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    mcgtasc969

    DONE「up to fate」というボードゲーム制作を行っています。

    世界観を文章で起こすことがきっかけで小説に投稿してみようと思いました。



    「up to fate」はダイスの出目で駒の動きが変わるゲームです、まさに運次第です。

    このゲームを作る際に沢山のテストプレイを自身でやってるとき、たまたまパソコン関連ニュースから量子力学の記事に行きそして「多世界解釈」と流れ着きました。「多世界解釈」の
    up to fate 闇鍋の始まり突然だった、本当に突然だった



     待ち合わせ場所に向かう所だった。気温38.2猛暑、建物からの照り返しがきつい。

    飲んだスポドリも体に糖質やミネラルを残して吐き出される。

    「あちぃ」



    こんな暑かったら黒色の車のボンネットで目玉焼き作れるかも、なんてどうでもいいことを考え始めてしまうくらいにあちぃ。



     足が縺れる、めまい?暑くてめまいは初めてだ。

    目に見えるもの全てぐにゃぐにゃに見え立っていられない。



     その場で腰を下ろそうとしたときアスファルトは細かく割れ、隙間から見たことのない白い実のついた植物。なんだこれと思ったそのとき足元から飛び出た太い何かが見えた。

    見たと同時に倒れた。刺さった気がする。避けた気もする。一瞬固まった。
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    MOURNINGIFにIFを重ねる話。の、7話目後編。
    鬼殺隊IFの狛治さん&完全に鬼の始祖の手駒になる前に呪いを自力で解除した猗窩座殿のおはなし。鬼殺隊IFにする為に時系列が変わっているところがありますが、『ほーん、こんな妄想もあるんだなー』程度に受け取ってください。
     また、創作キャラクターも混ざってます。許して(謝罪の意)
    鬼を連れた隊士 〜和解〜 善逸の体がほぼ元に戻ってきた頃合いに、機能回復訓練に参加してもらうことになった。寝たきりで硬くなっているであろう体をほぐすのと、反射訓練、そして全身訓練。ここから先はアオイたち少女の管轄なので、狛治は三人が訓練に向かっていている間、空いている布団を洗濯して替えの布団を用意する。
     3人分の布団を交換し終えた頃、外で善逸の怒号がここまで響いてきた。おーおー、元気そうで何よりだが、他にも患者がいることを忘れては居ないだろうか?そして邪な考えがすぎるぞ、と思わずツッコミを入れた。アイツ殴られないかな。
     (アオイたちが)心配になってきたので道場に顔を出してみると、そこには嬉々としてきよに体を伸ばされている善逸、反射訓練にてアオイに薬湯を掛けて勝つ伊之助、未だ勝ち星を上げられておらずにずぶ濡れの炭治郎の姿があった。
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    MOURNINGIFにIFを重ねる話。の、7話目中編。
    鬼殺隊IFの狛治さん&完全に鬼の始祖の手駒になる前に呪いを自力で解除した猗窩座殿のおはなし。鬼殺隊IFにする為に時系列が変わっているところがありますが、『ほーん、こんな妄想もあるんだなー』程度に受け取ってください。
     また、創作キャラクターも混ざってます。許して(謝罪の意)
    鬼を連れた隊士 〜証明〜「お早う、皆。今日はとても良い天気だね。空は青いのかな?」

     その男の顔は、まるで火傷痕の様な傷を負っていた。何らかの病気を患っているのかもしれない。そして彼の声は、緊張感が拭いきれないこの場所を宥める様な優しい声色であった。

    「顔ぶれが変わらずに、半年に一度の“柱合会議”を迎えられたこと、嬉しく思うよ」

     すると、一同は一斉に頭を下げた。炭治郎の場合は実弥に頭を押さえつけられる形になり、狛治の場合は空気を読んで吐き気を我慢しながら同じく頭を下げる。

    「お館様におかれましても御壮健で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」
    「ありがとう、実弥」

     あの暴力的な男がここまで静かになるとは。産屋敷というこの男はそれ程の人望なのだろう。初見ではあるが、なんとなく分かる。稀血の匂いで多少体調が優れていない狛治も、狛治の体の中で休んでいる猗窩座も、彼を前にすると何故だか穏やかになる。
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    MOURNINGIFにIFを重ねる話。の、7話目前編。
    鬼殺隊IFの狛治さん&完全に鬼の始祖の手駒になる前に呪いを自力で解除した猗窩座殿のおはなし。鬼殺隊IFにする為に時系列が変わっているところがありますが、『ほーん、こんな妄想もあるんだなー』程度に受け取ってください。
     また、創作キャラクターも混ざってます。許して(謝罪の意)
    鬼を連れた隊士 〜邂逅〜❇︎ ❇︎ ❇︎ ❇︎ ❇︎

    「鬼とは仲良くできないって言ってたくせに、何なんでしょうか。そんなだからみんなに嫌われるんですよ」

     下弦の伍を倒し、しかし妹を庇う炭治郎の元に突如としてその女性は現れた。水柱、冨岡義勇が彼女の攻撃を受け流す。それにも関わらず身軽な動きで着地したその女性、蟲柱、胡蝶しのぶは独特な日輪刀を握って切っ先を彼ら三人に向ける。
     ……しかし、彼女は不思議に思っていた。何を考えているのか分からない水柱はさておいて、彼が庇っているその少年……厳密にはその少年に庇われている少女。彼女は鬼である。鬼であるのに彼女は竹の口枷を付けており、そして彼らを襲うそぶりを見せないし、現在は意識がないように見える。暴れる可能性があるから気絶させているのか?しかし鬼を気絶させる意味はあるのか?
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