カザマ
松本 あきら
DOODLE初日に注文いただいた方、無事届いたかしら…ドキドキする~…😔まだかな?田舎からの発送なのでw
自分でも確認はしたけれど、PDFもちゃんとダウンロードと見ること出来てるかも心配…!
なにかあればお知らせください。
普通にいちゃつくいののぞ描きたかったはずだったのに、なんかおんぶして競争始まっちゃったよ…
パワフルなマリィと巻き込まれるカザマくんもついでに描いてみました。
20240201 2
まこた
DONEご無沙汰しております。遅くなりましたがエワ即売会(9)の展示作品を終了20分前に投稿しました。
かざま×女夢主(顔ありセリフあり)です。
苦手な方は見ないようにしてください。
文字打ちとフキダシ作業が嫌いなので手書きですみません。
色もちゃんと塗ってないです。
時間ができたらちゃんと完成させるので、それまではここにおいておきます。
よろしくお願いいたします。 5
さよりこ
DONE米は美味しく炊けた七風の続きです。七ツ森が一人で頑張ります。カザマはやっぱり魔法使いです。文字数かなりオーバーしちゃいましたごめんなさい。
シアワセの味ってたぶんコレ『悪い、帰り遅くなる。昼は適当に食べててくれ』
朝からおじいさんの店に手伝いに出かけたカザマからメールが届いたのは、十一時を過ぎた頃だった。画面に指を滑らせて「了解」と返そうとして、ふと先日買っておいたものの存在を思い出した俺は、その先に一言追加した。
「了解。カザマの分も用意しとく」
キッチンの戸棚から炊き込みご飯の素を取り出す。
先日一緒に料理を作った(と言えるかはわからないが)時に、カザマは俺が炊いたご飯を「うまい」と言って食べてくれた。そこで俺は、コレなら一人でも食事の用意ができるんじゃないかと考えた。
なにせ研いだ米に入れるだけなのだ。米が炊けるなら失敗するハズがない。
さっそくキッチンへと向かい、三合分の米を研ぐ。ちょっと多いかもしれないが、残った分は夜に回せばいい。
1617朝からおじいさんの店に手伝いに出かけたカザマからメールが届いたのは、十一時を過ぎた頃だった。画面に指を滑らせて「了解」と返そうとして、ふと先日買っておいたものの存在を思い出した俺は、その先に一言追加した。
「了解。カザマの分も用意しとく」
キッチンの戸棚から炊き込みご飯の素を取り出す。
先日一緒に料理を作った(と言えるかはわからないが)時に、カザマは俺が炊いたご飯を「うまい」と言って食べてくれた。そこで俺は、コレなら一人でも食事の用意ができるんじゃないかと考えた。
なにせ研いだ米に入れるだけなのだ。米が炊けるなら失敗するハズがない。
さっそくキッチンへと向かい、三合分の米を研ぐ。ちょっと多いかもしれないが、残った分は夜に回せばいい。
さよりこ
DONEキッチンの前に立った途端ポンコツになる人が書きました。カザマは魔法使いです。米を炊くのは料理に入りますか??
米は美味しく炊けました「たまには一緒に作るか?」
「え」
まさかのコンビニ行こうぜ、と同じノリだった。
エプロンを持つカザマの隣に並ぶ。自分の家のキッチンなのに、これから料理をするんだと思うとなんだか新鮮な気持ちになる。
「ナニ作るの?」
「ハンバーグ。あと朝作った味噌汁が残ってるから、それも……。だいたいは俺が作るから」
不安が伝わったのか、カザマがエプロンの紐を結びながら「大丈夫だって」と笑顔を向けた。
冷蔵庫からハンバーグのタネを取り出し、慣れた手つきで形を整え、真ん中に凹みを入れる。それから手際よくフライパンにサラダ油を入れ、強火のまま投入する。ジュージューという肉の焼ける音が目の前で繰り広げられる。いつもはカザマの背中越しに聞いている音だった。
992「え」
まさかのコンビニ行こうぜ、と同じノリだった。
エプロンを持つカザマの隣に並ぶ。自分の家のキッチンなのに、これから料理をするんだと思うとなんだか新鮮な気持ちになる。
「ナニ作るの?」
「ハンバーグ。あと朝作った味噌汁が残ってるから、それも……。だいたいは俺が作るから」
不安が伝わったのか、カザマがエプロンの紐を結びながら「大丈夫だって」と笑顔を向けた。
冷蔵庫からハンバーグのタネを取り出し、慣れた手つきで形を整え、真ん中に凹みを入れる。それから手際よくフライパンにサラダ油を入れ、強火のまま投入する。ジュージューという肉の焼ける音が目の前で繰り広げられる。いつもはカザマの背中越しに聞いている音だった。
つきたり
MOURNING少し前に生産してしぶくんにあげようと思ってたけどなんとなくこっちに投げるかざまさんをバイクで夜の海に拉致るじんくんの話
「──ねぇ。知ってた? 月の裏側にあるクレーターのこと」
「……?」
「知らないなら教えてあげる。そこにはね、たくさんの死体があるんだってさ。月では人がたくさん死ぬんだけど、それは決まって満月の夜なんだ。しかもみんな同じ死に方らしいよ。それがどんなものかっていうとね……」
月明かりに照らされた夜の海をぼんやり眺めている風間に向け、隣に立った迅は聞いてもいないのにつらつらと言葉を紡ぎ続けた。
「首を切られたり内臓を貫かれたり……あとはまぁ、食べられたりするんだって。月じゃ人をよく食べるから、そうやって処理しないとなって話だけど。でもそういう時に限っていつも新月が来るんだ。満ち欠けを繰り返す地球と違って月は常に満ちていて、月にとっての栄養補給だから、いくら死んでもその死体はすぐに再生して次の餌を待つだけ。永遠に終わらないんだってさ。だから裏側に行くことはできないし、ましてやそこに行ったところで何も見つからない。あるとしたらきっと、昔の人間の死体くらいだよ」
18013「……?」
「知らないなら教えてあげる。そこにはね、たくさんの死体があるんだってさ。月では人がたくさん死ぬんだけど、それは決まって満月の夜なんだ。しかもみんな同じ死に方らしいよ。それがどんなものかっていうとね……」
月明かりに照らされた夜の海をぼんやり眺めている風間に向け、隣に立った迅は聞いてもいないのにつらつらと言葉を紡ぎ続けた。
「首を切られたり内臓を貫かれたり……あとはまぁ、食べられたりするんだって。月じゃ人をよく食べるから、そうやって処理しないとなって話だけど。でもそういう時に限っていつも新月が来るんだ。満ち欠けを繰り返す地球と違って月は常に満ちていて、月にとっての栄養補給だから、いくら死んでもその死体はすぐに再生して次の餌を待つだけ。永遠に終わらないんだってさ。だから裏側に行くことはできないし、ましてやそこに行ったところで何も見つからない。あるとしたらきっと、昔の人間の死体くらいだよ」