眈
さいとうさん🦊🧢
REHABILIリハビリ用に頂いたリクエスト【流川が何度か告白しても彩ちゃんに振られるけれど、虎視眈々と時期を見計らい、最後には彩ちゃんを無事ゲットして念願のカレカノになるお話】の最終話・大学編です。
短いエピローグですが、ようやく完結しました!楽しんでいただけたら幸いです。
【リク消化SS】何度も振られて最後はカレカノ4 残り五秒、相手チームのシューターが逆転を狙う。リングの手前で弾かれたボールを桜木の右手がリバウンドで掴み取った。フロントコートに走り出していた流川へ渾身のロングパスを投げる。
前には誰もいない。流川にはもうリングしか見えなかった。受け取ったボールをチームきっての俊足でドリブルで運ぶと、流川は軸足を踏み切った。
叩きつけたダンクシュートでリングは軋んだが、その音は試合終了のブザーと、そして今日一番の歓声にかき消された。
「優勝おめでとう!」
「晴子さん! 見てくれましたか天才の勇姿を!」
「手に汗握っちゃった!」
「赤木も仕事じゃなければなぁ」
「有給取りゃ良かったんだよ」
「そう言うなよ。繁忙期は仕方ないさ」
1457前には誰もいない。流川にはもうリングしか見えなかった。受け取ったボールをチームきっての俊足でドリブルで運ぶと、流川は軸足を踏み切った。
叩きつけたダンクシュートでリングは軋んだが、その音は試合終了のブザーと、そして今日一番の歓声にかき消された。
「優勝おめでとう!」
「晴子さん! 見てくれましたか天才の勇姿を!」
「手に汗握っちゃった!」
「赤木も仕事じゃなければなぁ」
「有給取りゃ良かったんだよ」
「そう言うなよ。繁忙期は仕方ないさ」
さいとうさん🦊🧢
REHABILIリハビリ用に頂いたリクエスト【流川が何度か告白しても彩ちゃんに振られるけれど、虎視眈々と時期を見計らい、最後には彩ちゃんを無事ゲットして念願のカレカノになるお話】の3話・大学編です。
捏造しかないですが、アヤちゃんに彼氏がいる設定なのでご注意ください。あと三井先輩も友情出演。次回で最終回です!
【リク消化SS】何度も振られて最後はカレカノ3 噂には聞いていたが三年になってから日々が目まぐるしい。特に七月のテスト期間からユニバーシアード、秋季大会、インカレへのスケジュールが尋常じゃない。
流川が最初にユニバに招集されたのは二年だったが、年々求められるものも高まる上に、問題は学業面だ。
高校時代の赤点追試合宿を思い出す。
「範囲広すぎ……」
「次は辞書持ち込み可の授業を取りなさいよ」
大学図書館のオープンスペースで円卓に向かい合って座るのは彩子だ。
他大学に在籍中の四年だが、沿線上に一人暮らしなこともあり、就職先が内定済みの優等生は時折後輩たちの様子を見に来る。
「この様子だと桜木花道もヤバそうね〜」
「どあほうは赤木先輩が見てる」
「社会人一年目に余計な仕事を増やすな」
2695流川が最初にユニバに招集されたのは二年だったが、年々求められるものも高まる上に、問題は学業面だ。
高校時代の赤点追試合宿を思い出す。
「範囲広すぎ……」
「次は辞書持ち込み可の授業を取りなさいよ」
大学図書館のオープンスペースで円卓に向かい合って座るのは彩子だ。
他大学に在籍中の四年だが、沿線上に一人暮らしなこともあり、就職先が内定済みの優等生は時折後輩たちの様子を見に来る。
「この様子だと桜木花道もヤバそうね〜」
「どあほうは赤木先輩が見てる」
「社会人一年目に余計な仕事を増やすな」
さいとうさん🦊🧢
REHABILIリハビリ用に頂いたリクエスト【流川が何度か告白しても彩ちゃんに振られるけれど、虎視眈々と時期を見計らい、最後には彩ちゃんを無事ゲットして念願のカレカノになるお話】の中編?2話目?湘北編?です。やはりバスケ部襲撃編は、流彩の民として外せませんでした!
