諏訪
yokoshima4u
PROGRESS諏訪さんを取り合う+自分こそが相応しいとアピールするシチュエーションを見たくなったので、書き始めました。モブが諏訪さんに告白するエピソードが出てくるのでご注意ください。
現在、二→諏訪、つつ→すわを書いたところです。たちすわ、東諏訪、唐諏訪も書くつもりです。余裕があれば冬諏訪と忍諏訪も。
手作りの味噌汁で諏訪さんの胃袋をつかんで惚れさせたい「手作りのあったかい味噌汁を作ってくれたら、無条件に惚れちゃうよな」
飲み会は終わりも間近、アルコールがほどよく回って、声のボリュームが上がり、頭がふわふわとしてくる頃だった。諏訪が無自覚にそんなことを言ったものだから、その場の空気がぴたりと止まる。
無条件に惚れるちゃうよな、だと!?
しかも諏訪は顔をほんのり赤くして、のろけんばかりに目を潤せているものだから、独占欲が刺激されるってもので。そうしてその気になった者たちは、諏訪にひっそりと誓う。それは自分が成し遂げてみせると。
◇ ◇ ◇ ◇
二宮
「意中の相手を落とすためには、胃袋を掴めと聞くが、そういうものなのか?」
真面目すぎて、たまにズレた発言をする自隊の隊長が、突如としてそんな質問をするので犬飼はびっくりしてしまう。
9011飲み会は終わりも間近、アルコールがほどよく回って、声のボリュームが上がり、頭がふわふわとしてくる頃だった。諏訪が無自覚にそんなことを言ったものだから、その場の空気がぴたりと止まる。
無条件に惚れるちゃうよな、だと!?
しかも諏訪は顔をほんのり赤くして、のろけんばかりに目を潤せているものだから、独占欲が刺激されるってもので。そうしてその気になった者たちは、諏訪にひっそりと誓う。それは自分が成し遂げてみせると。
◇ ◇ ◇ ◇
二宮
「意中の相手を落とすためには、胃袋を掴めと聞くが、そういうものなのか?」
真面目すぎて、たまにズレた発言をする自隊の隊長が、突如としてそんな質問をするので犬飼はびっくりしてしまう。
そのもり
PROGRESS吊るされた男・諏訪春長触手シーン4ページでヒイヒイ言ってます でも楽しいですよお〜〜ヒイヒイ
ネーム直しから3ページくらい進めましたうーんしょっぼ
本用にちょっとページも組みまして表紙もほんとどないしよ〜〜というところです
3話ごとに描いていこうかなと思ってます 2
GinkoLxh
DONE20230701-2 エワ用 イラスト(再掲)5枚Twitterで公開したイラストを集めました
・照れ気味辻ちゃん
・小南 バースデーお祝い
・嵐山 バースデーお祝い
・諏訪さん
・修 ペンの試し描き 9
akishima221z
DOODLE風諏訪練習会3回目テーマ「一つ、嘘をついた」
風諏訪練習会:3回目テーマ「一つ、嘘をついた」------
一つ、嘘をついた。
二つ、嘘をついた。
そして、三つ目の嘘をつく。
視界に広がるのは、白い天井。
この天井は、知っている。
白い白い四方天地に広がるこの箱は。
気まぐれにいつも現れる。
出られない部屋。
指定条件をクリアしなければ。
そう、つまりは。
指定条件をクリアさえすれば。
出られる、部屋。
起き上がることなく視線を傍らに向ける。眉間を寄せて、空間を見上げる諏訪がいる。
三度目だ、知っている。
もうすぐ、声が響く。
告げられる、今回の指定条件が。
一つ目は今から思えば
ささやかなものだった。
しかしやはりそれはどうにも。
気恥ずかしく。それまでの。
互いに気付かないふりをして
友人の境界を保っていた俺たちには。
ささやかなものではありつつも
801一つ、嘘をついた。
二つ、嘘をついた。
そして、三つ目の嘘をつく。
視界に広がるのは、白い天井。
この天井は、知っている。
白い白い四方天地に広がるこの箱は。
気まぐれにいつも現れる。
出られない部屋。
指定条件をクリアしなければ。
そう、つまりは。
指定条件をクリアさえすれば。
出られる、部屋。
起き上がることなく視線を傍らに向ける。眉間を寄せて、空間を見上げる諏訪がいる。
三度目だ、知っている。
もうすぐ、声が響く。
告げられる、今回の指定条件が。
一つ目は今から思えば
ささやかなものだった。
しかしやはりそれはどうにも。
気恥ずかしく。それまでの。
互いに気付かないふりをして
友人の境界を保っていた俺たちには。
ささやかなものではありつつも
akishima221z
DOODLE風諏訪練習会3/14テーマ「いつまでもいっしょに」
風諏訪練習会: 3/14テーマ「いつまでもいっしょに」---
この世界は、
子供が想像するよりも残酷だ。
(いつまでも、いっしょにーー)
何故この日々が
変わらずに続くものだと
思っていたのか。
無数の門が開く、この街で。
「こちら風間隊」
ここにあるのは『今』だけだ。
「諏訪が新型に食われた」
ーーーだからこそ
『今』を切り拓く。
「直ちに」
「救出に入る」
そのために
備えてきた。
復讐は要らないが
諏訪は要る。
「……まず耳、足、」
この世界は残酷だ。
……………それでも、
「それから、腹だ…ッ」
諏訪がいれば、
それでいい。
ーーーそれが、世界だ。
END.
