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    リク@マイペース

    DONER7 0101
    あけましておめでとうございます!!今年もよろしくお願いします!!
    正月味薄めだけど正月グレシル(←勇者+αが薄らと…)
    参考資料:KawaiiSenseiのキャラポーズの描き方(物凄く勉強になります感謝!)(明記必須では無いようなのでこれからは明記しない時もあるかも)

    今年の目標(※1/1時点の)(※ゆるめに)
    ①心身ともに体調を整える
    ②楽しみながらマイペースに創作
    ③イベントへの参加(サークル参加or一般参加問わず)
    ④楽しみながらゲーム
    後は思いついたらで!

    ちょっとした小話
    「違うわよ!!」
    「何故だ!?奴らを牽制する絶好の機会なのだぞ!?」
    「このぬいぐるみはお正月に飾るって作ったの!よくわかんないとこに使う為に作ったんじゃないの!」
    「……俺達以外の人形も作ったのか?」
    「え、えぇ…セザールが手伝ってくれたわ」
    「……最初に完成したのはこの二つか?」
    「そうだけど…」
    「お前が作ったのだな?セザール殿は関わってないのだな?」
    「…うん。ア、アタシが作ったの…」
    「……今回は見逃してやろう小僧共……ゴリアテの愛が籠った傑作を見せるなど勿体無い」
    「も、もぅ…!バカ…!」
    「ハハハ、何とでも言ってくれ」
    ラブラブなグレシルで〆!
    ちょっとした小話終わり

    リアクションありがとうございました…!

    drgn_hd

    DONEフェブリス大陸で強引にXmasグロアラしたかったお話。また冬の夜の話。全年齢向け。
    ギル×ヴァ要素あり、アレインに奥方がいる設定なのでヴァを娶りし殿下、同性とイチャイチャしてしまった殿下はご注意ください
    きよしこの夜空に 氷の破片を鏤めたかのような冷たく澄んだ星空の下、白亜の王城グランコリヌを中心に扇形に広がる城下町は屋根屋根に雪を冠し、一層白く輝いていた。
     だがそれ以上に今宵の街並みはきらきらと目映い。冬祭りの華やかな燈火と蝋燭、装飾を施した窓から漏れる暖かな光を照り返して煌めいているのだ。街の至るところに屋台が立ち並び、この日のために組み上げられた舞台の上で楽団や劇団の演目が繰り広げられている。冬の、祝祭の夜だった。
     そんな中、連れ歩く二人の姿があった。
     一人は先導するかのように一歩ほど前を歩く線の細い男、アラミス。二振りの剣を腰に佩いていることからも剣士であることが察せられる彼は、持ち得た高貴な名と地位を捨てて各地を流れる傭兵である。降り積む雪にも劣らぬほど白い肌と豊かな長い金髪に透き通る碧の瞳。上背があることを除けば美女とも見紛い兼ねない中性的な容姿を持つ彼は祝祭の様子にその涼やかな目許を細めていた。
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