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    テイスト

    Lope

    DONEぶぜまつの日ということで、現在書いているぶぜまつエロの導入部分を先行してこっちでupします。ほんのりとホラーテイストだけど、ここからエロになります。信じてください。

    ↓下記のフォームから、項目を選択するだけでざっくりとした感想が送れます。
    是非ご利用ください。
    https://goo.gl/forms/R1YISsW68hwCQEdj2
    万屋街の片隅で、僕たちは 万屋街には、松井江の姿をした幽霊が現れる。そのような噂が方方の本丸でまことしやかに囁かれ、ついには政府も調査に乗り出す事態となってしまった。
     政府の調査機関には、多くの本丸から目撃情報が寄せられた。それらを精査していく過程で、その幽霊と遭遇しやすくなる条件や幽霊の詳細な挙動が明らかになっていった。
     その松井江の姿をした幽霊は、豊前江の姿があるときに高確率で目撃される。しかしその近くに同じ本丸の松井江や、霊や怪異にまつわる逸話を持っていたり寺社に祀られていたことのある刀剣男士がいると、いつの間にかその姿を消してしまうという。
     また、その幽霊は万屋街の外れにある空き家付近に頻繁に現れる。更に、その幽霊は一振でいる豊前江に近づいてきて、その空き家に誘い込もうとしていたという事例も複数報告されている。そのいずれの事例でも、同じ本丸の松井江が豊前江を呼び止めた瞬間に幽霊が姿をくらませていたため、刀剣男士や審神者等に対しての被害は無かった。
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    mori_yuen

    DONE前にアップしたハンルス01の続きです。が、齟齬やテイストの違いがあるので01を読まなくても大丈夫です。なんやかんやで後日会う約束をしたんだな〜と思っていただければ。
    Hand(ハンルス02)01続き ルースター視点
     「お前、来週こっちに来るんだって?」
     電話越しのハングマンの言葉に俺はぎくりとした。ハードデックでの件から三週間。発端はハングマンにあるとはいえ、あの顛末は流石に気の毒に思い「次は奢るよ」と言ったものの、その機会が来る前に俺達はそれぞれの基地に戻ることになった。一足先にファイタータウンから去ろうとする俺に「連絡先教えろよ」とセルフォンを差し出してきたハングマンは、表向きはいつもより爽やかな笑顔を作っていたが、「逃げられると思ってんのか」という副音声が聞こえてくるような圧を発していた。いや、別に反故にしようとしていたワケじゃ無いし、と心の中で反論しながらも、まぁ奢るのは次にあった時━━そんな機会がいつあるかなんて検討もつかないのに━━でいいかと思っていたのも事実なので、「もちろん、お前のも教えてくれ」なんて笑顔で連絡先を教える。そんな俺を疑わしそうに見据えた後、いつも通りの胡散臭い笑顔に戻ったハングマンは「じゃ、いい店があったら連絡する」と言って見送りもせずに去っていった。アイツ、凄い高い店を選んでくるんじゃないだろうな、という一抹の不安を抱えながら俺はホームタウンに帰還した。
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