---
※「何か目標があったほうが〜救出だろうが復讐だろうが」を踏まえ
320この世界は、
子供が想像するよりも残酷だ。
(いつまでも、いっしょにーー)
何故この日々が
変わらずに続くものだと
思っていたのか。
無数の門が開く、この街で。
「こちら風間隊」
ここにあるのは『今』だけだ。
「諏訪が新型に食われた」
ーーーだからこそ
『今』を切り拓く。
「直ちに」
「救出に入る」
そのために
備えてきた。
復讐は要らないが
諏訪は要る。
「……まず耳、足、」
この世界は残酷だ。
……………それでも、
「それから、腹だ…ッ」
諏訪がいれば、
それでいい。
ーーーそれが、世界だ。
END.
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※「何か目標があったほうが〜救出だろうが復讐だろうが」を踏まえ
anami_swmz
DONEすわみず…諏訪視点将棋盤の神様こぼれ話。
それを何と呼ぶ 雨が降っている。
この冷え込みではそろそろ雪へと変わるだろう。
垣根の椿はしとどになり、明日の明けを待たずに地へ落ちる。赤く色づいていた様子が見事であっただけに残念だ。
はて、この感情はどの代の当主から教わったのだったか。
そんなことを考えながら窓から視線を戻す。
眼前で悩み唸る現当主はそれに気づくことなく朝を迎えるだろう。そうして、落ちた椿に雪が積もるのを見て彼もまた、残念に思うのだろうか。
パチリと駒音が響く。
それを一暼、すぐにパチリと返してやると、家主は唸って宙を仰ぎ、石油ストーブの火にかけたヤカンのお湯がグラグラと音を立てていることに気がついた。
「ちょお待ってや」と言うと準備していた急須に注ぐ。正しい茶の淹れ方など知らず、ただただ熱い茶の入った湯呑みを2つ作る。
593この冷え込みではそろそろ雪へと変わるだろう。
垣根の椿はしとどになり、明日の明けを待たずに地へ落ちる。赤く色づいていた様子が見事であっただけに残念だ。
はて、この感情はどの代の当主から教わったのだったか。
そんなことを考えながら窓から視線を戻す。
眼前で悩み唸る現当主はそれに気づくことなく朝を迎えるだろう。そうして、落ちた椿に雪が積もるのを見て彼もまた、残念に思うのだろうか。
パチリと駒音が響く。
それを一暼、すぐにパチリと返してやると、家主は唸って宙を仰ぎ、石油ストーブの火にかけたヤカンのお湯がグラグラと音を立てていることに気がついた。
「ちょお待ってや」と言うと準備していた急須に注ぐ。正しい茶の淹れ方など知らず、ただただ熱い茶の入った湯呑みを2つ作る。
siguta_w
DONE風諏訪SS さっぱりめある冬の夜の話
冴ゆる星の君へ ピッ、という電子音。トリオンで作られた分厚い扉から隙間風が侵入し、諏訪の前髪を散らした。
「うひ~やっぱさみぃな」
中綿の入ったジャケットのファスナーを首元まで上げる。下で買ったばかりの缶コーヒーを持つ左手だけが体温より熱かった。フェンスに背を預けながら、悴み始めた右指でプルタブを空ける。ずっ、と最初の一口はもう適温とは言えなかった。
「くそ。あいつら、集りやがって」
月末に向けて報告書をまとめたあと、夜勤まで暇をもてあましていた太刀川が、かまって欲しいオーラを放ってきた。諏訪隊の隊員は皆帰ったあとで、あまり暇そうではないが呼べば集まるおっさん組を招集した。親を回しながら何回かやって、あそこで捨てたのがミスったな…と諏訪は独りごちた。負けが混んでしまい、それぞれの希望した飲み物を奢ることになった。普段、奢られることが減っているおっさん共は妙にホクホクしていて、太刀川はいつも通りだが上機嫌で任務へ向かった。別に高いものを要求された訳でもない。随分可愛いものだ。
2482「うひ~やっぱさみぃな」
中綿の入ったジャケットのファスナーを首元まで上げる。下で買ったばかりの缶コーヒーを持つ左手だけが体温より熱かった。フェンスに背を預けながら、悴み始めた右指でプルタブを空ける。ずっ、と最初の一口はもう適温とは言えなかった。
「くそ。あいつら、集りやがって」
月末に向けて報告書をまとめたあと、夜勤まで暇をもてあましていた太刀川が、かまって欲しいオーラを放ってきた。諏訪隊の隊員は皆帰ったあとで、あまり暇そうではないが呼べば集まるおっさん組を招集した。親を回しながら何回かやって、あそこで捨てたのがミスったな…と諏訪は独りごちた。負けが混んでしまい、それぞれの希望した飲み物を奢ることになった。普段、奢られることが減っているおっさん共は妙にホクホクしていて、太刀川はいつも通りだが上機嫌で任務へ向かった。別に高いものを要求された訳でもない。随分可愛いものだ。