TIME
drop_ichigo
DONE既刊『お日さま色のTea Time♪』に収録している短編のうちのひとつを再録します。スバルの為に『スバルブレンド』を作ることになった創くん。付き合っていないけれどお互いのことが大好きなスバしののお話です。
キラキラブレンドとある休み時間、創が夢ノ咲学院の廊下を歩いていると、前方にスバルの姿が見えた。
(あっ、明星先輩。今日は登校している日だったんですね)
ESが設立されてからというものの、アイドルとしての仕事が入った際には授業を欠席しても問題ないという規定が出来た為、ある程度名の知れているアイドルは平日の日中にも仕事が入ることが多くなり、結果的に皆夢ノ咲学院で授業を受ける時間が少なくなってしまっていた。その為、昨年度までのように学院内で自分のクラスや部活以外の知り合いに会う機会も減ってしまい、スバルもその例外ではなかった。
だからこそ、思いがけない場所でスバルに会うことが出来た喜びに、創の心臓はトクンと音を立てて跳ねるような心地がした。早速「明星先輩」と声を掛けようと小走りに近付いていく。しかしふと悪戯心が芽生えて、創はそっと息を潜めながら距離を縮め始めた。そしてスバルの背中に手が届く距離になったところで、両手でその肩をポンと叩いた。
8877(あっ、明星先輩。今日は登校している日だったんですね)
ESが設立されてからというものの、アイドルとしての仕事が入った際には授業を欠席しても問題ないという規定が出来た為、ある程度名の知れているアイドルは平日の日中にも仕事が入ることが多くなり、結果的に皆夢ノ咲学院で授業を受ける時間が少なくなってしまっていた。その為、昨年度までのように学院内で自分のクラスや部活以外の知り合いに会う機会も減ってしまい、スバルもその例外ではなかった。
だからこそ、思いがけない場所でスバルに会うことが出来た喜びに、創の心臓はトクンと音を立てて跳ねるような心地がした。早速「明星先輩」と声を掛けようと小走りに近付いていく。しかしふと悪戯心が芽生えて、創はそっと息を潜めながら距離を縮め始めた。そしてスバルの背中に手が届く距離になったところで、両手でその肩をポンと叩いた。
michiru_wr110
PASTanzr 初出2023.12.夏メイ
イメソンは、山崎まs...さんの「One more time~」。
今夜は流星群のピークらしい。
(今更願い事なんて、柄じゃないしな……)
それは本心(夏メイ) 大粒の雨と見間違いそうなほど落ちていくのは、ただの光の粒でしかないと思っていた。けれど、長年ファンとして活動を追っているとある歌手に言わせてみれば「星が落ちそうな夜は自分を偽れない」ものらしい。
しゃがれた声で淡々と語りかけるように歌う様が脳裏を過ぎる中、現実の俺はと言えば。
「どうせ仕事だからな……」
無機質な警察署の屋上に一人きり。肌を刺すような冷たさの風に打たれ、そこかしこで瞬くネオンなどお構いなしに、吐く息が白くけぶる向こうで流れ落ちていく流星群を見つめる。小休憩を経て戻った後は、いつもより多少手強い厄介者への事情聴取が再開されるだろう。
俺の仕事は時間が勝負で、事件もイレギュラーも、何もかも待ってはくれない。
1012しゃがれた声で淡々と語りかけるように歌う様が脳裏を過ぎる中、現実の俺はと言えば。
「どうせ仕事だからな……」
無機質な警察署の屋上に一人きり。肌を刺すような冷たさの風に打たれ、そこかしこで瞬くネオンなどお構いなしに、吐く息が白くけぶる向こうで流れ落ちていく流星群を見つめる。小休憩を経て戻った後は、いつもより多少手強い厄介者への事情聴取が再開されるだろう。
俺の仕事は時間が勝負で、事件もイレギュラーも、何もかも待ってはくれない。
かみや
DOODLEランチ会の最中、ニキの電話が鳴った。なんでも知り合いの店が人手不足に困っているらしい。バレンタインフェアの企画倒れを防ぐためにと√AtoZの皆が手伝ってくれることになり……『スカウト!Melty Cafe Time』開催して!!!Lioia Toya
DONEMoodに合わせてレオアズ 甘 捏造有り 新作ss
裏の森まで恋人を探しに来たアズールは恋人を発見する。そこでいたずら心を含んだキスをするお話。
アズール受けwebオンリー3rd time『AZUL BLUEに恋をして3』にて展示。
展示② Moodに合わせて
かつかつと、硬い石の上で踵が鳴る。歩行している足音に続くように影は追いかけ、程よく湿った土の上に靴跡が点点と。日がよく当たる土の上では雑草が生えているが、手入れが行き届いている道には殆どなく。それも数日経てば雑草だらけだ。
用があるのはこの先の木に陰る薄暗い森の中。森の入り口から数メートルはよく人が通るため、土が剥き出しだ。道に沿うのではなく、茂みと茂みの隙間を見つけてはすり抜けた。制服に着いた葉っぱは払い落とし、道から逸れた先を進む。人が来ない場所ではないが、表と比べれば一目瞭然。湿った土においと、生い茂った緑のにおいにすんと鼻を鳴らした。
木の枝に巻き付かせて垂らしているかのような、まるで縄のような房付きの尻尾に腕を組む。スタンドライトのように引っ張ってやろうかと睨んだ。
3088かつかつと、硬い石の上で踵が鳴る。歩行している足音に続くように影は追いかけ、程よく湿った土の上に靴跡が点点と。日がよく当たる土の上では雑草が生えているが、手入れが行き届いている道には殆どなく。それも数日経てば雑草だらけだ。
