泥
rani_noab
PROGRESS泥酔した夜拾ってくれた男の顔がめちゃくちゃ好みだった話。前。男主かべくん夢。
18000字近い。前に書いてたものをきりがいいところまで。ゼンが出てくる(いつもの)
瞼を透かして、朝の淡いこがねの光にやさしく意識が呼び起こされる。
理性を紡ぎ上げるまでのわずかな思考の空白の中、穏やかさに満ちた目覚ましにカーヴェはゆるりと瞼をあけた。
「っ……!?」
それを台無しにするかのように頭に響いた鈍痛にカーヴェは呻くと力を入れていた体を弛緩させてそのままシーツに崩れ落ちる。
この不調には覚えがありすぎる。カーヴェは昨夜の自分がどれだけアルコールと仲良しだったか理解をし、そして記憶を探ることを放棄した。頭痛に耐える心構えができると同時に、今度は気持ち悪さに襲われる。歴代の最悪な二日酔いを更新するほどではなかったのが幸いだ。
室内に人の気配がしたのにカーヴェは安心した。
どうやら同居人はまだ出勤前だったようだ。だったら出ていく前に水を持ってきておいてもらおうとカーヴェは口を開く。
18371理性を紡ぎ上げるまでのわずかな思考の空白の中、穏やかさに満ちた目覚ましにカーヴェはゆるりと瞼をあけた。
「っ……!?」
それを台無しにするかのように頭に響いた鈍痛にカーヴェは呻くと力を入れていた体を弛緩させてそのままシーツに崩れ落ちる。
この不調には覚えがありすぎる。カーヴェは昨夜の自分がどれだけアルコールと仲良しだったか理解をし、そして記憶を探ることを放棄した。頭痛に耐える心構えができると同時に、今度は気持ち悪さに襲われる。歴代の最悪な二日酔いを更新するほどではなかったのが幸いだ。
室内に人の気配がしたのにカーヴェは安心した。
どうやら同居人はまだ出勤前だったようだ。だったら出ていく前に水を持ってきておいてもらおうとカーヴェは口を開く。
emuemu
INFO2023/1/8初版発行のくりつる本『泥の這う』について、再版に当たって修正した個所のお知らせです。P.25の鶴丸来歴について、表現を一部修正しました。画像は変更後の該当ページです。
内容について変更はありません。本編及び装丁等の仕様は初版から変わりないため、交換等の対応はお受付できませんのでご了承ください。
鶴丸来歴については著者個人の解釈を含む偏向的内容です。
@t_utumiiiii
DOODLEエミリー先生にリースを編むためにミモザを取ってきたウッズさんにダル絡みしたら花を分けてもらえたピアソンさんが浮かれてる現場に遭遇したフレディ・ライリーの二次です(泥庭+弁) ※セクハラ/強めの言葉の描写mimosa(泥庭+弁護士) 黄色く細かい綿埃めいた花が、しなだれるような枝先に向かっていくつもの連なっているそれには、ミモザという名があるそうだ。ピアソンにとっては、敢えて注目したこともない花だった。とはいえ、ミモザは都市の生活環境のなかではいたって身近な植物であり、日当たりのいい屋敷の南側の生垣や、こじんまりとして感じのいい庭の入口の門などに覆いかぶさるように生えて、春先には黄色く感じの良い花をつける。単純にそれらが、およそ都市の貧民街の中にすっぽりと納まっている、ピアソンの生活半径の内側に存在しなかった、というだけのことだった。
あんたがよく手入れをしている例の中庭にそれが生えているのを見たことはない、などとピアソンが言ってみると、ミモザの花のついた嵩張る枝葉を腕に一抱えするほど持ちながら屋敷の廊下を歩いていたところで呼び止められていたエマは、僅かに面倒臭そうに、しかし、あからさまに皺を寄せたと見咎められない程度に眉頭を寄せながら、「……裏の林に生えているのよ」と言った。未だ姿を見せることのない荘園主の手紙によってほうぼうから呼び寄せられ、その後荘園に閉じ込められた招待客(サバイバー)らが仕方なく共同生活を送っている屋敷の裏手に、鬱蒼と広がっている林のことだ(定期的にそこから荘園の外へ脱出できないかを試す連中が現れるが、成功したという話はひとつも聞いたことがない)。
4633あんたがよく手入れをしている例の中庭にそれが生えているのを見たことはない、などとピアソンが言ってみると、ミモザの花のついた嵩張る枝葉を腕に一抱えするほど持ちながら屋敷の廊下を歩いていたところで呼び止められていたエマは、僅かに面倒臭そうに、しかし、あからさまに皺を寄せたと見咎められない程度に眉頭を寄せながら、「……裏の林に生えているのよ」と言った。未だ姿を見せることのない荘園主の手紙によってほうぼうから呼び寄せられ、その後荘園に閉じ込められた招待客(サバイバー)らが仕方なく共同生活を送っている屋敷の裏手に、鬱蒼と広がっている林のことだ(定期的にそこから荘園の外へ脱出できないかを試す連中が現れるが、成功したという話はひとつも聞いたことがない)。