あと1-2回で終わるかな〜どうかなぁ…
【リク消化SS】何度も振られて最後はカレカノ2「えっ、あんた、湘北に来るの」
「家から近いし」
「そりゃまあそうだけど、流川ならもっとバスケの強いところに行くかと思ってた」
三月某日、神奈川県内の公立高校の合格発表日。
県立湘北高校も例に漏れずピロティに合格者番号が貼り出され、確認のために訪れた受験生で賑わっていた。
春休み中だが、在校生の部活動は通常通り行われている。
彩子もバスケ部に出るところだった。
誰か知り合いがいないかと、ふとピロティを覗いたら流川がいたのだ。
飛び抜けて背の高い流川は、群衆の少し後ろから番号を探し当てたようだった。
「富中からは他に誰か受けてないの?」
「知らねー」
「……もちろん、バスケ部に来るわよね」
「そこを疑う?」
2403「家から近いし」
「そりゃまあそうだけど、流川ならもっとバスケの強いところに行くかと思ってた」
三月某日、神奈川県内の公立高校の合格発表日。
県立湘北高校も例に漏れずピロティに合格者番号が貼り出され、確認のために訪れた受験生で賑わっていた。
春休み中だが、在校生の部活動は通常通り行われている。
彩子もバスケ部に出るところだった。
誰か知り合いがいないかと、ふとピロティを覗いたら流川がいたのだ。
飛び抜けて背の高い流川は、群衆の少し後ろから番号を探し当てたようだった。
「富中からは他に誰か受けてないの?」
「知らねー」
「……もちろん、バスケ部に来るわよね」
「そこを疑う?」
さいとうさん🦊🧢
REHABILIリハビリ用に頂いたリクエスト【流川が何度か告白しても彩ちゃんに振られるけれど、虎視眈々と時期を見計らい、最後には彩ちゃんを無事ゲットして念願のカレカノになるお話】の前編?1話目?富中編?です。
次は高校編の予定。小分けにしちゃってすみません!
【リク消化SS】何度も振られて最後はカレカノ(1)「流川先輩って、彩子先輩のこと好きだよね?」
「わかる! 絶対そうだよね?」
富ヶ丘中の男女バスケ部は仲が良く、それは仲間としての意味合いもあったがカップルが成立しやすい環境も含まれていた。
実際に流川が一年の頃、それぞれの部長同士が付き合っていたし、二年に上がった今では男バスの副部長と女バスのマネージャーが付き合っている。
体育館を分け合い同じ空間で部活に励む思春期の彼らにとって、仲間意識が恋愛に変化する垣根というのはあってないようなものだった。
だから、冒頭の噂話も特別なことではなかった。よくある世間話の一つだ。
「聞こえてるぞ」
女バスの後ろを無言で通り過ぎる流川のあとを男バスの副部長が続き、釘を刺す。噂話自体はよくあることだが、よくあるからといって肯定されるものではない。
1757「わかる! 絶対そうだよね?」
富ヶ丘中の男女バスケ部は仲が良く、それは仲間としての意味合いもあったがカップルが成立しやすい環境も含まれていた。
実際に流川が一年の頃、それぞれの部長同士が付き合っていたし、二年に上がった今では男バスの副部長と女バスのマネージャーが付き合っている。
体育館を分け合い同じ空間で部活に励む思春期の彼らにとって、仲間意識が恋愛に変化する垣根というのはあってないようなものだった。
だから、冒頭の噂話も特別なことではなかった。よくある世間話の一つだ。
「聞こえてるぞ」
女バスの後ろを無言で通り過ぎる流川のあとを男バスの副部長が続き、釘を刺す。噂話自体はよくあることだが、よくあるからといって肯定されるものではない。
たまごやき@推し活
PASTカルデアアンぐだ♀、付き合ってる時空ぐだちがハタチになっても人前では一滴も飲酒させないように監視しつつ虎視眈々と二人で飲む機会を狙ってほしい。
ところでイベ時期クリスマスマイルームのシャンパングラスが二つあるのはなに。
2019.12
醒めない酔いをお好きなだけ 豪華な箔押しのラベルにはどこの国のものなんだか分からない文字が書かれている。色のついたビンの中の液体にぷつぷつと綺麗な泡が広がっては、上に上がって消えていく。
「これって……」
クリスマスの準備で賑わうカルデアで、わたしの部屋は相変わらず盛り上がったサーヴァント達に飾り付けられ、赤と緑のクリスマスカラーに染まっていた。
そして目の前にあるのは細長くてお洒落な装飾のついたシャンパングラス二つと、冷えたビンの中に入った飲み物。持ってきたのはキッチンからお酒を盗んでは酒盛りを始めるキャスターの一員。……正直この見た目で酒盛りなんてしないでほしい。
「クリスマスには少し早いが……まぁこれくらいならお前にも飲めるだろう」
3188「これって……」
クリスマスの準備で賑わうカルデアで、わたしの部屋は相変わらず盛り上がったサーヴァント達に飾り付けられ、赤と緑のクリスマスカラーに染まっていた。
そして目の前にあるのは細長くてお洒落な装飾のついたシャンパングラス二つと、冷えたビンの中に入った飲み物。持ってきたのはキッチンからお酒を盗んでは酒盛りを始めるキャスターの一員。……正直この見た目で酒盛りなんてしないでほしい。
「クリスマスには少し早いが……まぁこれくらいならお前にも飲めるだろう」
akibin02_gwt
DONE[23/8/22 更新]あの夜から、 開催おめでとうございます!
