誕生日
1203again
DOODLE聡実くんのお誕生日用に練ってたけど原稿やってたら全然間に合わなくて次の本にすることにした話です。ちょこっとだけなので、いきなり終わります。そして線汚いです…聡実君お誕生日おめでとうございます~!
付き合ってるけど、ちゅーもまだのふたりです! 2
壱のポイ
DONEワンライの『思慕』をお借りして。付き合っているすおさく+楡井。桜が子供の身体と記憶に戻ってしまい蘇枋が桜の心を和らげようとする話。蘇枋は桜を想い子供桜は母を想うイメージで。筆者の希望的観点から過去について勝手な解釈で書きました。ご注意ください!
桜君の悲しい過去を蘇枋さんが上書きしてくれるのが癖なのです。蘇枋さんに幸せにされろ〜そして欲張りな私はこれを誕生日企画とも言い張る!
さよならアンビバレント人というものはみんな幼い頃に味わった感情の積み重ねでできている。
そんな当たり前のことを日常ではなかなか思い出すことはないだろう。しかし蘇枋は現在目の前の光景にそれを激しく痛感させられている。
今自分の目の前にいる小さな子供。
その子は蘇枋とその隣にいる楡井を見つめ、怯えた色をたたえた瞳を無理やり細めて威嚇していた。
ここまで怯える子供を今まで見たことがあっただろうか。そう考えてしまうほど目の前の子供は異質なほどの怖がり様。こんなに穏やかな日常でそれほどまでに追い詰められる要因とは何なのか。それを無意識に考え込んでしまうほど蘇枋には鮮烈で言葉にできないほど悲しい出来事だった。
蘇枋と楡井は学校に来なかった桜を心配して二人で家まで様子を見に行くことにした。
9307そんな当たり前のことを日常ではなかなか思い出すことはないだろう。しかし蘇枋は現在目の前の光景にそれを激しく痛感させられている。
今自分の目の前にいる小さな子供。
その子は蘇枋とその隣にいる楡井を見つめ、怯えた色をたたえた瞳を無理やり細めて威嚇していた。
ここまで怯える子供を今まで見たことがあっただろうか。そう考えてしまうほど目の前の子供は異質なほどの怖がり様。こんなに穏やかな日常でそれほどまでに追い詰められる要因とは何なのか。それを無意識に考え込んでしまうほど蘇枋には鮮烈で言葉にできないほど悲しい出来事だった。
蘇枋と楡井は学校に来なかった桜を心配して二人で家まで様子を見に行くことにした。
suzumi_cuke
DONE20250401祝月島誕。大団円から15年後くらいの壮年?鯉月。誕生日とはあまり関係ない内容ですが…今年もお祝いできる喜び…。自分でいいんだろうか、と月が思うたびにお前がいいと鯉が言い聞かせて、ちょっとずつ肯定感を育てている最中です。
襖を開けると、畳に閣下が落ちていた。
――いや、この時はまだ閣下ではなかったか。
この頃の彼は、尉官から佐官へ進んだところで、率いる部下が増えたこと、立場の重みが増したことに、何やら思うことが多いようであった。
組んだ両手を枕にして、彼は仰向けに寝っ転がっていた。眠っているのかと思ったが、目はぱっちりと開いていて、天井をじっと見つめていた。
休みの日であるから、二人とも着流し姿である。鯉登はさらに上から羽織を纏っていた。羽織は質の良いもので、薄手だが温かかった。
月島が入ってきたことにも鯉登は何の反応も見せることなく、ただただ上を見ている。
「お茶にしませんか」
湯呑みが二つと干し果物の小皿が載った盆を持ち上げてみせながら、月島は声をかけた。
2819――いや、この時はまだ閣下ではなかったか。
この頃の彼は、尉官から佐官へ進んだところで、率いる部下が増えたこと、立場の重みが増したことに、何やら思うことが多いようであった。
組んだ両手を枕にして、彼は仰向けに寝っ転がっていた。眠っているのかと思ったが、目はぱっちりと開いていて、天井をじっと見つめていた。
休みの日であるから、二人とも着流し姿である。鯉登はさらに上から羽織を纏っていた。羽織は質の良いもので、薄手だが温かかった。
月島が入ってきたことにも鯉登は何の反応も見せることなく、ただただ上を見ている。
「お茶にしませんか」
湯呑みが二つと干し果物の小皿が載った盆を持ち上げてみせながら、月島は声をかけた。
takusan189
DONE2025年4月1日花誕おめでとうございます🌸花三ワンドロワンライのお題「桜木の誕生日」にて書かせていただきました。
花三さいこーだよー!花くんおめでとう!
ちょっと序盤不穏な感じになってますがちゃんとハピエンです!