用があるのはこの先の木に陰る薄暗い森の中。森の入り口から数メートルはよく人が通るため、土が剥き出しだ。道に沿うのではなく、茂みと茂みの隙間を見つけてはすり抜けた。制服に着いた葉っぱは払い落とし、道から逸れた先を進む。人が来ない場所ではないが、表と比べれば一目瞭然。湿った土においと、生い茂った緑のにおいにすんと鼻を鳴らした。
木の枝に巻き付かせて垂らしているかのような、まるで縄のような房付きの尻尾に腕を組む。スタンドライトのように引っ張ってやろうかと睨んだ。
Lioia Toya
DONE言葉もたらず、心にもあらずレオアズ 甘 捏造有り 新作ss
静寂が広がる図書館に一人アズールは読書に励む。向かい席に『誰か』が着席するも、構わず文字を追うのに忙しいアズールのお話。
アズール受けwebオンリー3rd time『AZUL BLUEに恋をして3』にて展示。
展示③ 言葉もたらず、心にもあらず
印字が並ぶページを捲り、左上の空白から始まり右へと滑らせる。
窓から差し込む日の当たらない席にアズールはいた。ここに腰掛けた理由はとくにない。強いて言うなら利用した棚番から近い席を見つけたから。
うろ、と目移りしてしまいそうなほど魅力的なタイトルの中から一冊を抜き取って、表紙から続く目次へ、目次から続く字面を三行読み進めたところのめり込んでしまい、今に至る。
放課後を利用しているため人の出入りはそれなりに。向かい席の椅子が弾かれ、椅子の軋みと人の影に誰かが席を利用したようだ。図書館利用者の気配は感じ取れても、目の前にあるものに集中しているアズールに周りの音など聞こえやしない。
4238印字が並ぶページを捲り、左上の空白から始まり右へと滑らせる。
窓から差し込む日の当たらない席にアズールはいた。ここに腰掛けた理由はとくにない。強いて言うなら利用した棚番から近い席を見つけたから。
うろ、と目移りしてしまいそうなほど魅力的なタイトルの中から一冊を抜き取って、表紙から続く目次へ、目次から続く字面を三行読み進めたところのめり込んでしまい、今に至る。
放課後を利用しているため人の出入りはそれなりに。向かい席の椅子が弾かれ、椅子の軋みと人の影に誰かが席を利用したようだ。図書館利用者の気配は感じ取れても、目の前にあるものに集中しているアズールに周りの音など聞こえやしない。
Lioia Toya
DONEStrawberry wineレオアズ 甘 死ネタ 捏造有り 新作ss
月だけが照らす暗闇の海で目覚め、薄暗く照らすだけの船が停船していた。人の気配のない海で、海賊船長と名乗る男と出会うマーメイドのお話。
アズール受けwebオンリー3rd time『AZUL BLUEに恋をして3』にて展示。お題【ハロウィーン】 8809
Lioia Toya
DONEひとはだこいしレオアズ 甘 捏造有り ※X(Twitter)にて公開済
魔法薬の副作用により倒れたアズールを、人魚専用の休養ルームへ運んだレオナが看病のため付き添うお話。
アズール受けwebオンリー3rd time『AZUL BLUEに恋をして3』にて展示。 5021
ponyonponyo
DONE2/11(日)変身!!34に参加します。新刊のサンプルです。ページは抜粋しているので続いていません。
「afternoon tea time」
A5/28P/¥400/R18
pass:数字5 6
SweetRubyPie
DONEChrollo tells Annie to meet him at a restaurant. What does he want this time?Just pretend to be my dateBe here at 8, Chrollo texted Annie earlier. Goddammit. Glancing at the clock, she realized that was 30 minutes from now. Next time, he needed to tell her this information sooner. She had a life that was separate from his and she was honestly tired of his schemes.
She didn’t have much time to dress up, so she snatched the first dress she saw in her closet. A bit of mascara and lipstick later, she was good to go and out the door.
2205She didn’t have much time to dress up, so she snatched the first dress she saw in her closet. A bit of mascara and lipstick later, she was good to go and out the door.
TRPG75512035
DONEあけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!!
2024年描き初めということで、自PCの中でも一番辰っぽい人で年明けイラストを描きました。
今年の抱負はもっと絵が上手くなることです!!