昨年発行した「東奔西走!」をweb再録したので合わせてお楽しみいただければ幸い。
まだちょっと不安定な暁くんと、虎視眈々なKおじ。
「東奔西走!」再録はこちら→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=20435914 2789
shica2nd
MOURNING🔮🐏。帰省したら年下の幼馴染が魔性の男になっていた(https://poipiku.com/649734/7285577.html)の🔮目線とその後の話。虎視眈々と自分の可愛さを利用して🐏を組み敷こうと計画する魔性の男。腹黒注意。 3619
ジュン
CAN’T MAKEお話しじゃないです妄想メモです
酔ったフリして漬け込む隙を虎視眈々と狙っていて
時音と上手くいってる?→いってないと答えたら手を出そうと思ってる兄貴って良くね?って思った
そして「上手くいってる?」なんて曖昧な言い方に優しさと臆病が滲んでる展開がいい
ちなみに良時は清い関係、正は女遊びしてる(しかも相手が本気になる前に振ってる)くせに「振られた」って良に会う口実に使う…みたいなやつ
大学生になり一人暮らしをしている良守
夜、なんだか寝付けず課題をやっているとインターホンがなる
ピンポーン
こんな夜遅くに宅配便が来るはずもない
もちろん約束もしていない
ピンとくる、ろくでもない予感
無視してペンを走らせた
ピンポーン
無視
ピンポーン
ピンポーン
手を止め玄関を睨む
ピンポーンピンポーン
ピポピポピンピンピン
「るせえ!!!!!」
ガチャっと玄関を開ける
そこには真っ赤な顔をした兄が、にへらと笑って手を上げて
「やあ」
ガチャン
ドアを閉めようとして結界でこじ開けられる
「酷いな、入れてよ」
「知るか帰れ!何時だと思ってる!!」
ジト目の良守
気にせず笑顔の正守
「騒いだら近所迷惑なんじゃない?」
と半ば強引に上がり込む正守
4429夜、なんだか寝付けず課題をやっているとインターホンがなる
ピンポーン
こんな夜遅くに宅配便が来るはずもない
もちろん約束もしていない
ピンとくる、ろくでもない予感
無視してペンを走らせた
ピンポーン
無視
ピンポーン
ピンポーン
手を止め玄関を睨む
ピンポーンピンポーン
ピポピポピンピンピン
「るせえ!!!!!」
ガチャっと玄関を開ける
そこには真っ赤な顔をした兄が、にへらと笑って手を上げて
「やあ」
ガチャン
ドアを閉めようとして結界でこじ開けられる
「酷いな、入れてよ」
「知るか帰れ!何時だと思ってる!!」
ジト目の良守
気にせず笑顔の正守
「騒いだら近所迷惑なんじゃない?」
と半ば強引に上がり込む正守
樹華チョコ
DOODLE月那さん(@Lost_Time_05)の描いてくださった妖精ちゃそを私も描いてみました!リーダーの座を虎視眈々と狙う財布係です。全世界のチョコレートと精神が繋がっています。(https://twitter.com/itsukachoco/status/1406584468471652356?s=61&t=OuXULIH4fZb2rZqJCAW4Yg) 2
リク@ゲームしつつ作成
DOODLE『指一本、触れさせやしない』「……」
「そんなに警戒しなくれも……」
「駄目だ。お前を掻っ攫おうと虎視眈々と狙っているのだぞ。警戒を怠るべきではないのは明白だ」
「はいはい……」
しるびあさんに近づこうと目論む輩(※某勇者等含む)に圧を掛けつつガードする英雄の図(長)
デート中のグレシルを邪魔する勇者(他多数)的なのが見たい~(見たい~)