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    SV

    ゆめの

    DOODLETwitterの再録です。
    相互さんのツイートを見てネタが浮かんだので、勝手に書かせていただきました💦
    「頭ポンポンしてください」という唯と、それに応える浮葉様の話です。

    🌸SVの少し先の話です
    🌸前半と後半で話の印象が変わります💦
    🌸その後、どこに行ったかはご想像にお任せします😌

    パスワード→0514
    ここが私の還る場所「頭ポンポンしてください」

    彼にこうして会うのは何ヵ月振りだろう。そう思って指を折って数え始めたが、三を数えたところで唯はやめた。
    それよりも久方ぶりに会った浮葉の瞳が以前と変わらず、それどころか記憶にあるよりも優しいものであることに唯は気がつく。
    そこで唯は思わず浮葉にわがままを言ってしまった。

    「浮葉さんも、そして、銀河先生もいない中、頑張ったと思いませんか」

    出会いもあれば別れもある。少なくともこの半年の中で唯は大きな別れを2回経験している。
    どちらの別れも自分たちの力の小ささでは避けることはできないもの。だけど、条件さえ整えば再会も夢ではないこと。
    もっともそうわかったのは最近のことであり、その渦中にいたときはただ胸が張り裂けそうな気がしたし、また共に過ごすことができるようになるとは思いもしなかった。
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