飴
ミクシゲ
DONEバレンタインを機に付き合うニノカゲの話。今回のMVPはみんぐです。飴の意味は諸説ありますのでどうぞよしなに。
あなたが好き二月上旬─自由登校の気配を見せつつある時間割をこなし、高校三年生たちはラウンジに集まっていた。
夕方に差し掛かる時間帯は、どの年齢層の隊員も集まりやすいようで、顔を突き合わせてお喋りに興じているのは彼らだけではない。
「ねぇ、今年バレンタインどうする~?」
─すれば、そんな会話が耳に飛び込んでくるのもある意味必然であり、それを聞いて荒船が真っ黒な装いの友人に顔を向けるのもまた必然であった。
「カゲはどうするんだ?」
「あ?何がだよ」
「何がって、バレンタインだよ」
その言葉を聞いた瞬間、影浦は苦虫を噛み潰したような顔をして、すぐに荒船がに向けた目を逸らしてしまう。どうやら、あまり触れられたくない話題のようだ。
4656夕方に差し掛かる時間帯は、どの年齢層の隊員も集まりやすいようで、顔を突き合わせてお喋りに興じているのは彼らだけではない。
「ねぇ、今年バレンタインどうする~?」
─すれば、そんな会話が耳に飛び込んでくるのもある意味必然であり、それを聞いて荒船が真っ黒な装いの友人に顔を向けるのもまた必然であった。
「カゲはどうするんだ?」
「あ?何がだよ」
「何がって、バレンタインだよ」
その言葉を聞いた瞬間、影浦は苦虫を噛み潰したような顔をして、すぐに荒船がに向けた目を逸らしてしまう。どうやら、あまり触れられたくない話題のようだ。
s a t o u
MOURNINGあめゆめナイト※キャチアス時間軸
zzz...0
おととい、午前4時18分。
昨日、午前3時47分。
そして今日、午前2時36分。
シブヤ郊外のホテルの一室で飴村乱数は携帯電話の画面を見つめる。朝5時にセットしていたアラームには今日も仕事をさせてやれなかった。
アラームをオフにしたのち、携帯を枕元に伏せそっと身体を起こす。寝起きのぼやけた意識のまま、乱数は自分の両側で寝息をたてる二人の男に目をやった。ベッドサイドの仄かな灯でも仲間の顔はよく見える。右隣の男──有栖川帝統は布団を跳ねのけ両手両足おまけに口までいっぱいに広げている。ガウンが乱れ、太腿どころか下着までもが露わになっている。対照的に左隣の夢野幻太郎は身体を丸めてじっと静かに目を閉じている。
8463おととい、午前4時18分。
昨日、午前3時47分。
そして今日、午前2時36分。
シブヤ郊外のホテルの一室で飴村乱数は携帯電話の画面を見つめる。朝5時にセットしていたアラームには今日も仕事をさせてやれなかった。
アラームをオフにしたのち、携帯を枕元に伏せそっと身体を起こす。寝起きのぼやけた意識のまま、乱数は自分の両側で寝息をたてる二人の男に目をやった。ベッドサイドの仄かな灯でも仲間の顔はよく見える。右隣の男──有栖川帝統は布団を跳ねのけ両手両足おまけに口までいっぱいに広げている。ガウンが乱れ、太腿どころか下着までもが露わになっている。対照的に左隣の夢野幻太郎は身体を丸めてじっと静かに目を閉じている。
haizaiokutoko
DONEお題箱のやつです。要素は「中年男性、無精ひげ、たれ目、隻眼、棒付き飴、ロングコート、長身、スタンロッド(特殊警棒みたいなのにしちゃいました。てへ)」でした。
ありがとうございました! 3
真田犬
PASTビリぐだ♀の過去らくがき2017〜2018年ぐらい
1〜3→https://www.pixiv.net/artworks/71807296のロビン出てくる漫画の続きの楽書だった
4〜5→同人誌の元ネタになった飴口移しのらくがき
6〜7→ハロウィンらくがきからの妄想 8
きよか@きょうか
DOODLEこう言うのはお友達と楽しまなくちゃ♡みんなで食べれば怖くない(笑)
変な味の飴ちゃん。。。一時期ご当地ドロップってあったよね。ニンニクとかきつねうどんとか。。。
乙「( ゚д゚)ハッ!パンダくんたちもあ~んしてもらったの?!」
ゆーたさん、そこじゃないw
ku_row3
DONEフォロワーさんのツイから生まれた産物(許可済み):一個の飴をキスしながら二人でコロコロ舐めるやつください。飴無くなるまでキスは続けて!!!溶ける「藍湛、見ろよこの飴。彩衣鎮で店の親父からオマケで貰ったんだ。美味そうな飴だろ?丸くてキラキラして、宝石みたいだ」
魏嬰は包みから一つの真っ赤な飴を取り出して手に取って光に透かすように様々な角度から眺めていた。
「...魏嬰、食べ物で遊んではいけない。それに、あまり飴を長時間持っていたら溶けてしまう」
飴を新しい玩具のように眺めて楽しむ魏嬰に藍湛が書き物の手を止めて嗜めると、「分かったよ、藍兄ちゃんは相変わらず真面目だなぁ」と揶揄うように応えてパクリと口の中に入れた。幸い手にはベタベタと砂糖もついておらず、ほんのりと口の中に上品な苺の味が広がる。
