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    食事

    🍏🥝🍣現遂🍣🥝🍏

    DONE〈法庶〇七〉
     ほせ殿の食事の取り方がテキトー過ぎて痺れを切らした徐庶に、一瞬だけ雛鳥みたいに一口食べさせられてたら可愛いなと思い付いて書き始めました。
     徐庶は自分に気を遣ったのが半分原因で舌を火傷したので、恩返しに自身の舌でその患部を慰めたという感じのディープキスです。鼻キスとかスライドするだけのも可愛いね!

    二直って、チュンチュン並んだ鳥みたい!
    時々そう思う時があります。
     法正は仕事が食事なのかというくらい、普段全然ものを食べない。彼と夕食を食べに来ていた徐庶は呆れ果てた。
    「法正殿……そんな量で足りるんですか?」
    「ああ、いいんだこれくらいで。食べ過ぎると頭が働かなくなる」
     そう言って茶を飲むと、徐庶の前に色々と並んだ料理を見やった。先ほど運ばれてきた品ばかりだ。
    「俺は待ってるから、気にせず食べろ」
    「また徹夜ですか?それでは体が持たないと思いますが」
     徐庶がそう返すと法正はふいとそっぽを向く。徐庶がよく食べる男なのを分かっていながら、食事処に連れ立つのは拒まない。断られないのは嬉しいものの、毎度首を傾げたくなる徐元直であった。
     すると法正の前に蓮華が差し出された。その上には皮の破かれた小籠包。そしてスッと伸びてきた手に、わずかに顎を持ち上げられる。席から半分立ち上がった徐庶が法正に自身の頼んだものを食べさせんとしていたのだ。
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    yuritano_fuu

    DONEサタイサ。多分ハワイ前の日常。付き合ってる時空。外泊の時に一緒に食事を作っているけど、それが負担なのではないかと心配するイサの話。
    ※J隊の規則とか生活はネットでざっと調べた程度のことです。結構捏造あり
    食わせることは、愛することだ「バター乗せたらホイルでつつんでくれ。隙間ができないようにな」
     勤務中よりも甘く穏やかな声で、サタケはイサミに指示を出す。はい。といつもより気のゆるんだ声で答えたイサミは、真剣に具材の上に角切りにしたバターを乗せた。よい秋鮭が安く手に入ったということで、今回の料理は鮭のホイル焼きである。イサミは鮭を包むアルミホイルをぴっちりと合わせて折った。工作みたいで少し楽しい。
     同じ中隊の隊員兼恋人同士のサタケとイサミは、休日はその前日夜から営外のサタケの家に泊まっている。休日は家で過ごすもよし、出かけるもよし。言うなればサタケの家を余暇の拠点にしていた。そこで重要なのが食事である。自炊派のサタケは昼食以外、大抵は自身の料理を食べており、それはイサミが泊まりに来た時も変わらない。自分の分まで余計な仕事が増えたことに申し訳なく思ったイサミは、泊まるようになってすぐ手伝うようになった。サタケはもてなしたいのだからそんなことはしなくていい、と断ったが、イサミはそれに従えるほど厚顔ではいられなかった。押し問答をしながら、イサミが料理を手伝ったり、二人の洗濯物を干したりするようになり、今では双方それが当たり前に馴染んでいた。加えて結婚してるみたいで楽しいなと浮かれてもいる。
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