ちさきよ
MEMOダウトさん天&泥棒猫インスト行ってきたよ!という絵✍🏻バレンタインに推しに会えるというなんとも素晴らしい日程にリリース🙆🏻♀️
ダウトさんから6曲もバレンタインにプレゼントが!!と思ってたけどさらに幸せな日になろうとは🤤
曲の話もりだくさんで充実なインストだったね!₍ᐢ ɞ̴̶̷.̮ɞ̴̶̷ ᐢ₎♡
九尾のキタキツネ
DONE青銅色の火猫竜『ドラネコ』(竜猫)+(銅鑼猫)ちょいワル猫、やんちゃな性格で
自身は「猫」だと思ってる。
窃盗団[泥棒猫]のリーダー。
好きな物は、かつお節、ち〇ーる系。
窃盗団[泥棒猫]はドラネコを
中心とした[ワル猫]達で結成された
組織。
因みに口から吐き出す炎は
盗んだ肉や魚を焼く時に使うぞ!
(生食は食中毒に注意!)
煩悩永代供養(引越し先)
MOURNING①こたつみかん二人羽織フォーム②泥酔するとキス魔に豹変するけど大体覚えてないし、覚えているのは翌朝の尻の痛みのみのSと、覚えてないことを良いことにあっちこっち痕をつける真性の悪いキス魔なT
③風呂上りの同居人をぢっと見つめる 3
hjm_shiro
DOODLE凪玲/泥だらけの壇上でワルツを⚠白宝に戻ってきた二人
⚠モブがそれなりに喋る
「まるで俺みたいだなぁ、って思ったんだよね」
凪から告白されるも、ずっと返事ができずにいた玲王の話。季節感ガン無視。文化祭してる。
凪に対しての"好き"が何なのか、普通の恋愛とは何なのかをあれこれ考える玲王がいます。
教室の匂いが好きだ。黒板の上を走るチョークの音も、窓から吹き込んでくる風で膨らむクリーム色のカーテンも。ときどきグラウンドから聞こえてくる笑い声も好きだし、秋の空を真一文字に切る鳥の羽ばたきも好き。
嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。
14033嫌いなものよりは好きなもののほうが多い気がする。たとえば、凪の「レオ」って呼ぶときの声とか好きだし、おんぶをせがまれて抱き着かれたときに感じる温かさも好き。
そうやって好きなものはいくつも集められるし、簡単にカテゴライズできるのに、凪から言われた「玲王のことが好きなんだけど」という告白だけは、いまだに白黒つけられないでいる。不思議なもので、告白されてから一ヶ月以上経つのに、いまだに自分の気持ちが分からないのだ。
○⚪︎○(ワッカ)
DONE短編🔥i🧹。3h泥。キョウジュロ、日常的には中々呼びづらい名前な気がします。🔥さんは大半がレソゴクさんできてしまっている(と思う)ので言えたらまたいつもとはちょっと違う気分に浸れることでしょう。貴方も言ってみて下さい、手持ちの🔥さんの前でキョウジュロ、と。たっぷりの愛と親しみを込めて。
軽く読み飛ばして下さい。
懸けまくも畏き兄上の素晴らしさを誰かに伝えようとした時、どう言ったら伝わるのか。僕の兄上は鬼殺隊の最高位である柱の一人であり同僚の柱達や部下からも慕われ好ましく思われている立派な人なので、まあ僕が一々伝えようとしなくても兄上と一度でも接点を持った方は一瞬で兄上の虜になってしまうので無用と言えば無用かも知れません。しかし何の接点もない人に俺が兄上は立派な人ですよ、と言ったとしてもどう立派なのかが伝わらなければふーん。とか、ああ、そう。みたいな素っ気ない返事しか帰ってこず、また俺のような身内が言った所で身内贔屓にしか思われない恐れも出てくるので、俺はいざ兄上のことを紹介する時にどうプレゼンしようか密かに考えてみたりしているのです。
1462Puff
MAIKING去年のクリスマスに出しそびれた逆クリスマス..、結局未完です(~_~;)雪国で街中にプレゼント配りする白髭の赤服サンタとお供のトナカイ...じゃなく、火山国で街中泥棒してまわる派手水着ガングロギャル、とお供のヒョウ。。
ちさきよ
MEMOダウトさん取扱注意5戦目お疲れ様でした!という絵✍🏻前々からちょっと言い訳してたんですけど今回諸事情により描いてるものが少なくなってるんですがその代わりについに動くレポ絵というものを試験的に実行してみました💁🏻♀️
情報量少なくともこの日もほんとに楽しかったし中距離選ぶセンスに脱帽🙏🏻🙏🏻✨
泥棒猫初披露もあって嬉しかったなあ!