そして過去のセッションの記憶に残ったシーンを全部描くんだ!!
クトゥルフ神話TRPG
「toy! toy !toy ! show time!」
HO 怪獣のフィギュア
日葵 瑠依菜 2
clover__zero
PROGRESS[WORK IN PROGRESWork in progress: Simo (Neural Cloud)
I drew Simo for his birthday, but I couldn't make it on time. I just finished the lineart recently. I wanted to finish it before New Year but ala
eaureka
DONEYet another fic submission for Day 5. This time it's John Wick AU.You can read the AU's details here: https://poipiku.com/7441103/8730550.html
(TezDay) LB7 Duo Week Day 5: "AU: John Wick"“Here’s your pen and paper to put your name on, as we have agreed on.”
Slender, bony fingers pushed the Marker badge and a knife made of obsidian toward Daybit. The owner of those fingers was clad in a red made-to-order suit, black coat made of the same expensive fabric as the suit was draped on his shoulders in a manner resembling a cape. Daybit was no stranger to crime lords dressing up in an extravagant style. The man before him was no exception, what’s with the necklace with the large, golden sphere pendant with a hole in the middle that hung on his neck. Everything else about him, however, gave the impression that he took his dressing-up to a high degree that it still appeared pleasant to the other party. His long, flaxen hair was tied in a low ponytail style and rested gently on his right shoulder; a contrast to the snake-like features of his face.
9732Slender, bony fingers pushed the Marker badge and a knife made of obsidian toward Daybit. The owner of those fingers was clad in a red made-to-order suit, black coat made of the same expensive fabric as the suit was draped on his shoulders in a manner resembling a cape. Daybit was no stranger to crime lords dressing up in an extravagant style. The man before him was no exception, what’s with the necklace with the large, golden sphere pendant with a hole in the middle that hung on his neck. Everything else about him, however, gave the impression that he took his dressing-up to a high degree that it still appeared pleasant to the other party. His long, flaxen hair was tied in a low ponytail style and rested gently on his right shoulder; a contrast to the snake-like features of his face.
fatfins
DOODLENSFW, non-explicit content this time.EAGLEOWL *Pregnancy fetish content, fluff, umm really cringe as usual!