祝福を贈る日いつもならとっくに眠っている深夜0時。ソファに寝転がって携帯の画面を見つめる。日付が変わった瞬間にいくつか届いたメッセージ。ポップアップ表示で確認だけして、待ち望んだ人からの物じゃないと勝手に落胆する。自分勝手だ。みんな俺を思って祝福のメッセージを送ってくれたというのに。
一分、また一分と時間が進んでいくのをただ見つめていた。時間が進む度に終わりが訪れたのだと思い知らされて体が冷えていく。
ぜんぶ、ぜんぶ初めてだった。想いを受け入れてもらえたのも、好きだと言ってもらえたのも、手を繋いだことも。抱きしめ合う心地良さ、他人の肌の温もり、唇の柔らかさ。いつも初めてのことばかりで戸惑ってしまう俺の手を引いてくれていたのに。急にその手を離されてしまったら、俺はどうすればいいんだ。恋人との別れ方なんて、俺にはわからないのに。
6167一分、また一分と時間が進んでいくのをただ見つめていた。時間が進む度に終わりが訪れたのだと思い知らされて体が冷えていく。
ぜんぶ、ぜんぶ初めてだった。想いを受け入れてもらえたのも、好きだと言ってもらえたのも、手を繋いだことも。抱きしめ合う心地良さ、他人の肌の温もり、唇の柔らかさ。いつも初めてのことばかりで戸惑ってしまう俺の手を引いてくれていたのに。急にその手を離されてしまったら、俺はどうすればいいんだ。恋人との別れ方なんて、俺にはわからないのに。
Utsugi_02
DOODLE『つみかさねの友情』⚠︎捏造
⚠︎モブ
⚠︎不穏、血・死表現あり
⚠︎kyngのストーリーに関して独自の解釈を含みます
パスワードはウツギの誕生日4桁(Xのアカウントフォローで確認可能)です。 22
月刊歩行水銀
PROGRESSこの話は子供との絡みが好きな作者が、おずおずと子供に向き合っているrnisがみたいと書いたもだもだ家族形成パロです。引退したisgが喪失感に襲われて子供を養子を取るところから不器用にも家族になろうと集まる話です。ちょうどいいところまで終わったので、誕生日もあるし試しに一話として挙げてみようと思います。全年齢です。
推敲していません。深夜なので許してください。
最初から暴力が出てきます。
祝祭 ♯1その箱の中にいる男が、ひどく楽しそうで羨ましかった。
「ミヒャエル・カイザー選手と糸師凛選手がボールを奪い合っていた裏を書いて、ゴールを決めたのは、バスタードミュンヘンの双剣の一人、11番の潔世一だ!」
「そしてなんと、ここで試合終了のホイッスルが鳴り、3-4でバスタードミュンヘン、逆転勝利が確定しました!」
無機物なテレビが不思議にも動を生み、割れんばかりの歓声で蠢く。暗がりの部屋の中、瞳の中で青が揺れると、自分で導いた勝利を噛み締めるように、箱の中の自分よりも遥かに年上の赤いユニフォームが流れ星のように流れた。その選手はまるで自分がゴール入れたのが当然なのだと、その傲慢さを隠そうともせずに汗を飛ばしながら芝生の真ん中で雄叫びを上げている。こちらが耳を塞いでしまいそうな痺れる声を合図に、彼と同じチームメイトらしい、同じユニフォームの選手が集まってあっという間にもみくちゃにされ、その様子を興奮して解説している実況席と、嬉々とした声援が囃し立てていた。周りの選手と喜びを分かち合っている熱を表す画面は、今少年がいる暗い現実世界とは対照的にその選手を祝福しているように煌めいている。
25309「ミヒャエル・カイザー選手と糸師凛選手がボールを奪い合っていた裏を書いて、ゴールを決めたのは、バスタードミュンヘンの双剣の一人、11番の潔世一だ!」
「そしてなんと、ここで試合終了のホイッスルが鳴り、3-4でバスタードミュンヘン、逆転勝利が確定しました!」
無機物なテレビが不思議にも動を生み、割れんばかりの歓声で蠢く。暗がりの部屋の中、瞳の中で青が揺れると、自分で導いた勝利を噛み締めるように、箱の中の自分よりも遥かに年上の赤いユニフォームが流れ星のように流れた。その選手はまるで自分がゴール入れたのが当然なのだと、その傲慢さを隠そうともせずに汗を飛ばしながら芝生の真ん中で雄叫びを上げている。こちらが耳を塞いでしまいそうな痺れる声を合図に、彼と同じチームメイトらしい、同じユニフォームの選手が集まってあっという間にもみくちゃにされ、その様子を興奮して解説している実況席と、嬉々とした声援が囃し立てていた。周りの選手と喜びを分かち合っている熱を表す画面は、今少年がいる暗い現実世界とは対照的にその選手を祝福しているように煌めいている。
佐伯櫻
DONE国玉先輩おめでとうございます~~~~~~~~~~!!!!!!!本当に可愛くて大好きな推しが誕生日を迎えたことをすごく嬉しく思いますし本当に感情が溢れて止みません……!国玉家に感謝 三角さんに感謝です~~~~~!!!!大好きです~~~~~!!!!!ちなみに2枚目はユウ玉推しによる差分です 2Neko_Pattern_Fu
PROGRESS誕生日絵2025の途中であたり取るために3d素材の眼鏡使ってたんだけど?細い黒縁も似合うな??と思って一旦スクショした絵です
もっといろんな眼鏡してほしい(貪欲な骨)