2枚目はシンメが回し蹴りするところだけのGIFです👶🏻 2
瀧よし
DONE泥酔阿絮の温周です勝手な自己設定有!
泥酔温周泥酔
「阿絮!」
朝から武庫の外へ出ていた温客行は、息を弾ませ中へと駆け込んだ。
外は相変わらずの雪山ではあるが、季節は春。
麓へ近づけば花は咲き誇り、ここまで流れてくる風すら湿った土と花の香りが混ざるようになっていた。
「阿絮!いるか!?」
「老温、こっちだ」
名前を呼べば、すぐに応えがあり奥から気配がする。
二人で雪山の神仙となり早数年が過ぎた。
氷雪を食べ、鍛錬をして過ごす生活にも随分と慣れて、ゆっくりとした時間を過ごす日々。
周子舒は奥義書や農書を紐解いては楽しそうに読んでおり、そういえば遊ぶより鍛錬の好きな子供だったなと思い出して苦笑する。
「いたいた!阿絮、見てくれ!」
巻物を読んでいたらしい周子舒がくるくるとそれを巻き、棚へ戻す姿を見つけた温客行は子供のように駆け寄り、手に持っていた物を差し出した。
7341「阿絮!」
朝から武庫の外へ出ていた温客行は、息を弾ませ中へと駆け込んだ。
外は相変わらずの雪山ではあるが、季節は春。
麓へ近づけば花は咲き誇り、ここまで流れてくる風すら湿った土と花の香りが混ざるようになっていた。
「阿絮!いるか!?」
「老温、こっちだ」
名前を呼べば、すぐに応えがあり奥から気配がする。
二人で雪山の神仙となり早数年が過ぎた。
氷雪を食べ、鍛錬をして過ごす生活にも随分と慣れて、ゆっくりとした時間を過ごす日々。
周子舒は奥義書や農書を紐解いては楽しそうに読んでおり、そういえば遊ぶより鍛錬の好きな子供だったなと思い出して苦笑する。
「いたいた!阿絮、見てくれ!」
巻物を読んでいたらしい周子舒がくるくるとそれを巻き、棚へ戻す姿を見つけた温客行は子供のように駆け寄り、手に持っていた物を差し出した。
dekopon_ko
DONE牧台+葬台 謎時空の纏めです。どれも強火の幻覚なので、泥酔でもしたときにどうぞ!素面じゃやめとけ…
内容が特殊なので、エロはありませんがワンクッションしておきます。
①お題箱リク「人間台風ケーキを食べるヴァッシュ」
②4話のあと、葬儀屋登場回
③ネコチャンの日
④突然の現パロ
社会人同棲カップル牧台+高校生葬台です。
⑤バレンタインのお話
⑥においの話 20
umi_duki
DOODLE泥酔阿絮。阿絮を酔わせてみた。
依微香雨泥酔阿絮
「老温」
基本的に酒の強い周子舒は、どれほど飲んでも呑まれることなどほとんどない。
「老温〜?」
それは周知の事実であり、最近になって韓英から託された弟子すらも、提げた瓢箪の中身が酒であることを知っていた。
「どうしたの? 阿絮」
「老温、おまえも飲むか?」
実に景気よく発せられる言葉は、普段よりは気安いものの温客行としては見慣れたものだ。
だが、それが四季山荘の広間でなければ、という前提があるもので。
「なんだ? 老温、いつもおまえは鬱陶しいくらい俺の隣にいるのに、どうして今日は、そんな離れてるんだ?」
「……師匠?」
目をパチクリとさせる張成嶺は、普段凛々しく時に優しい周子舒の背中ばかりを見てきた。それでも時折り見え隠れするうちに押し殺した脆さを見てより師匠として敬い、神仙となっても尚こうしてふらりと四季山荘へ顔を出す師匠と、師叔の二人を心から尊敬し敬愛していた。
3555「老温」
基本的に酒の強い周子舒は、どれほど飲んでも呑まれることなどほとんどない。
「老温〜?」
それは周知の事実であり、最近になって韓英から託された弟子すらも、提げた瓢箪の中身が酒であることを知っていた。
「どうしたの? 阿絮」
「老温、おまえも飲むか?」
