伊吹
きくた
DOODLEレーメーのまんばちゃんと伊吹くんの出会い部分の激しい妄想。刀からの顕現とかもっといろいろ可能性考えたけど力尽きた。
(追記)角と一緒に飛んだ感じで描いたけど、まんばちゃんと伊吹くんは角とは別軸で出会っててもいい…。
記憶をなくしてフラフラ彷徨ってたまんばちゃんと運命的な出会いをする伊吹くんも見たい。 4
T41g43
TRAINING青リンゴのコンポート作り。六男と伊吹のセルフワンライ 【あお】(お題は「診断でワンドロ60分一本勝負」様より)
絡み全然入れられなかった。二人でいちゃいちゃ料理してるところ一生見てたい。
六年で半分くらいになってた 魔界における青リンゴは正真正銘真っ青である。伊吹は段ボールに整然と並ぶそれの中からずっしりとして瑞々しいのを吟味していた。
ルークから貰った青リンゴのコンポートのレシピを見ながらテキトーに選んだのを籠に入れていく。結局彼女に美味しいリンゴの見分けは正確にはつかなかったので、常人より遥かに優れた勘に頼ることにした。籠は大量のリンゴに耐えるようにギシ、と軋んだ。
伊吹にとってのコンポートとは、学校給食における花形であった。メインを一通り食べ終えてあり着く時には程よく柔らかくなっていて、甘さと内側の解凍しきっていない固さが絶品。だのに物価の高騰故か、年々小さくなっていくあの切なさを胸に抱えながら彼女は大人になっていった。
1647ルークから貰った青リンゴのコンポートのレシピを見ながらテキトーに選んだのを籠に入れていく。結局彼女に美味しいリンゴの見分けは正確にはつかなかったので、常人より遥かに優れた勘に頼ることにした。籠は大量のリンゴに耐えるようにギシ、と軋んだ。
伊吹にとってのコンポートとは、学校給食における花形であった。メインを一通り食べ終えてあり着く時には程よく柔らかくなっていて、甘さと内側の解凍しきっていない固さが絶品。だのに物価の高騰故か、年々小さくなっていくあの切なさを胸に抱えながら彼女は大人になっていった。
pagupagu14
DONE不思議な男の子/伊ユウ(パラツー)転生現パロの伊ユウの初対面のお話。多分この伊吹も超能力持ち
不思議な男の子 桜が散る。ひらひらと、踊るように、舞うように散っていく。
桜が見頃だからと友達と一緒にお弁当を作って、精一杯のおしゃれをして桜の名所である公園へと行って、そして見事な桜にスマホを掲げ写真を撮っていた。パシャリパシャリと音を立てて。けれど何枚目だっただろうか、桜だけではない見知らぬ男の子が写った。そう、知らない…知らない人の…はずなのだ。
「上手く撮れた?」
「え、」
いつの間にか近づいていた男の子はそうやって私に笑いかける。…怒った様子はどこにもなかった。
「あ、はい…それはもうくっきりと…」
「僕にも見せてほしいな」
名乗ることもせず私のスマホを覗き込んでくる男の子。けれど不思議と嫌な気持ちはせず、むしろどこかで会ったことがあるような…不思議な感覚に襲われていた。
656桜が見頃だからと友達と一緒にお弁当を作って、精一杯のおしゃれをして桜の名所である公園へと行って、そして見事な桜にスマホを掲げ写真を撮っていた。パシャリパシャリと音を立てて。けれど何枚目だっただろうか、桜だけではない見知らぬ男の子が写った。そう、知らない…知らない人の…はずなのだ。
「上手く撮れた?」
「え、」
いつの間にか近づいていた男の子はそうやって私に笑いかける。…怒った様子はどこにもなかった。
「あ、はい…それはもうくっきりと…」
「僕にも見せてほしいな」
名乗ることもせず私のスマホを覗き込んでくる男の子。けれど不思議と嫌な気持ちはせず、むしろどこかで会ったことがあるような…不思議な感覚に襲われていた。
ito
DONEヴァンガード×アルゴナビスアンソロジーA5本文44p
2023/6/4開催結局ブシなんだよな4にて発行します。
