ポアロのサンドイッチが美味しい理由友人にここのサンドイッチ美味しいんだってって言われて休日にカフェに行くんだけど、 何か物足りなくてポアロのサンドイッチの方が美味しいなと思う夢主。数日後、ポアロに遊びに行って梓さんに「〜って事があって、たしかに美味しかったんですけど何ででしょうね」って話してたら「お待たせしました」ってサンドイッチを出してくれる安室さんの笑顔に物足りなさはこれだと気付いてしまう。気付いてしまったらサンドイッチの味もよく分からなくなってしまって、しばらく安室さんがいる日はいつものカウンター席に座れなくなってしまう片想い。

寒い朝とK学組萩原は朝ご飯と温かいもの用意してくれるイメージがあったのに、いざ付き合ってみると「んじゃ、二度寝しちまうか」って悪戯っぽく笑ってお布団でちょっとだけいちゃいちゃしてそのまま暖かくなるまで一緒に二度寝してくれて幸せだなってなる朝。

松田は付き合う前は布団剥いででも起こしてくるかと思いきや、実際は松田の方が布団から出られなくてゆっくり寝顔を堪能して、自分だけが見られる顔に幸せを感じながら「起きなくていい？」って小さな声で聞くと「いい」って返事と共に抱きしめられて抜け出せなくなってしまうので、まぁ、いっかって松田が起きるまでゆっくりおやすみ。

景光は付き合う前の予想通り朝食の支度を済ませてから「そろそろ起きよ？」って起こしに来てくれる。寝ぼけ眼を擦りながら食卓につくと私の好きなものばかり用意してあって「美味しい」って幸せな顔して食べてると「よかった」って言いながら私よりも幸せそうな顔してこちらを見る景光と目が合うので心がぽかぽかになる。

萩原さんと朝の光景遅刻しそうで焦って洗面所で朝の支度をしていると萩原が起きてくる。
「おはよ、◯◯ちゃん。もしかして時間ギリギリ？」
「うん、ちょっと寝坊しちゃって…」
「んじゃ、さっさと用意して送ってくとしますか」
寝坊した私が悪いのに送ってくれるなんてほんとに優しいな…と思っていると、着替えてきた萩原はちょっとごめんよとメイクをする私の横で身支度を始めた。顔を洗って、寝癖を直してから髪を整えて。何度も見たことがある光景の筈なのに、鏡越しに自分と並ぶ姿を見るのは初めてでなんだか不思議な感覚だ。普段から彼との身長差を感じる事はあったが、横に並ぶとこうも差があるのか。
「前、ごめんね」
「え、あ、うん」
少し上の棚に置いてあったワックスに手を伸ばす萩原の何気ない表情に、そして鏡越しに合った視線に心臓がキュッとなった。普段からカッコいいとは思っていたが、支度をしている時からカッコいいというのはずるいと思う。

ゆめみる時もあなたのそばで「よぉ。先生は？」
足元に擦り寄ってきた白猫はネロの問いかけに答えない。代わりに足元をくるくると回り、行こうよと誘うように見上げてくる。暫し見つめ合ったのち、ふ、と吐息と共に笑みを零す。
「迎えに行く？」
なぁん。
今度は返事をするようにひと鳴き。玄関の方へ走り去ってゆく後ろ姿を見送りながら、ネロはコンロの火を消した。
まだ湯気をたてる小鍋に蓋もして、間違って精霊たちが鍋をひっくり返したりしないよう、けれど多少のつまみ食いくらいは大目に見てやる魔法でやわく結界を張って。
勝手知ったる足取りで玄関をくぐれば、嵐の谷は澄み渡るような風が吹いている。やわらかくネロの髪を揺らすそれは、ほのかにファウストの魔力の香りを運んできた。

mackerel bahn mi"...Shit."

　Higuruma mutters, remembering something as he gets off the airport and walks along the shoreline toward the hotel, and Nanami asks.

"Higuruma-san, what's wrong"
"I forgot to bring my medicine"
"...That's not good"

　Nanami pulls out a pair of handcuffs from him carry case and connects Higuruma's left hand with him own right hand.