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    ふくろ

    105@海自艦擬人化

    DOODLEかもめ(新幹線)とやはぎ(艦)。セルフクロスオーバーみたいなものです。
    新米の冒険 駅から続く電車通りから外れて海沿いの遊歩道を軽く駆け抜け、公園の端まで来るとそこから人々が憩う様子をふわふわと潮風を浴びながら眺める。この景色は元々は海から見る予定であったけれども、あいにく天候の折り合いが悪くて叶わなかった。それ自体はいまも残念に思っているものの、こうして別の機会にでも自ら赴けるあたり、人の身に意識を宿したことのありがたさを感じる。まだ慣れていないのもあってしばしばバランスを崩してしまうけれど。本体の性質のせいかこの身体でも走るのは好きだ。でもたまにはゆっくり歩くのも良いな、と遊ぶ幼い子供の笑い声や木々のざわめきを耳にしつつ元来た道を戻るべく振り返る。
    「こんにちは!」
     いつからいたのか、視界の手を伸ばせば触れられる距離に子供が立っていて、思わずびくっと身体が跳ねた。やや緊張した面持ちで声を掛けてきた子供は背格好からしてまだ小児料金が適用される年頃に見える。驚いて真っ白になった頭でもそれだけは真っ先に過ってちょっと可笑しくなった。落ち着いて思考を巡らせる。確か出掛ける前に先輩からは「人からは見えないのだから、もし迷ったら呼びなさいね」と言って携帯を持たせてくれたのだけれど。中には見える人もいる、ということなのでしょうか。こんなことなら対策を聞いておくんだったと内心はあたふたとしながら何を言うべきかを考える。
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    beruguino

    DOODLEフクロジV展示用ポイポイその2 ネップリの年齢操作現代学パロの市川(17)アカギ(13)の絵を描いたときに考えてたお話というか設定です!後半になるにつれ、もう書きたいとこだけ書きました めちゃくちゃだ! 

    破滅の予感エンドですが、それはそれとして歳が近い市川さんとアカギを並べた時アカギの方が生活力ありそうなの萌えなのでそういう日常回を永遠に見たい。全てが妄想なのに。
    無題 その年の夏も茹だるような暑さで、黄色いコンクリートの道路には真昼の日差しが照り付けていた。

     とぼとぼと、坂道をのぼる。

     滑降する。

     また歩いてのぼる。

     そして、滑降する。


     園長が子供から取り上げたものを保管している物置で、偶然見つけてくすねてきたスケートボードで、この夏、アカギは滑降を繰り返していた。
     自分でもどうしてこんなに飽きもせず繰り返しているのかわからなかったが、やめる理由もなかったし、だいいち、ありえないほど退屈で、暇だった。

     中学校の夏休みが始まる前、アカギがベッドに隠していたたばこと金を、施設の園長が見つけて取り上げた。およそ中学生には似つかわしく無いほどの金は、ギャンブルで手に入れたものだ。夜毎こっそりと抜け出して深夜徘徊するうち出会った南郷という男が、飲み屋で気まぐれにアカギにポーカーを教えたことがきっかけとなり、その豪運に入れ込んだ大人たちに連れられて、アカギはいまや半分違法な賭場にまで出入りするようになっていた。新しいルール、新しいゲーム。退屈は確かに紛れたから、他のことよりは気に入っていた。けれどアカギにはギャンブルというものが、今ひとつ何が楽しいのか、わからなかった。
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    comeco

    DOODLEじゅうさぶ
    鳥が嫌いなじゅーとが可愛いフクロウと出会う話
    ※フクロウはさぶちゃんです。
    ぜんぶ全部妄想です。
    闇夜に出会うは森の賢者「お母さん、この鳥知ってる?」
    「どれ?梟?」
    「魔法使いの男の子と一緒にいるんだ。ペットなんだよ。」
    「へー。梟は幸せを呼ぶのよ。あと賢さの象徴ね。」
    「でも鳥だよね……」
    「そうね。銃兎は鳥嫌いだもんね。」
    「嫌いじゃなくて苦手なの!鳥なんて可愛いのかなあ。」
    「そうね。お母さんも飼ったことないけど愛情があれば苦手でも可愛く見えるかもしれないわね。」
     
     目が覚める。懐かしい夢。母が出てくる夢なんて何年振りだろう。子供の頃読んだ魔法使いの男の子は梟を飼っていた。本で見るイラストの梟は飛ばないし、鳴かないのでこれなら可愛いかもと思っていた。
    「理鶯、交代しますよ。」
     このところ野営地が騒がしく理鶯から睡眠を少し取りたいという申し出がありキャンプに来ている。食事をご馳走すると言われたが左馬刻は今忙しくしていて一緒に来られないと言われ生贄なしで理鶯の食事は摂取出来ないので仕事中に食事を済ませているからすぐに仮眠だけさせて欲しいと食事だけは丁重に断った。仮眠を取った後理鶯を休ませた。
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