実に景気よく発せられる言葉は、普段よりは気安いものの温客行としては見慣れたものだ。
だが、それが四季山荘の広間でなければ、という前提があるもので。
「なんだ? 老温、いつもおまえは鬱陶しいくらい俺の隣にいるのに、どうして今日は、そんな離れてるんだ?」
「……師匠?」
目をパチクリとさせる張成嶺は、普段凛々しく時に優しい周子舒の背中ばかりを見てきた。それでも時折り見え隠れするうちに押し殺した脆さを見てより師匠として敬い、神仙となっても尚こうしてふらりと四季山荘へ顔を出す師匠と、師叔の二人を心から尊敬し敬愛していた。
わをーん
DOODLEゴダルカコンバート元モニク・ロシニョール →モニカ
エデル・マティアス →マティアス
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同じ教会の出の異端審問官
マティアスが先に飛び出し、モニカが後を追い、冒険者になり
泥にまみれて今も元気にやっている
(しんみりしたい人は向いてないかもしれない) 9
sugibasi
DOODLEシナリオばれはないですが顔出しNG HOなのでワンクッション泥メイドの立ち絵のについて、本当に申し訳なく思っていたのを思い出したのでクラシックメイドにゴールデン犬付けました
mt_pck
DONECoC『泥棒に花束を』KP⇒ぷちこ(PC:月影 恋)
PL⇒もくず(PC:香木 夜明)
両生還でした、ありがとうございました。
こいぬはこいぬだった…ありがとうなでなで
すごい好きなシナリオです。 7
10842
DONE # r18# 时间线在16岁小说后
# 原著设定,16宰x16中
# 有微量泥塑发言(无泥塑意味)
# ooc,不喜请退出
『太中』诱杀青涩 水流打在地板砖上的声音。太宰治知道,是中原中也在淋浴。
他在用只能把一只虾煮的半生半熟的温度的水清洗着浑身的血迹。太宰治站在中原中也的宿舍门口,手在身后悄悄关上了刚刚被他撬开的门。那些属于一个四十几岁男人的、暗红色的、散发着铁锈味和腥臭味的液体,他们喷洒在了十六岁少年带着些稚嫩的脸蛋上、被海风吹的冰冷而微微发红的耳尖上、因为帽子被太宰治拿下而露出来的赭色发丝间,和那对刻入了海天的玻璃珠前面。
太宰治知道,他当然知道,因为这是他的杰作,他称之为“愤怒的小矮人——第二十七乐章”,后面的数字当然没有意义,绝不是他本月惹怒中原中也的次数,那个数字对太宰治来说太少了。
风衣下摆干涸的血变成了粉末,太宰治抖了抖衣服,有些对他这个王不够忠诚的杂碎就自行脱离了他的国度,飘飘落在门口散乱摆放着的中原中也的皮鞋鞋尖——那里是另一处国土,是泥土和血液的联合王国。太宰治低头,沉思了两秒,还是没有脱下自己的皮鞋。那上面什么也没有,与中原中也的相比就像是个养尊处优的大小姐。
16784他在用只能把一只虾煮的半生半熟的温度的水清洗着浑身的血迹。太宰治站在中原中也的宿舍门口,手在身后悄悄关上了刚刚被他撬开的门。那些属于一个四十几岁男人的、暗红色的、散发着铁锈味和腥臭味的液体,他们喷洒在了十六岁少年带着些稚嫩的脸蛋上、被海风吹的冰冷而微微发红的耳尖上、因为帽子被太宰治拿下而露出来的赭色发丝间,和那对刻入了海天的玻璃珠前面。
太宰治知道,他当然知道,因为这是他的杰作,他称之为“愤怒的小矮人——第二十七乐章”,后面的数字当然没有意义,绝不是他本月惹怒中原中也的次数,那个数字对太宰治来说太少了。
风衣下摆干涸的血变成了粉末,太宰治抖了抖衣服,有些对他这个王不够忠诚的杂碎就自行脱离了他的国度,飘飘落在门口散乱摆放着的中原中也的皮鞋鞋尖——那里是另一处国土,是泥土和血液的联合王国。太宰治低头,沉思了两秒,还是没有脱下自己的皮鞋。那上面什么也没有,与中原中也的相比就像是个养尊处优的大小姐。