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    2013

    wtiaiiaio

    DONE水上と漆間が購買のパンをめぐりすったもんだする話その1~3。作品全体の傾向としては前半ギャグ、中盤しんみり、最終的に青春ぽい仕上がりとなっています。【※水上が公衆の面前で金的される場面があります】なんでもどんと来いな方、良かったら読んでください。

    ・金的から始まるパン抗争
    ・穂刈は見た!
    ・敏志、教頭に怒られる

    ※2013年の設定です。25巻までの情報で書いています。
    よろしくお願いします~。
    六月のパン食い競争 その1~3漆間、襲来 12時50分、水上敏志は猛スピードで廊下を歩いていた。あくまで"廊下を走らない体"を装っているのは、ここが学校であり、彼が三門市立第一高校の一生徒にすぎないからだ。ボーダー隊員の肩書はいまは通用しない。廊下を走っても怒られないのは有事の時だけだろう──などと考えつつ、1階最奥の購買部をめざす。これは4時間目の授業が終わったあとの日課であり、彼は日々の昼食をここで調達している。

     ガラガラ、ダンッ。

     勢いよく戸を開け放つと、思いのほか大きな音が響いた。室内には20名ほど先客がおり、その目が一斉に水上の方を向く。「すんません」と小声でわびつつ猫背気味に入室すると、さっそく中央のガラスケースを注視する。
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    KA_skk

    MOURNING【スアメリについて語って下さい。】ask.fmより再掲(2013年12月27日投稿)
    【スアメリについて語って下さい。】メリルさん、スアローさん大好きですよね。(一言目)

    語ろう語ろうと思って自分の中でこねくりまわしている間に質問をいただいてから1週間以上空いてしまい、この、結論の出なさが面倒になってしまったのですが。

    二人については、特に何も期待していません。
    うん、本当に、この先どうなれー!みたいなのを一つに決められないというか。
    どうなっても受け入れられちゃうなーという感じですね。

    ↑ここまでが、1週間以上経って答えるのがめんどくさくなった私の意見でして、以下がこねくり回していた時の抜粋

    スアメリを考える上で、どこまで本人たちの言葉を信じるのか、ってところありますね。メリルさんの感情は本当に「愛」じゃないんだろうか、とか。ここ悩みすぎて初期はメリルさん人外説とかも考えて「愛」じゃなくて「刷り込み」か…とかも思ったんですけど、まあ他の皆にも見えてるしまじりものだって言うし、そもそもスアローさんが人外連れてるってイメージ湧かないな、ってことで却下されたわけですが。二人でいる時に傷を受けてスアローさんの一部がメリルさんに移ってしまったんじゃ、みたいなとかも考えますけど。メリルさんの「愛」のような感情は母体に対する思慕の情のようなものじゃないか、とか。
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    palco_WT

    PROGRESS冬コミ新刊の水王の、水上の過去の捏造設定こんな感じ。
    まあそれでも入会金十万円+月一万余出してくれるんだからありがてえよな……(ワが2013年設定だとたぶんんぐが小学生で奨励会にあがったとしてギリギリこの制度になってるはず。その前はまとめて払ってダメだったら返金されるシステム)
    実際、活躍してるプロ棋士のご両親、弁護士だったり両親ともに大学教授だったり老舗の板前だったりするもんね……
    「ん、これ、天然モンやで」
     黄昏を溶かしこんだような色合いの、ふさふさした髪の毛の先を引っ張りながら告げる。
     A5サイズのその雑誌の、カラーページには長机に並べられた将棋盤を前に、誇らしげに、或いは照れくさそうに賞状を掲げた小学生らしき年頃の少年少女が何人か映っていた。第〇〇回ブルースター杯小学生名人戦、とアオリの文字も晴れやかな特集の、最後の写真には丸めた賞状らしき紙とトロフィーを抱えた三白眼気味の、ひょろりと背の高い男の子と、優勝:みずかみさとしくん(大阪府代表/唐綿小学校・五年生)との注釈があった。
    「でも黒いやん、こん時」と生駒が指摘する。
     彼の言葉通り、もっさりとボリュームたっぷりの髪の毛は今のような赤毛ではなく、この国にあってはまずまずありがちな黒い色をしていた。
    1983