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    AKtyan5560

    DONEイノゼロifマシュ
    運命の番のワスとマシュとオタは出会うい愛を育み軈てオタとワスが告白し番になる約束をする。マシュを気に入らないモブが悪意を企てそれに怒りに満ちるオタとワスがモブを制裁し番になり、祝福され軈て子供が出来るまで

    ※マシュとオタとワスの子供出ます
    ※モブがマシュを襲おうとしますが未遂です
    ※イノ0や兄弟にマシュが抱かれる表現あります
    ※マシュが二人と番になれるオメガです
    ウインティーに誓う雲が優雅に泳ぐ青空を眺め街を歩く青年が一人マーケット通りを歩いていた。青年は人気店のゴブリンシュークリームの新作を並んで買うと、その場から離れ空を眺め食べ始める。平和な街の姿に平穏を謳歌する事に、城に居ては体験出来ない日常に満足し歩いていると、前から歩いて来た人に当たってしまう。視線を上げると顔を顰めるサングラスをした青年が、マッシュを訝しげに見ている。
    「おいテメェ何処見てんだ!」
    「すみません空見てました。あ、シュークリームついてる。すみません弁償します」
    青年は目の前のマッシュルームヘアーがそんなに悪い者には見えずに、溜息をひとつ付くとハンカチを出し服を軽く拭い呆れ声で答える。
    「はぁ……別に怪我したわけじゃねぇしもう良いわ」
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    Namako_Sitera

    DOODLEステッドとアラウネの話。女帝裁判の話。
    命火拝領 〈4〉 灯火の守り手と選ばれし者がホルンブルグへの遠征に向かったその一方、現世に残った朱の黎明団は副団長クレスの指揮のもとオルステラ各地で起こるボヤ騒ぎの処理に追われていた。
     西方の女帝タトゥロックの処刑が未知の敵によって中断され、その未知の敵……つまり亡者がクラグスピア及びエドラスを襲ったということそのものが衝撃的な事件であった。タトゥロックの処刑も結果的にうやむやになり民の感情も制御どころではなく、亡者への恐怖はさらにそれを加速させるものである。情勢は揺れ、そしてその揺れを格好の機会と捉えるものたちも多いのがこのオルステラの現実だ。
     サザントスと呼ばれる神に反旗を翻した男の脅威に対抗すべく灯火の守り手は協定を組んだが、その手はあまりにも少なく小さい。国単位でしか動くことが出来ない灯火の守り手たちを補佐すべく、朱の黎明団は彼らの手では取りこぼすこのボヤ騒ぎに対処することに決めた。以前からアライアンスを分け各地に展開していたからこそ出来ることだったのだろう、その手際の良さは最近加入したばかりのステッドの目に鮮烈に映ることになった。
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