(mpreg with afab eli)
Pass: Do you consent to seeing this content and are 18+? 6
sinister_seagul
DOODLEfang and my buildermy time at sandrock
clip studio paint
28/11/23
8/12/23
9/12/23
10/12/23 4
ssssueco
PAST2023.06.03.🌱⚖
ワンドロ(再掲)
第12回お題:初めて
1 hour Drawing/Writing(Re-posting)
12nd theme:"first time" 3
yusamonpe
INFOSHOW TIME でしょ!!12 限定、Immortal H の続き先行公開です。連載の最終ページから載せておりますが、相変わらずの連載仕様のラフさです。ご了承ください。
閲覧には、東4す59b Baila"ra"Rojo のスペースにて展示のパスワードをご確認ください。
※イベント後は、またX(Twitter)内にて随時公開予定です 23
Zoeyez
DOODLE𝘋𝘰𝘭𝘭 𝘥𝘳𝘪𝘯𝘬𝘪𝘯𝘨 𝘝𝘰𝘭𝘬𝘢 𝘸𝘩𝘪𝘭𝘦 𝘜𝘻𝘪 𝘢𝘯𝘥 𝘕 𝘢𝘳𝘦 𝘩𝘢𝘷𝘪𝘯𝘨 𝘣𝘰𝘯𝘥𝘪𝘯𝘨 𝘵𝘪𝘮𝘦Doll: Volka Uzi: *Blushes Slighty* N: Hey Uziii!!!
mk5honey
INFO(通販開始)新刊サンプルです。SHOW TIMEでしょ!! 12
東4/す54a「もりのや」(双ハチ)
「ファピネスフォーユー」 38P/B5/500円
つきあってます。一番欲しいものを教えてくれないはなし。誕生日本です!やった!
通販はこちら
https://ecs.toranoana.jp/joshi/ec/item/040031113764/ 8
テラ小惑星
MENU11/23 SHOW TIME でしょ!! 12東4ホール す55a アス見道
「ハジマリ ブンブン蜂編」サンプル
A5(コピー本)小説
幼い🍱と幼い🐝が某番組を通じて出会う🍱🐝です。
⚠️過去捏造あり
「ふぁっ………ふぁああああーーー!!!」
閑散とした金曜日の昼間、素肌がアスファルトを擦る鈍い音の直後に叫ぶ幼い泣き声が辺りに響き渡った。
母親に頼まれた大きな蜂蜜の瓶が入った重たいリュックを背負い、歩いているうちに疲れきった足をなんとか交互に前に出していた。ただひたすら長い真っ直ぐな道を進んでいるうちに、次曲がるのはどこだったか…間違えて別の道に進んでいないか…と不安に煽られ足を速めたものの、終いには縁石に足を引っかけて足の中央部分から着地してしまう。膝小僧にじわじわ浮かび上がる赤い血液と痛烈な痛みはまだ入園していない子どもにとって耐え難いものだった。
「ふぁあぁっあぁーー…」
重たい、疲れた、怖い、痛い、多くの負の感情が空色の涙から熱い雫を溢れさせ限界を訴える。
1327閑散とした金曜日の昼間、素肌がアスファルトを擦る鈍い音の直後に叫ぶ幼い泣き声が辺りに響き渡った。
母親に頼まれた大きな蜂蜜の瓶が入った重たいリュックを背負い、歩いているうちに疲れきった足をなんとか交互に前に出していた。ただひたすら長い真っ直ぐな道を進んでいるうちに、次曲がるのはどこだったか…間違えて別の道に進んでいないか…と不安に煽られ足を速めたものの、終いには縁石に足を引っかけて足の中央部分から着地してしまう。膝小僧にじわじわ浮かび上がる赤い血液と痛烈な痛みはまだ入園していない子どもにとって耐え難いものだった。
「ふぁあぁっあぁーー…」
重たい、疲れた、怖い、痛い、多くの負の感情が空色の涙から熱い雫を溢れさせ限界を訴える。