Búsqueda reciente
    Inicia sesión para registrar tus etiquetas favoritas
    Inscribete ingresa

    祭り

    waka_TOV

    LUTOいくつになっても嬉しいもので(本文)

    20250111に発行されたチャ誕アンソロに寄稿させていただいたもののweb再掲になります。
    ポイピクの仕様上文章とイラストが同時掲載できないため挿し絵はこちらに上げております。
    https://poipiku.com/3409644/11301697.html
    少しでもお祭りに参加できて嬉しかったです!
    ありがとうございました
    この日のチャンドラは、元アークエンジェルクルーとミレニアムクルーの混成任務のためミレニアムに乗艦していた。
    何事もなく定刻に迎えた昼休憩は、偶然にもトラインと重なっていて。二人は食堂で横並びに座り、適当な会話を交えながらのんびりと食事をしていると、突然トラインが「あ、」と声を上げた。

    「そういえば、チャンドラくんってもうすぐ誕生日だよね? あれ、もしかして今日だったりする…?」
    「もしかしなくても今日ですけど、よく知ってますね?」
    「あ、間違ってなかったよかった~! 生まれた年も誕生日も近いから記憶に残ってたんだ。誕生日おめでとう!」
    「ありがとうございます。少佐はいつなんですか?」
    「チャンドラくんよりちょっと前の、一月四日だよ。今年はニューイヤーの休暇と合わせて休みが取れたからウィルと一緒に過ごすことが出来たんだけど、サプライズでプレゼントを用意してくれていてね! すごく嬉しかったなぁ」
    4474

    GK_mineko

    GARABATEAR昨年夏のちかポリさん祭りでととさん(@recoj33)の描かれた巡査元さんから始まった妄想の第2弾。asrpさん中学生編。やっと形に出来ました。もう妄想が捗っちゃって捗っちゃって。
    ③は多分書きません。このお話の杉リパのその後は皆様の心の中に…
    ↓妄想元のととさんのイラスト
    https://x.com/recoj33/status/1805975948405395957?s=61
    杉元巡査とアシㇼパさんのお話②(フチが悪いんだ)
     アシㇼパは足早に交番を立ち去りながら心の中で言い訳をする。耳が熱い。早足だった足はだんだん駆け足になって行った。
    (フチがあんなこと言うから)
     将来あんな男と結婚してくれたら安心だ、なんて言うから。
     いつも気軽に叩いていた大きな手だったのに、今日初めて杉元からアシㇼパの手のひらを打った。ほんの一瞬感じる熱さに手が痺れて顔にその熱が感染した。こんな顔、彼には見せられない。
     手のひらを弾いた一瞬で頬を中心に広がった熱は未だ冷める気配がない。交番から一刻も早く離れたい気持ちと急に湧いた初めての感情に戸惑う心とで、アシㇼパは訳もわからず走り出していた。
    (もう、何なんだこれは〜〜!!)
     桜の花びらがセーラー服のリボンを掠めて行く。大きめのプリーツスカートを膝で蹴り上げるようにアシㇼパは中学校までの道のりを全速力で駆け抜ける。これだけ走っていれば、顔が赤いのは走って来て暑いからだとクラスメートには言い訳が出来るだろう。だが、今朝ハイタッチをした杉元に用意していた言い訳はない。
    18441