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    買い物

    高間晴

    DOODLEぼんど800字。何もネタバレしていませんが本編終了後の時間軸です。ルークに送るものを探してスーパーで買い物するチェズモク。■夏の北国にて


     久々にヴィンウェイのセーフハウスに帰ったチェズレイとモクマ。大きな仕事がひとつ片付いたし、しばらくの間のんびりしようということになったのだ。
    「モクマさん、洗濯物あったら出しておいてください」
    「はいよ。――じゃあ俺は買い出しにでも出かけようかね」
     そこでチェズレイはほんの少し思案する。
    「――待ってください。ボスにはこの間野菜を送りましたし、今度はヴィンウェイ名物のものを何かしら送りたいので私も同行します」
    「ははっ。チェズレイはすっかりルークのお母さんだねぇ」
     モクマが笑うと、チェズレイはほんの少し目をみはる。それから小さくくすくす笑った。
    「お父さんはあなたですからね」
    「あはは。そうだった」
     二人で笑うと、チェズレイは洗濯機にとりあえずモクマの分の洗濯物を入れてスイッチを押す。チェズレイの服の大半は素材がデリケートなので、あとでクリーニングに出される予定だ。
     それから二人は揃ってセーフハウス付近のスーパーマーケットへ向かった。
     買い物かごを載せたカートを押しながら、モクマはチェズレイの後をついていく。チェズレイは手袋の手で野菜を手に取って見定めて 822

    百合菜

    DONE2021年2月7日に開催された天野七緒中心WEBオンリーで実施した「エアスケブ」で書いたものです。

    リクエストは「炊事をする幸七」です。
    ……が、実はこれは没案の方です。
    (それを先に書く私も私ですが^^;)

    そもそも「炊事」とは何なのかとか、買い物で終わっているじゃない!という突っ込みはあるかと思いますが、少しでも楽しんでいただければ幸いです。
    「姫様、こちらは何ですか?」

    何度目になるかわからない八葉たちによる令和の世の天野家の訪問。
    さすがに慣れてきたのか、八葉の者たちは早速手洗いを利用したり、リビングでソファに座りながらテレビを見たりするなど、思い思いのくつろぎ方を見出すようになった。
    その中で、七緒と五月、そして武蔵の三人は八葉に茶と軽い食事を出すために台所へいた。

    「これは、電子レンジって言うんだ」
    「でんし…れん……じ、ですか?」

    水道水の出し方や冷蔵庫の扱いには慣れてきた武蔵であったが、台所の片隅にある電子レンジの存在は使ったことがないこともあり認識していなかったらしい。
    七緒もそのことに気がつき、武蔵に説明する。

    「うん。説明するより、実際に見てもらった方がいいと思うから、使ってみようか」

    そう言って七緒は冷凍室から冷凍ピザを取り出す。
    そして、慣れた手つきで袋を開け、さらにピザを乗せていく。
    数分後、軽快な電子音が鳴り響き、そしてレンジの扉を開くとトマトソース匂いが台所に広がっていく。

    「ほお、相変わらず神子殿の世界にあるものは興味深いね」
    「そうですね、兼続殿」

    そこに現れたのは兼続と幸村のふ 2359

    x_Bambini_x

    DONE乙女ゲーの「実は幼なじみでした!」設定がうらやましくて、やらかしました。
    捏造ミラプト
    クリプトの『外出』はクリスマスだから+お買い物練習で、出かけてるってことにしておいてください
    「おまえはどれだけ自分が好きなんだ?」
     やつの家に来て、やつの物に文句も言える関係になったと熟知している。
     クリプトはこの家の主であるミラージュのホログラムが中に映し出されているスノードームを指先でつつきながら穏やかな気持ちで見つめていた。
    「いいだろ。ホログラムが映せるスノードーム、高かったんだぜ」
    「いや、ホログラムを映せるのは見ればわかる。何で自分なんだ?」
     スノードームのなかの『レジェンド:ミラージュ』は楽しく踊っている。
    「何で・・・だろうな?本当は映したい物があったんだ。」
     いつもは自分大好きミラージュは当然の用にこのイケメン以外に誰がいるんだ!!とか何とか言い出すかと思ったがなにやら今日は違うようだ。
    「昔・・・小さいときに母さんと出かけたんだ。クリスマスの準備をするのに、どうしても母さんの買い出しについて行きたくて、無理矢理連れて行ってもらった」




    「母さん!これも!」
    「だめよ。エリオットここでは買わない。あっちで待っていなさい」
    お菓子売場で待っているように言われて、うろうろしていると、女の子と男の子の声が聞こえてきてさ。
    「みて!小さなサンタさんが手 1227