れる影があった。
「……どうしようかしら〜」
亜麻色の髪を靡かせ、敷き布の上に座っているのは、メルセデスだった。先程まではアネットやイングリットの姿が見えていたものの、今はその影もない。
遠くから何人かの笑い声が聞こえてきて、メルセデスはもう一度肩を落とした。折角の海を前にしているのに、一人では楽しめることも少ない。
(……それに)
先程から、妙な視線を感じる。
女性客が一人で退屈そうにしている姿は、観光地の真ん中では目立つのだろう。背後から、横から、肩をすくめても逃れられない威圧感があった。
MonoCloTone
MAIKING休日にデートするミノツカ(付き合ってない)(未完成)休日の姫君「ふふ、基絃。ありがとう」
隣で空色の髪を揺らしながら朗らかに笑う彼を見て、御法川は軽いため息を吐き出した。御法川の両手にはカラフルなアパレルショップの紙袋が、連なってぶら下がっている。
『今日お買い物に行きたいのだけど、付き合ってほしいの』
朝から彼、司にそう言われた時から嫌な予感はしていた。お買い物、だなんて可愛い言葉で済むはずがない、そもそも司がこの笑顔を浮かべている時はろくなことが起きない。そう思った時には手遅れだった。
半ば引きずられるようにしてロードナイト寮から引っ張り出され、流されるままに御法川は街へと繰り出すことになる。寮から出るときに見た後輩たちの視線を思い出すとまたため息が出そうになるのでやめた。
1858隣で空色の髪を揺らしながら朗らかに笑う彼を見て、御法川は軽いため息を吐き出した。御法川の両手にはカラフルなアパレルショップの紙袋が、連なってぶら下がっている。
『今日お買い物に行きたいのだけど、付き合ってほしいの』
朝から彼、司にそう言われた時から嫌な予感はしていた。お買い物、だなんて可愛い言葉で済むはずがない、そもそも司がこの笑顔を浮かべている時はろくなことが起きない。そう思った時には手遅れだった。
半ば引きずられるようにしてロードナイト寮から引っ張り出され、流されるままに御法川は街へと繰り出すことになる。寮から出るときに見た後輩たちの視線を思い出すとまたため息が出そうになるのでやめた。
MonoCloTone
MAIKINGセノナリ習作(未完成)タイトルに前と今ってあるけど前しか書けてない
前と今的な 心地いい風の音を耳が拾った。
葉が茂る雨林の中で、音は最大の情報源だ。風が木々の隙間を通り抜ける音、滝から水が流れ出る音、葉が影をゆらゆらと落とす音、目を閉じていても情景が想像できるほど、それらは鮮明に耳に入ってくる。
自然の奏でるその中で、一つだけ人が発したそれに、セノはゆっくりと目を開けた。
「……ノ、セノ! 聞こえてる?」
寄りかかった木の枝から身体を起こし、セノは声の主へと下の方へ目をやる。長い耳を揺らしながら腰に手を当てて、彼はセノの方を見上げていた。
「寝るならちゃんとしたところで寝なよ。身体が休まらないだろ」
「……ああ」
「何その生返事、まだ寝ぼけてるのかい?」
降りておいでと手招きする彼に従って、セノは渋々と寝床にしていた木から降り立った。
542葉が茂る雨林の中で、音は最大の情報源だ。風が木々の隙間を通り抜ける音、滝から水が流れ出る音、葉が影をゆらゆらと落とす音、目を閉じていても情景が想像できるほど、それらは鮮明に耳に入ってくる。
自然の奏でるその中で、一つだけ人が発したそれに、セノはゆっくりと目を開けた。
「……ノ、セノ! 聞こえてる?」
寄りかかった木の枝から身体を起こし、セノは声の主へと下の方へ目をやる。長い耳を揺らしながら腰に手を当てて、彼はセノの方を見上げていた。
「寝るならちゃんとしたところで寝なよ。身体が休まらないだろ」
「……ああ」
「何その生返事、まだ寝ぼけてるのかい?」
降りておいでと手招きする彼に従って、セノは渋々と寝床にしていた木から降り立った。