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    エクソシスト

    湯沢紫苑@真桐大好き

    PASTフォロワーさんが呟いてた「悪魔兄さんとシスターの格好したエクソシスト桐生ちゃん」のギャグ、本編は本にする予定
    悪魔真とシスター桐のギャグテイスト 霧の立ち込む森の奥深く、一見何の変哲もない古い教会。だがその一室からは毎夜、毎晩、鍛錬に励む男の力む声が聞こえるとか聞こえないとか……マッスルマッスル
     閑話休題。古びた教会には一人のシスターが住んでいた、日本エクソシスト協会四代目会長にして伝説のエクソシスト【悪魔祓いの龍】こと桐生一馬その人である。筋骨隆々の桐生が何故シスターの格好をしているのかというと、祓う悪魔を油断させるのが理由だ。真面目に考えたら負けである。そんなこんなで養護施設の院長を務めながら夜な夜な悪魔祓いに勤しんでいる桐生だが、彼にも悩みがあった

    「きぃりゅうちゃあぁ、ぶべぼっ!」
    「うおおりゃあああっ!」

     悪魔祓いの結界、退魔の香油、教会という建築物が持つ神聖力……その全てをものともしない悪魔に付け狙われているからだ。宿敵は自らを【真島吾朗】と名乗り、悪魔が忌み嫌う人間の姿へ好んで化けては桐生の前へ現れる。今日も今日とて浄化能力と攻撃力に優れた洗礼済みの塩「博多の塩」を握り締めた拳で殴ってみたが、床の上をのたうち回るだけで消滅には至っていない。その辺の雑魚だったら一瞬で消滅させる桐生の一撃も、真島にとっては興奮材料の一つでしかなかった。正直な話、良い迷惑である
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    miomiowo

    DONE趣味の詰め込み。エクソシスト五とストリッパー乙のパロです。五乙固定ですが、ちょこっとモブとの絡み(諭吉を巡って)があったりします
    Last drop of my blood1エクソシスム・アクシズ。
    日本では東京と京都に拠点を構え、各国にも拠点を持つ国際的組織。エクソシスト達が管轄区画にて発生した悪魔関連の一切を執り行うのが専らの活動内容だ。
    ちなみにエクソシスム・アクシズに加入前から独自に活動をしていた帝国時代の特殊祓魔局の名残で、日本ではエクソシストを祓魔官と呼んでいる。

    エクソシスム・アクシズ東京支部は他の省庁と同じく千代田区にビルを構えている。一見他の官公庁やオフィスビルと変わらないが、その地下最下層には内部でも秘密裏になっている大聖堂がある。
    日本に二人しかいない特級祓魔官、五条悟が制服である黒のキャソックを纏い、エレベーターケージのボタンを押す。エレベーターが上昇を始めて最下層から脱すると五条は漸く一息吐いてやれやれと肩を竦めた。隠しエレベーターから降りて地下駐車場に着くと1台のセダンが五条の前に近づく。リアシートに乗り込んだ五条は、組んだ脚の上にスマホを放り出してシートポケットからキャンディ包みのチョコレートを取り出した。
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