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    2-4

    Moco

    PROGRESSナカハン♂︎第二話【ヒペリカム(仮)】
    2-4 前回の続き。ひたすらもだもだしてる。

    ◤◢◤◢注意◤◢◤◢
    ほんのり腐!

    加工屋ナカゴと外部ハンター♂︎、ロイの話。
    ナカ→←ハン♂︎

    第二話分進捗はあと1回分上げます。
    未組立。荒削り。最終的に全部繋がったら整えます。
    ヒペリカム(仮)「…装備、一旦外しますね。手当しないと。」
    似合わない険しい顔のまま手際よく装備を外していく彼に、はは…と息を漏らすようにロイは笑いかける。
    「ナカゴさん、クナイ投げ完璧ですね…あの距離の眼に当てるなんて相当の域ですよ。」
    「…ここは常に戦いと背中合わせの里ですから。僕も、みんなも護る為の必要最低限は身につけてますよ。」
    話しながらも進める手は的確だ。加工屋としての細かい作業技術が生かされてるんだろう。それともこの里ながらの度重なる百竜夜行のために手当が日常と化してしまっているからなのか。

    装備を外し終え、背中に回るとナカゴは軟膏らしきものを塗り止血も兼ねてかきつく包帯が巻いていく。どれぐらいの怪我を負ってしまったのだろうか。じくじくと今更ながら疼いてきた傷は左の指ひとつ動かそうとするだけで背中全体に激痛が走る。しかし意識が保っていられるならきっと御の字な方だ。そう楽観的に留めておかないと次の行動が出来ず命取りになることをハンター業の中で随分と身に染みていた。
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