参加者
ito(主催)@itodoujin
ぼせき(副主催)@ksm_4329
Aquals@4quals
伊吹@ibuki_try
ダミー岸辺@ksbi2e
山吹@ymbk_nv
ゆゆ@hika_shibo
りぉ@riolo5_try 15
pagupagu14
DONEsweet dream/伊ユウ(パラツー)ディアラバVCしてて添い寝する伊吹とかありだな…ってなったので。前日向で似たようなの書いたことあるからそれの伊吹版です
sweet dream 「みんなと一緒に見なければよかった…」
リビングで見ていたホラー映画があまりにも怖く、私は中々眠れない夜を過ごしていた。
「はあ…どうしよう…」
そうしているとコンコン、と2回ノックが鳴り思わずびくついてしまう。
「は、はーい…?」
恐る恐るドアを開けるとそこにいたのは…
「やあ、ユウキ」
なんと伊吹だった。
「伊吹…どうして?」
「ええっと…『さっきの映画が怖くて一人だと夢に見そうだった』から?」
あからさまな嘘を棒読みで言う伊吹の優しさに思わず笑ってしまう。
「ふふ、そうなんだ」
「うん…まあ、本当は君が怖がってそうだったから…なんだけど、やっぱり慣れないことはするものじゃないね、うん」
「…誰かに言われたの?」
「ユウキのところに行こうとは思っていたんだけどリョウがさ…」
836リビングで見ていたホラー映画があまりにも怖く、私は中々眠れない夜を過ごしていた。
「はあ…どうしよう…」
そうしているとコンコン、と2回ノックが鳴り思わずびくついてしまう。
「は、はーい…?」
恐る恐るドアを開けるとそこにいたのは…
「やあ、ユウキ」
なんと伊吹だった。
「伊吹…どうして?」
「ええっと…『さっきの映画が怖くて一人だと夢に見そうだった』から?」
あからさまな嘘を棒読みで言う伊吹の優しさに思わず笑ってしまう。
「ふふ、そうなんだ」
「うん…まあ、本当は君が怖がってそうだったから…なんだけど、やっぱり慣れないことはするものじゃないね、うん」
「…誰かに言われたの?」
「ユウキのところに行こうとは思っていたんだけどリョウがさ…」
pagupagu14
DONE約束/伊ユウ(パラツー)伊吹ハピエン直後の伊吹に助け出されτで目を覚ましたユウキの話。
約束 「う……ん?」
ぱちぱちと瞬きを繰り返し目を覚ます。よく見ればそこはτの私の部屋だった。起き上がろうとすれば近くにいたらしいリーゼが嬉しそうな、泣きそうな顔をして声を上げた。
「ユウキ!目を覚ましたノ!?」
「う、うん…えっと、私…?」
「研究所から伊吹に連れ戻されてτに戻って来たんだヨ」
「伊吹が…」
そう言えば私を抱きかかえながらBloomsと話していた時のことを思い出す。
「それで私はどうして…」
「伊吹から聞いたんだけど、ユウキ…研究者に囚われて研究材料にされてたんだって?すごい超能力を持ってるとかで。それで、散々使い潰されていたからかなり疲労がたまっていたみたいで…皆が言うにはすぐに塞がるみたいだけど注射痕とかすごいんだからネ!?今は包帯で隠してるけど…」
1970ぱちぱちと瞬きを繰り返し目を覚ます。よく見ればそこはτの私の部屋だった。起き上がろうとすれば近くにいたらしいリーゼが嬉しそうな、泣きそうな顔をして声を上げた。
「ユウキ!目を覚ましたノ!?」
「う、うん…えっと、私…?」
「研究所から伊吹に連れ戻されてτに戻って来たんだヨ」
「伊吹が…」
そう言えば私を抱きかかえながらBloomsと話していた時のことを思い出す。
「それで私はどうして…」
「伊吹から聞いたんだけど、ユウキ…研究者に囚われて研究材料にされてたんだって?すごい超能力を持ってるとかで。それで、散々使い潰されていたからかなり疲労がたまっていたみたいで…皆が言うにはすぐに塞がるみたいだけど注射痕とかすごいんだからネ!?今は包帯で隠してるけど…」