鶴丸
hydroxidestar
DONEパライソを見ての、松井と鶴丸の話。(CP的にはぶぜまつ)松井が月を見てひとりお茶会をしているとそこへ鶴丸国永が現れた。二人は月を見ながら、話をすることにした。強さとは、弱さとは。
Navigatoria「よう。隣いいかい?」
「鶴丸国永……どうぞ。僕でよければだけど」
「松井と話がしたかったんだよ」
まんまるい月が浮かぶ夜。部屋から外をのぞいてお茶をしていた松井の隣に、鶴丸はどっこいしょ……と言って腰を下ろした。鶴丸の腕の中にはこぼれそうなほどの茶菓子が乗っていた。あとで燭台切と歌仙に怒られないだろうか、と松井はすこし心配になる。
「……月がきれいだなあ」
「うん…ほんとに。僕らの存在なんて、ちっぽけだと言わんばかりなくらい」
「……荒療治なことをして済まなかったな」
「鶴丸国永、謝らないでいいよ。僕はあのとき、まだ未熟だったんだ。今なら、主の気持ちも貴方の考えも理解できる。鬼役大変だったんだろう?……三日月さんとは会えたのかい?」
2117「鶴丸国永……どうぞ。僕でよければだけど」
「松井と話がしたかったんだよ」
まんまるい月が浮かぶ夜。部屋から外をのぞいてお茶をしていた松井の隣に、鶴丸はどっこいしょ……と言って腰を下ろした。鶴丸の腕の中にはこぼれそうなほどの茶菓子が乗っていた。あとで燭台切と歌仙に怒られないだろうか、と松井はすこし心配になる。
「……月がきれいだなあ」
「うん…ほんとに。僕らの存在なんて、ちっぽけだと言わんばかりなくらい」
「……荒療治なことをして済まなかったな」
「鶴丸国永、謝らないでいいよ。僕はあのとき、まだ未熟だったんだ。今なら、主の気持ちも貴方の考えも理解できる。鬼役大変だったんだろう?……三日月さんとは会えたのかい?」
えだつみ
PROGRESSプライドエベレスト鶴丸×貧乏本丸三日月の予定
本にする際は大幅改稿も考えられるので本当にただの作業進捗です
【つるみか】十二月新刊進捗①「ぬしさまが、またご執心の女に金を貢いだそうでして」
小狐丸の呆れ顔を見て、三日月は食卓に並んだ朝食の質素さの理由をおおむね察した。
長机には人数分の白飯と味噌汁、そして小皿が置かれている。小皿の中身は梅干しがひとつきりである。なるほどこれは久しぶりの粗食だ、と思いつつ三日月は席についた。いただきますと手を合わせて箸を取る。
「して、今回はどのような顛末だ?」
「田舎から出てきたばかりの娘に入れ込んで、金を渡したそうです。なんでも実家の父が危篤でどうしても帰省したいが、金もなければ仕事もない、父の死に目に会えなければ死んでも死にきれないと泣かれたようで、同情してかなりの大金を渡したと」
「それはそれは、主はよいことをしたな。で、主は?」
18413小狐丸の呆れ顔を見て、三日月は食卓に並んだ朝食の質素さの理由をおおむね察した。
長机には人数分の白飯と味噌汁、そして小皿が置かれている。小皿の中身は梅干しがひとつきりである。なるほどこれは久しぶりの粗食だ、と思いつつ三日月は席についた。いただきますと手を合わせて箸を取る。
「して、今回はどのような顛末だ?」
「田舎から出てきたばかりの娘に入れ込んで、金を渡したそうです。なんでも実家の父が危篤でどうしても帰省したいが、金もなければ仕事もない、父の死に目に会えなければ死んでも死にきれないと泣かれたようで、同情してかなりの大金を渡したと」
「それはそれは、主はよいことをしたな。で、主は?」
KAMUI
DONE【とうらぶ】姫当本丸お迎え順に描いてく遊び
姫鶴 鍛刀成功までの主な副産物↓
亀甲(6) そねさん(8)
うぐ 兄者(2) 膝丸(4)
小竜(2) 鶴丸(4)
じゅじゅさん(4) 父上
村正(4) 明石(5)
うちの本丸の近頃の限定鍛刀、あずきが来なくて習合捗らない呪いにかかってる。