コロコロと口の中で転がしていた魏嬰は、ふと閃いたような表情になり、すぐ悪戯っぽい笑みを浮かべると藍湛の元へ行き彼の膝の上に向き合うような体勢でストンと腰を下ろした。不思議そうに小首を傾げる藍湛の頬に魏嬰が手を添えると、そのまま自然な流れで口付けた。
1067魏嬰は包みから一つの真っ赤な飴を取り出して手に取って光に透かすように様々な角度から眺めていた。
「...魏嬰、食べ物で遊んではいけない。それに、あまり飴を長時間持っていたら溶けてしまう」
飴を新しい玩具のように眺めて楽しむ魏嬰に藍湛が書き物の手を止めて嗜めると、「分かったよ、藍兄ちゃんは相変わらず真面目だなぁ」と揶揄うように応えてパクリと口の中に入れた。幸い手にはベタベタと砂糖もついておらず、ほんのりと口の中に上品な苺の味が広がる。
コロコロと口の中で転がしていた魏嬰は、ふと閃いたような表情になり、すぐ悪戯っぽい笑みを浮かべると藍湛の元へ行き彼の膝の上に向き合うような体勢でストンと腰を下ろした。不思議そうに小首を傾げる藍湛の頬に魏嬰が手を添えると、そのまま自然な流れで口付けた。
KANNA
DOODLE【亜主人公というかプレイヤームーブあり】自デアで戦力賄えるのでレベル低めのマスターさんからサポ借りようとしてたときの心情。
いやスキレベ的に鱗粉のせいで止まってるわけじゃないんだろうけどね?こないだのレイドで沢山拾えたから御裾分け的な?飴ちゃん配り歩く気持ちというか?
※自デアのオベにゃあはクリスマス&レイドを頑張ったので、正月休み中。
makkii_7es
MOURNING夏目のあやしい魔法のお薬みたいな飴()でなぜか虎耳と尻尾生えちゃう鉄虎くんのはなし。ちょーっとだけ鉄虎→嵐
すこし不思議。色々雑。なんでもゆるしてください
とらみみてとら とにかくまずい状況だ。
自室の洗面所の鏡に映る自分の姿を見て夢なら早く醒めてくれと鉄虎は願った。こんなことが現実であってたまるものか。
鏡に映るのは見慣れた自分の顔。視線を上に向けると頭部からひょっこりと出ているのは外側に向いたりしてぴくぴく動く耳。本来ならば顔の横についているはずの耳が頭についているのだ。そして何故か、尾てい骨あたりから尻尾も生えている。丸みを帯びた形状の耳、縞模様の尻尾から予測すると、これらは虎のものだろう。自分の名前の一部の動物であるため愛着のある動物だったけれど、こんな奇妙な現象が起こってしまっては好きな動物だから、などとは言っていられない。頭部に生えた耳、ボトムスからはみ出た尻尾に触れると柔らかい毛の感触に、これが現実なんだと思い知らされる。自分の身体が部分的に獣化してしまった──だなんて一体誰が信じるんだろう。
4422自室の洗面所の鏡に映る自分の姿を見て夢なら早く醒めてくれと鉄虎は願った。こんなことが現実であってたまるものか。
鏡に映るのは見慣れた自分の顔。視線を上に向けると頭部からひょっこりと出ているのは外側に向いたりしてぴくぴく動く耳。本来ならば顔の横についているはずの耳が頭についているのだ。そして何故か、尾てい骨あたりから尻尾も生えている。丸みを帯びた形状の耳、縞模様の尻尾から予測すると、これらは虎のものだろう。自分の名前の一部の動物であるため愛着のある動物だったけれど、こんな奇妙な現象が起こってしまっては好きな動物だから、などとは言っていられない。頭部に生えた耳、ボトムスからはみ出た尻尾に触れると柔らかい毛の感触に、これが現実なんだと思い知らされる。自分の身体が部分的に獣化してしまった──だなんて一体誰が信じるんだろう。
sihudo
DONEコミカライズでディビジョンバトルが描かれる前に書いたお話です。帝統が幻太郎にちゅーされてもだもだするお話。らむだちゃんはほとんど出てきてませんが、幻太郎が話してるのはほぼ乱数ちゃんと青年の話です。乱数と青年のことを重ね合わせてどこまで踏み込んで良いか迷ってる。天幕の中の暗闇で その瞬間、全身を貫いていたバトルの熱狂と興奮から急速に解放され、敵の攻撃に容赦なく打たれまくった体はボロボロなのに痛みもまるで感じず、俺たちが麻天狼に負けたという実感などもっとほど遠かった。しかし、俺たちの事情などお構いなしにショーは進行するらしいので、俺たちは早々に舞台から退場させられ、目のくらむような照明の眩しさと観客席のざわめきから一転、薄暗く狭い廊下をとぼとぼと歩いて控室に向かっていた。
ディビジョンバトルというのは、どうやら負けても命をとられるものではないらしい。麻天狼の連中とのバトルはともかく、この興行が俺にくれるスリルはその程度のものなのか。俺の血液はバトルの余韻でいまだに沸騰を続けながら、一方でどこかでひどく白けていた。
5294ディビジョンバトルというのは、どうやら負けても命をとられるものではないらしい。麻天狼の連中とのバトルはともかく、この興行が俺にくれるスリルはその程度のものなのか。俺の血液はバトルの余韻でいまだに沸騰を続けながら、一方でどこかでひどく白けていた。