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    皆無

    sunset_root

    DONE飲み会でチャラい後輩に説教してたら黒ギャルの彼氏が迎えに来て説得力皆無になる赤木の赤リョ
    「でも正直、正直っすよ!? 特定の彼女作るより遊べる時に遊んどいた方が良いって思いません!?」
    「思わん。そもそもそんな暇はないはずだ」
    「いやいや、息抜きも大事ですってぇ」
     酒が入っていることもあるだろうが、へらへらと軽薄な笑みを浮かべる後輩に、また怖いもの知らずな男が入ってきたなと内心舌を巻いた。
     ここはチームの拠点に近い焼き肉屋だ。それなりに良い値段がするが、今日はチーム最年長のキャプテンが奢ってくれるらしいので、若者組にまとめられた俺たちは言葉に甘えて好き勝手に飲み食いをしている。
     個室だから他の客を気にする必要がないのはありがたいが、先程から騒いでいるのは今年大学を中退してプロに転向してきたチーム最年少の後輩だ。つい運動部のサガで先輩たちが機嫌を損ねていないか気になってしまうが、絡まれた相手が堅物である赤木だったことが先輩の興味をそそったらしい。新参者の暴挙を止めるものは誰もおらず、かく言う俺もつい同い年にしては老成している赤木の下世話な事情が気になってしまい、まぁまぁと口では止めながらも話の続きを促してしまった。
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    masu_oekaki8810

    DONE「どっちもしていいでしょ?2」展示のための書き下ろしSS。
    ギリギリ全年齢/エッチさ皆無/山なしオチなし

    【注意書き】
    ◆律が回想の中で出てきて二人の性生活に関与します。
    ◆律が「ボトムを担当するのはその人の男性性を失わせるリスクがあるのでは」と危惧してますが、兄への憧憬がジェンダー観を強化し歪めてるだけで、偏見だと私は思います。
    ◆セックスの話ですが直接描写はないのでR-15くらいかな…と
    おしり開発レポート(仮)「師匠、おかえりなさい」
    同棲して半年になるモブが珍しく玄関までドタドタと出迎えてくれた。と、思ったら
    チュッ。
    「こら、俺がうがい手洗いしてからにしろ」
    「僕もまたするからいいでしょ」
    と言いながらまた唇をついばむようにして可愛いキスを浴びせてくる。
    「ししょう……準備してあるから、その…」
    「若いなー、モブくんは。いいけど先に飯食わせてくれ」

    モブと付き合い始めて同衾するようになった時、弟子の童貞を捨てさせてやりたいという師匠心(そこに「モブの童貞は絶対に俺がもらう」という気持ちも含まれてたのは否定しないが。)と、身体に負担が少ないほうが良かろうという考えから、最初は俺がボトムを担当していた。
    だが最近になってモブが自分もボトムをやりたいと言い出した。
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    gureiyama

    DOODLE注意⚠️現代まで生きる神仙④
    相変わらずかっこいい人はここには皆無
    神仙ペアを二組+猫一匹
    はい、もう平和〜〜

    ねこはえらい

    猫には魚!を普通だと思っているのは日本人だけなんだそうですね…そういえば彼らはもともと砂漠の子…
    長くなってしまった…世の中ではどこまでが短編なんでしょう?自分の中では14000字は少ない方なんですが??(だって会話が多いだけで内容は……ああ……)
    いつかまぐろもつりにいく きっかけは葉白衣だった。
    「よう」
     いつものようにオーバーサイズの白いパーカーを着て、いつものように突然やってきた。
     周子舒はにこにこと彼を迎え、温客行は嫌そうな顔をして同居人に肘打ちされる。
     しかし、一番剣仙の訪いを喜ぶのは二人の神仙の飼い猫、白米だ。
     抱き上げられてすりすりと首元に頭をなする。
    「土産を持ってきたぞ、白米」
     なん? と小首を傾げる。
    「日本のキャットフードだ。魚味だと。美味そうだろ」
    「さかなぁ? なんで猫に魚なんだよ。白米はお肉が好きなんだぞ」
    「そんなの本人も食ってみなきゃわからんだろう。どうだ? 食うか?」
     みゃわう。
    「そうかそうか。ほれ、食うと言っておる」
     ぽん、と放られた小さな缶を受け取り、周子舒がまじまじと眺める。
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